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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第15話 ▷発展公園日記 その1 [妄想小説]

 当時、誠次郎はこの公園の近くに引っ越してきたばかりだった。そしてある夜、午前0時を過ぎた頃、ジョギングがてら男達と遊ぶためにこの公園で出かけた。その夜の誠次郎は、下着も着けず、ピチピチのタンクトップと陸上用の横が腰まで切れ込みの入った薄いランニングパンツだけを履いて出かけたと書かれていた。
 誠次郎の遺品の中から、似たようなものを探し身につけた。ただ誠一郎の身体が、誠次郎と比べると一回り大きい分、誠次郎のタンクトップもランニングパンツも誠一郎にはピチピチ過ぎて、身体に張り付き、付きだした乳首や毛深い身体、そして股間の膨らみさえも透けて見えるような格好だった。こんな恥ずかしい格好で人前に出るなんて・・・。浅ましい格好に羞恥心を感じながらも誠次郎と同じ経験をするんだと、その格好のまま車に乗り込み公園に向かった。そして公園に着くと、誠次郎が走ったであろう公園内の道を走った。公園の一番外側の道を、ほぼ2周するうちにメモ書きにあった、街灯の真下のベンチの場所も確認できた。真夏の夜は暑かった、普段通りの早さで走ると、汗が噴き出し、ただでさえ薄い素材でできたタンクトップと、ランニングパンツは濡れて透けやすくなり、まるで全裸で走ってるかのようだった。時折すれ違うランナー達も、誠一郎の姿に一瞬驚いたような表情を見せ、二度目にすれ違った時は、誠一郎に気がつくと、小馬鹿にしたようなにやけた表情で誠一郎をジロリと見つめた。
 2周程したところで、メモ書きにあった街灯の真下にあるベンチに浅く座り、股を開いて誰かが来るのを待った。

「あれっ、久しぶりっ!しばらく見掛けなかったから心配してたんだ。それにしても相変わらずいやらしい格好だね、ド変態君!でもなんか、久しく見ないうちに、身体大きくなったんじゃねえか?まあその分、いやらしさ倍増だけどな!」
 しばらく待っていると、公園の中の道路を髪の毛が薄く禿げかけたおやじがジャージ姿で走ってきた。そして誠一郎に気がつくと、そう言いながら誠一郎の左隣に腰掛けてきた。そして右手で誠一郎の太腿を撫でた後、ランニングパンツの横の切れ込みから股間に手を差し込むと、当然のように膨らみ始めた誠一郎のチンポを外に引っ張り出した。時より人が通る場所で、道路から丸見えにも関わらず、男は、誠一郎の方に身体を向けると引き釣り出した誠一郎の亀頭をグリグリと揉みながら話を続けた。
「しばらく逢えなかったから、皆心配してたんだよ!あまりに派手にやられ過ぎちゃって、恐れなしたんじゃないかって・・・。青テントの爺さん連中も、あんたみたいにモテ筋なのに、相手選り好みしないで、誰にでもやらせる奴って滅多にいないって、見掛けなくなったことを寂しがってて・・・。なっ、今夜はゆっくり出来るんだろ、この間みたいにやってやるよ!そしたら、すぐにみんな集まってくると思うぞ!」

 男は、そう言うと誠一郎のタックトップをたくし上げ、両手を頭の後ろに組ませると、たくし上げたタンクトップで、器用に両手を縛り上げ、拘束した。そして、誠一郎の前にしゃがみ込むと、誠一郎のランニングパンツを脱がし、それもたくし上げたタンクトップの中に押し込んだ。そして頭に巻いていたタオルで誠一郎に目隠しをした。メモ書きを読んでどんなことをされるかは判っていた。だが薄暗い公園の中で唯一街灯の明かりで照らされた道路脇のベンチの上で、ほぼ素っ裸に近い格好のまま拘束されると、不特定多数に素っ裸を見られるかもしれないという恥ずかしさもあったが、ゾクゾクするような興奮の方が強かった。
「相変わらず、良い身体してるよなあ・・・。しかも毛深くて格好良い!」
 そう良いながら、誠一郎の乳首に吸い付いた。そして左手で勃起したチンポの先をグリグリと亀頭責めをしてきた。
「あっ・・・」
「兄ちゃんの感じるポイントは、この間すっかり覚えされてもらったからな!もうちょっと人が増えるまで待ってて!そしたら、みんなが見てるまえで、犯してやるからよ!」

