SSブログ

ポークとコンビーフハッシュ [沖縄情報]

 沖 縄には、沖縄独特の呼び方をする、食べ物が多い。例えば、沖縄で典型と言えば、ゴーヤ。ワシは、小さい頃からニガウリという名前で、夏になると母親が軒下で育て、卵と炒めて出してくれた。それも、最盛期になると、ほんま毎食なんらかの形で、食卓に上っていたもんや。子供ゆえ、あの苦さが、少し苦手ではあったんやけど・・・(笑)最近じゃ、ピクルスにして、お漬け物並の扱いで、食べているらしい・・・
 ニガウリのほかに、ヘチマは、ナーベラーやし、山羊は、ヒージャーやし、数え切れないほど、独特の呼び名が存在する。

 存在すら知らなかったものもある、その代表と言えば、モーイや!沖縄におったことがあって、今は東京在住の友人に、東京で手に入らないからと頼まれ、初めて知った。内地では、赤瓜と呼ばれるらしいが、瓜科でキュウリのでかいサイズみたいな夏野菜や。大きいものやと、数キロにもなるらしい。

 ところで、住んでいて一番困るのが、同じ呼び名やのに、まるで違う食べ物や。例えば、チャンポンと言われる物は、麺類ではなく、丼物やし、すき焼きは、鍋やなく、お皿に載って出てくる。

 そんな一種独特の沖縄の食文化であるが、それらの独特の食べ物の中には、アメリカ文化の影響を色濃く残したものもある。
 その典型が、ポークや。ポークと聞くと、豚肉を想像してまうんやけど、これは、内地で言うところのランチョンミート、もしくはスパムで、1センチ弱の厚さに切ったものを炒め、卵と一緒に、ポーク玉子なる定食があったり、チャンプルの具材の1つとして使われることが多い。
また、コンビーフも沖縄独特な食べ物の1つや。コンビーフ自体は、特に珍しいものでもないが、沖縄の場合、コンビーフと言うと、コンビーフに、ジャガイモのみじん切りが混ざった、コンビーフハッシュなるものが、コンビーフとして、堂々と存在している。
 実際、スーパーなどでは、コンビーフハッシュとの名前で売られているんやけど、沖縄の友人たちは、単にコンビーフと呼んでいる。ただ、このコンビーフハッシュは、それ自体で食べると言うより、ポーク同様、チャンプルや、焼きめし、オムレツなどの具材の1つとして使われることが多く、コンビーフハッシュを入れることで、特に味付けしなくても、チャンプルや、焼きめし、オムレツが美味しくなるんで、手軽な食材兼調味料として、使われているようや。

 ポークにしても、コンビーフにしても、地元のスーパーなどで、手軽に手に入るし、時に特売で、激安で売られていたりする。沖縄のお土産の1つとして、持って変えれば、手軽に沖縄の味を再現できるし、意外にエエお土産になるかんしれん。

 旅先で、地元のスーパーなんかを覗いてみるのは、食文化を含め、その地域や人々を知る上で、とても面白いもんやし、意外な発見が多い。特に沖縄には、24時間開いてるスーパーも存在している。ぜひ、沖縄にお越しの際には、観光がてら、沖縄のスーパーを覗いてみて欲しい。
それにしても、いや!いや!まだまだ、沖縄の食文化は奥が深いっ!!!!!
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。