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オカマの好きなスポーツ [日記]

今でこそ、野球やサッカーなどを見るのが好きなゲイは多い。いや見るだけやなくて、実際に現役でプレイしてるゲイも多い。東京や大阪などには、もちろん野球やサッカーだけでなく、いろいろなスポーツのチームがあるようや。

ワシらが、ゲイバーデビューした当時は、ゲイのスポーツと言えば、バレーボールやテニスに、ボーリングぐらいやったように思う。逆に野球やサッカーは、どっちかっつうとゲイにとっては、嫌いなスポーツやったと思う。
ゲイの好きなスポーツの条件を考えると、基本的にボクシングや格闘技のように直接相手を叩いて倒すのではなく、ボールなどを使い、頭脳プレイ(いけず・・・笑)で相手と戦い、しかもプレイに美しさを兼ねたものやと思う。

そういう意味では、つい先週まで開催されていたソチオリンピックのフィギュアスケートは、ゲイの好きなスポーツの1つではないやろか?
そう言うワシも、札幌オリンピック(1972年開催)から興味を持ち、カルガリーオリンピック(1988年開催)で、面白いようにジャンプを飛ぶ伊藤みどりを見て、一気にフィギュアスケートのファンになってもおた。それも最初の頃は、テレビで見て応援するだけやったんやが、ある東京のフィギュアスケートフリークのゲイと知り合ったことで、それ以降、毎年のように少なくとも日本で開催されるNHK杯を実際に観戦するようになり、その後は、日本で開催される世界クラスの大会も可能な限り見に行くようになった。

フィギュア好きになった始まりが伊藤みどりやったこともあって、ワシの場合、どっちかっつうと芸術面より、技術面を中心に見てまう。そんなこともあって、伊藤みどり以降、なかなか応援したい選手がいてなかった。そんな中、ようやく応援したくなる選手が浅田真央やった。
2004年から2005年のシーズンに世界ジュニア選手権に初出場初優勝し、全日本選手権でもトリプルアクセルを跳び2位になった。残念ながら、翌2005年から2006年にかけて開催されたトリノオリンピックには、年齢制限に87日ほど足らず出場できなかったが、もし出場していたら・・・
いやいや、出場できなかったからこそ、今の浅田真央があるのかもしれない。

先日、あるテレビ番組で、トリノオリンピックで優勝した荒川静香が言うてた、スケーターには、人生にたった1度だけ自分が出し切れたと思える瞬間があると・・・
今回のソチのフリーは、きっと浅田真央にとって、これまでで唯一自分が出し切れたと思えた滑りやったのかもしれない。
実は、フリー終了後、ISUのサイトから得点表をダウンロードして見てみて、びっくりしたんやけど・・・
いや、もうそんなことはどうでもエエ、それが今回の浅田真央の演技やったと思う。メダルがどうこうやなく、浅田真央の完全燃焼した演技に、世界中の人が素直に感動したんやろと思う。あのタチアナ・タラソワですらロシアのテレビ放送の解説をしている最中に、「真央ありがとう!」と素直に言うたぐらいやから・・・。

スポーツと言うと、どうしても勝ち負けにこだわりがちや。日本が、何個のメダルを取ったとか、どこそこに勝ったとか負けたとか・・・。もちろん、浅田真央には金メダルを取って欲しかったが・・・(笑)
ただ今回、浅田真央は、勝ち負けやなくてもスポーツは人を感動させてくれると言うことを思い出させてくれたように思う。人に、素直な感動を与えることができるのがスポーツなんやと思う。だからこそ、ワシらはスポーツを観戦することが好きで、また自分自身がスポーツをするのかもしれない。
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