 誠一郎達のいるベンチに近づく足音がした。足音からするとランニングしているようだ。誰だか判らない男に見られるかもしれない。そう思うとチンポの先から先走りが垂れた。男の足音は、誠一郎達のいるベンチのほんの数メートルほどの距離に近づいた瞬間、灯りに照らされた全裸の誠一郎に気がついたのか、急に元来た道を戻っていった。
「ちっ!覗いてくれたら、一緒に兄ちゃんのケツ掘らしてあげたのになあ・・・」
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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第14話 ▷発展トイレ日記 [妄想小説]

 誠次郎が使っていた通勤路の乗り換え駅のホームには、中央にある連絡橋とは別に先頭車両の停車位置のさらに先に連絡橋があり、その下がトイレになっていた。次の誠次郎の日記は、そのトイレでの出来事が書かれていた。
 こんな場所にトイレがあること自体、誠一郎は知らなかった。また一見すると、トイレがあること自体が判りにくくなっていた。だからそのトイレは、知る人ぞ知るという場所だったのだろう。男好きの男達が集まる場所としては、ある意味最適だ。誠次郎のメモ書きを見て、この場所を見た瞬間、誠一郎はそう思った。

 週末前の夕方、誠一郎はそのトイレに向かった。ホームは、自宅に戻るサラリーマン達で溢れていたが、そのトイレは、それ程混んでいなかった。数人の男達が、洗面台の前で手持ちぶさたそうに屯し、いくつか並んだ小便器も、ほとんど空いていて、数人の男達が用を足しているだけだった。
 誠一郎は、並んでいる小便器の奥から2つ目で用を足しているサラリーマンの親父の隣に並んだ。一瞬、おやじは驚いた顔で誠一郎を見たが、すぐにまた正面に向き直った。確かに、これだけ空いてるのに、いきなり隣に来られたらびっくりするだろうと、親父の動きを心の中で笑いながら、親父同様に、真正面を向くと、ベルトを緩め、スラックスのホックを外し、ジッパーを下げ、膝までスラックスを落とすと、極小のビキニの前を降ろし、勃起したチンポを出し、扱いて見せた。
 隣で用を足していたサラリーマンのオヤジは、誠一郎の方をちらっと覗くと、次にじっと覗いて来た。
「ほうっ・・・」
 その時、誠一郎の右隣に学生と思われる若物が立ち、小便を始めた。だが誠一郎と奥のオヤジの様子に気がつくと、誠一郎の方に顔を向け、誠一郎の股間を覗いてきた。
「おっ、すげえ!」
 小便を終え、しずくを切り、ジーンズのジッパーを上げても、学生は、まるで小便が続いてるような立ち位置のまま覗いてきた。

 一旦、完全に勃起したチンポを極小のビキニの前に押し込むが、チンポがデカくなりすぎて、チンポの頭と竿の半分がはみ出していた。そのまま膝のスラックスを上げ、ジッパーだけを閉めると、ホックとベルトはそのままで、真後ろの個室に入り鍵を掛けた。個室の中で、ベルトの金属をガチャガチャ言わせながら、着ていたものを全て脱ぎ捨て、リュックに押し込むと、ネクタイと靴下だけの姿になり、大便器を跨いで扉の鍵を外し、チンポを扱き続けた。ガチャと言う鍵が外れる音がし、扉が自重で少し内側に開いて止まった。

 扉の僅かな隙間から、さっきのオヤジが覗いてきた。
「ほうっ・・・」
 オヤジは、そう言うといきなり扉を押し開いた。ネクタイと黒い靴下だけの素っ裸でセンズリする誠一郎。その時トイレに来ていた男達が、集まってきた。

