絶景の辺戸岬から、山側を眺めると、少し離れた海岸の上の山に巨大なヤンバルクイナの像が見えます。
これがヤンバルクイナ展望台です。
ヤンバルクイナとは、このやんばるの森に住む鳥で、全長35cm程の小さな鳥で飛ぶことができません。そのため、森林の伐採やダム、道路建設などにより、生育域が減ったり、分断されたりしたことや、人が持ち込んだ猫や犬、またハブ退治のために森に放されたマングースなどの格好の餌食となり、絶滅に危機にまで瀕しています。
国頭村では、そんな貴重なヤンバルクイナを村の鳥として大切に保護してきました。
そんなヤンバルクイナの姿をリアルに再現した象が立つのが、このヤンバルクイナ展望台です。
辺戸岬からの強烈な印象にも関わらず、展望台までのルートが判りにくいため、比較的人が少なくゆっくりと絶景を楽しむ事ができる場所でもあります。なお、展望台までのルートは、下の宇佐浜から整備されていますが、車1台がようやく通行できる道路幅で、途中、側溝のある場所もありますので、運転には気をつけてお出かけください。

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