「この兄ちゃん、男前で、エエガタイしてるのに、露出狂のド変態だ!こんだけの器量しとったら、やりたいって奴はどこにだっているだろうに・・・」
 ニヤニヤと笑って覗いていた親父が、そう言うと、誠一郎のネクタイを掴み、誠一郎をトイレの個室から引っ張り出した。そしてネクタイを引っ張ったまま、トイレの小便器の上にしゃがませると、手慣れた様子で、ポケットから取り出したハンカチで、両手を小便器の金具に縛り付け、カバンの中から真っ赤なマジックを取り出すと誠一郎の毛深い胸から腹にかけて、「公衆便所」と書いた。そして、誠一郎の勃起したチンポも細紐で縛り付けた。そして学生が首に掛けていたタオルを借りると目隠しした。素っ裸でいるより、ネクタイと黒い靴下だけの姿の方が、余計にいやらしくド変態に見えた。その上、胸には公衆便所と書かれ、小便器に縛り付けられた姿を、男達に晒されている。そう思うと、誠一郎のチンポは、細紐で縛られているにも関わらず、ギンギンに勃起し、亀頭の先から、タラタラと先走りを垂らし続けた。
「んじゃ、俺が一番にやらせてもらうぞ!」
 おやじはそう言うと、誠一郎の口に、チンポを押しつけた。思わず口が開くと、そこに勃起した臭いチンポが突っ込まれた。
「へへへへへっ!臭せえだろ?あんたみたいにこういうのが好きな奴多くてさ、ここしばらく洗ってねえんだ!んじゃ、まずは小便から・・・」
「小便飲まされる・・・」
 心構えもできない内に、男は喉の奥まで勃起チンポを突っ込むと、生暖かい小便をし始めた。拒絶しようにも、小便は喉の奥を通り、もう既に胃袋を満たし始めていた。
「おらっ、いきなり嘔吐いて、溢すんじゃねえぞ・・・」
 思ったように息ができず、必死で鼻で呼吸をするが、男の小便が終わり、ゲップをすると、男の小便の臭いが鼻を通り抜け、思うわず嘔吐きそうになる。涙目になりながら必死で堪えた。まるで誠一郎の口や喉に蓋するように、男は、勃起チンポを口から抜かず、そのまま続けて腰を前後に動かし始めた。
「なんだか、こうしてみんなに見られながら、こういうガタイの良い男を犯すって、妙に興奮するなあ・・・があっ、気持ち良いっ!溜まってるからな、取り敢えず一発抜かしてもらうぞ!」
 そう言うと、サラリーマンのおやじは誠一郎の喉の奥にザーメンを打ち付けた。
「じゃ、次は俺な!俺、取り敢えず小便ぶっかけてから、兄貴のケツ使わせてもらう!」
 誠一郎の身体に、学生の暖かい小便が掛けられ、口の中まで入れられた。意を決してごくりと飲み込むと、そのままで一回転させられ、うつむきにされるといきなり学生のチンポがケツに突っ込まれた。

「うひょっ!準備いいね!すっかりケツの中も掃除してあるし、たっぷりとジェルも入っていて、気持ちいいっ!」
 学生は、最初っからトップギヤで、がんがんに掘り始めた。そうこうしている間にも、左横から別の男のチンポが差し出され、誠一郎の口を犯し始めた。右横にしゃがんだ男は誠一郎の乳首を摘まんだり引っ張ったりして弄り始めた。
「後支えてるし、取り敢えず今はこのままで逝くぞ!今夜は、もう1発使わせてもらうからな!」
 そう言って、誠一郎のケツの奥に学生はザーメンをぶっ放すと、その場を離れた。ほぼ同時に3人目の男が、誠一郎の喉の奥に射精すると、次は洗面台に座らされ、4人目の男にケツを犯された。5人目には、便所の床の上に仰向けに寝転がされ、ケツを使われ、6人目は、個室の大便器の中に頭を突っ込んだ四つん這いで犯された。その後も、小便がてら覗きに来た男達に終電が出るまで犯し続けられた。

 終電が出発し、一人トイレに残された誠一郎は、駅を出て、駅前のロータリーでタクシーを拾うと、自宅の場所を告げた。自宅に向かうタクシーの中で、トイレでの出来事を思い出してみる。ここも違う・・・。
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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第13話 ▷痴漢電車日記 [妄想小説]

 誠次郎の日記を通し誠一郎は、これまで自分が知らなかった事や、気がつかなかった事をいろいろと教えてもらった。
 次の日記に書かれていたのは、通勤電車内で起こった出来事だった。そのため誠一郎は、有給を使い休みを取ると、いつもより早く起き、誠次郎の住んでいた町の駅まで車で向かった。

 誠次郎が通勤に使っていた7時30分発の快速電車の先頭車両、しかも一番前のドアから、電車に乗り込んだ。回りはスーツを着たサラリーマンと学生と思われる男だけの場所だった。誠一郎も、その日は全裸にスラックスを履き、裸のうえに白いシャツを着て、ネクタイを締め、上着を着て、電車に乗った。ここから、5分程走り次の駅を出ると、誠一郎の乗り込んだ側の扉は開かない。また次の駅を出ると、誠次郎の乗り換え駅までは30分程止まらない。

 電車が動き出してすぐに誰かの手の甲が誠一郎の股間に押し当てられ、ケツには誰かの股間が押し付けられた。電車に乗り慣れていない誠一郎は、ギュウギュウ詰めの車両の中でどう身体を動かして良いのか判らず、ただじっと耐えるしかなかった。じっと抵抗もできず身動きしない誠一郎に、股間の手の動きが大胆になってきた。手の甲から手のひらに変わると、揺れに併せて、チンポが扱かれた。勃起すると亀頭の辺りを別の誰かの手がグリグリと捏ねた。ケツに押し当てられた股間も、いつのまにか勃起していた。身体の横に降ろしていたそれぞれの両手の甲に誰かの勃起した股間が、電車の揺れに併せて押し当てられた。なんの抵抗もできず身動きすら出来ないまま次の駅に到着した。さらに大勢の男達が乗り込み、誠一郎は、奥まで押し込まれた。
 電車が動き出すとすぐに誰かの手で誠一郎のスラックスのファスナーがジリジリと降ろされ、また別の誰かの手で同時にベルトが外さた。最期にまた別の誰かの手でスラックスのホックも外された。
「あっ、落ちる・・・」
 電車の揺れに併せるように、徐々にスラックスが膝まで落ちていった。いや、後ろの誰かに降ろされたのかもしれない。満員電車の中で、勃起したチンポが丸出しにされてしまった。
「ほう!ノーパンとは、やる気満々っすね・・・」
 耳元で誰かがそう呟くと、回りの男達みなが覗き込んできた。

「違う!俺は・・・」
「ここにノーパンで乗ってくるとは、露出狂のド変態っすか?渋い男前なのに・・・(笑)」
「違う!俺は・・・」
「いや!いや!こういう男前こそ、ど淫乱で、ど変態などMが多いんすよ!」
「違う!俺は・・・」
「さあ、グチャグチャ言ってないで、時間は残り少ないんすから、兄貴がその気なら、さっさと楽しませてもらいましょ!」
 誠一郎の回りで男達が好き勝手なことを囁きあった。
 すると回り中から手が伸びて来て、ネクタイが緩められ、シャツのボタン全てが外された。
「ほらね!シャツの中も裸でしょ!しかも、かなりのガタイっすから、みんなに見て欲しいんすよ!」
 上着と一緒にシャツが肘まで脱がされ、誠一郎は、すっかり全裸にされてしまった。
 気がつくと、満員でギュウギュウ詰めにも関わらず、誠一郎の周囲の男達全員が、誠一郎の方を向いていた。そして、それぞれが、それそれ好きな場所を弄り始めた。両手が後ろに回され羽交い締めになった。あるものは乳首を摘まみ、あるものは乳首を撫で、勃起したチンポの竿を扱くものもいれば、亀頭をグリグリとこねくり回され、金玉をさわさわと撫でられた。耳元で、息を吹きかけながら耳たぶを甘噛みするものもいた。毛深い胸板を揉むもの、剛毛を引っ張りものもいた。身体中のありとあらゆる場所が、周囲の男達の手でいじり回された。
「あっ、そこは・・・」
 誰かの指が、誠一郎のケツの中にズブズブと侵入してきた。
「あれっ、すげえ!ケツもしっかり準備万端っすよ!」
 両サイドの男達が、誠一郎の太腿を引き、がに股にされると何本もの指がケツの穴に入れられた。
「がっ」
「また!またっ!ここまで準備しておいて、しかもチンポギンギンで汁垂れ流してるくせに!」
「おおおおっ、これは久々の大当たりっすね!んじゃ。時間もないことだし、俺からやらせてもらうぞ!」
 いつの間に引っ張り出したのか、後ろの男の勃起したチンポがケツの穴に押し当てられると、弄っていた指が一旦引っ込んだ。
「随分な遊び人かと思ったら、ケツの締まりメチャクチャ良いぜ!中もトロトロだし・・・」
 電車の揺れに併せて男は腰をがんがんに振り続けた。
「んじゃ、ちゃっちゃと逝かせてもらうぞ!」
「止めてくれっ!」
 直腸の奥深くに男の精が放たれた。
「じゃあ、順番だと次は僕っすね!」
「良いから、早くやってくれ!こんな上玉、そうそうお目にかかれないんだから」
 気がつくと、回りの男達は、みな誠一郎を弄りながら、皆がチンポを引っ張り出し、扱いていた。
「・・・・ぐへっ!すげえ、気持ち良いっ!逝きます!逝きますよ!」
「止めて、止めてくれっ!」
 学生風の男がザーメンを誠一郎の中に放つと、誠一郎の肛門から、二人分の汁が漏れ出てきた。垂れた汁が太腿を伝い気持ち悪かった。男達は、そんなことにお構いなして、次は頭の禿げたおやじのチンポが押し込まれた。

 身体中をいじり回されながら、チンポを扱かれ、立て続けにケツを掘られている内に、誠一郎のチンポのザーメンも登り始めた。
「だめだっ!逝きそう!逝きそうっ!逝くっ!逝くっう!」
 逝く寸前に、誰かのハンカチでチンポの先を包まれ、その中に汁を飛ばした。
 それからも、乗り換え駅に着くまでの間、犯され、チンポを扱き、精液を抜かされ続けた。途中から、足ががくがくして立ってられない状態になると、両脇の男達が誠一郎の身体を支え続けた。何十人もの男達の精液が、誠一郎の直腸内に放たれ、ケツの穴からは収まりきらなくなった男達のザーメンが、ダラダラと零れ続けていた。
 電車が駅の構内に入ると、皆の手が伸び、誠一郎のスラックスを引き上げ、シャツと上着を着させた。ただ、締まることを忘れたケツからは男達の汁が溢れ、両足を伝い、足首まで垂れてきていた。電車が乗り換え駅に到着すると周囲の男達のほとんどが降りて行った。誠一郎も、力の入らなくなった足を引きずりながら、やっとの思いでホームに出て、目の前にあったベンチの上にへたり込んだ。

 ようやく、なんとか力が戻って来ると、反対側のホームに行き、元の駅まで戻る快速電車に乗り込んだ。車内には、ほとんど人がおらず、ケツから漏れ出た男達の汁がスラックスの股間に染みこみ、電車の座席まで染み出てしまったが、もう身体が言うことを聞かなかった。
 電車の車内で、全裸にされ、無数の男達の犯されるという異常な状況に、誠一郎は、興奮し、何発ものザーメンを無理矢理飛ばされた。気持ち良かった。だか、なんか自分の思う世界と違う気がした・・・。
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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第12話 ▷発展サウナ日記 その4 [妄想小説]

「だって、本人がそうしたいから、ここでこんなことしてるんでしょ!どMだよ!」
「じゃあ、やっちゃおうか!でもあんたネコなのにケツ掘れんの?」
「だって、この格好見てたら、ほら勃起しちゃったし、今ならできるはず!」
「じゃあ、あんたから入れてみな!」
「んじゃあ、失礼します!」
 そう言うと、ヌルリと若物のチンポが誠一郎のケツに潜り込んできた。
「あっ、すごい!すごく締まるっ!中もトロトロでグチョグチョ!気持ち良いっ!」
「じゃ、このデカマラ頂きっ!」
 誰かの口が、チンポを咥えた。じゅぼじゅぼと言う音を立ててしゃぶってきた。
「すごくデカくて旨いっ!雁も大きいし、このデカマラで突いて欲しいな・・・」
「えっ、じゃあ入れれば良いじゃん!前から、こうお尻突きだして・・・」
「こう?あん、ふんっ、大きいっ・・・大きすぎてなかなか入らないっ!」
「何甘えたこと言ってんのよ!こういう機会めったないだから・・・頑張りな!」
 何度かの押し引きの後、ずるりとチンポが誰かのケツの中に潜り込んだ。
「あっ、すげえっ!気持ち良い!」
 そう言いながら、何度も押し引きされた。後ろからも、誰かのチンポがケツをガン掘りしてきた。その間中、別の誰かが誠一郎の乳首をなめしゃぶった。後ろの若物が逝くと、またすぐに別の誰かのチンポが入れられた。若者達は、キャーキャー言いながら、代わる代わる誠一郎のチンポをしゃぶり、ケツを犯しまくった。

 廊下を誰かが上ってくる足音が聞こえてきた。そして、その足音が近づいてきた。
「ほうっ!こりゃ、すごいなあ・・・」
 そう言いながら男が近づいてきた。そして、誠一郎の胸や腹、太腿をなで上げると、乳首をちょんと摘まんだ!
「はうっ!」
「こいつさ、こんな男前でガタイが良いくせにどMのド変態なんだよ!」
「ほう!じゃあ、後でワシも使わせてもらってもいいか?」
「大丈夫、もうすぐこの子終わるから・・・すっごく締まって名器だよ!」
 『逝くッ!』と言って、4人目の若物が、誠一郎のケツの中で逝った。そして若者達が皆サンキューと言いながら去っていった。
「んじゃ、次はワシがやらせてもらうぞ!それにしても、あいつらどんだけ種付けしたんだ?ケツの中ぐじゅぐじゅじゃねえか?」
 そう言ってオヤジが誠一郎の肛門を開くと、ドボドボと若者達の汁が溢れ出た。

 その後、このオヤジを含めて、20人近くの男達に口やケツを使われ、回された。そして夕方になり客が減り、周囲に誰もいなくなったところで、マッチョ兄貴が戻ってきた。兄貴は戻ってくると後ろから誠一郎を抱きしめ目隠しを外してくれた。そして、その場でいきなり誠一郎のケツに勃起したチンポを押し入れた。
「何度も、何度も、耐えられなくなって、何回お前を取り戻そうと思ったか・・・。でも何だかみんなに回されてるお前が楽しそうに見えて・・・。俺から言い出したことなのにな・・・。お前のケツの中にあるあいつらの汁全部掻きだしてやるっ!」
 そう言うと、マッチョ兄貴は、何十人もに使われ、男達の汁で溢れた誠一郎のケツをガンガンに掘った。
 その度に、ブシャブシャ、ドボドボと男達の汁が掻き出され、吹き出した。

 誠一郎が、固辞したにも関わらずマッチョ兄貴は、どうしても家まで送ると言って聞かなかった。自宅近くの駅に車駐めてあるからと、自宅近くの駅まで送ってもらうことにした。
「なあ、俺と付き合わないか?こんなに人のこと好きになったの初めてなんだ・・・。お前を手放したくない!お前が望むことだったら何でもする。俺にできることだったら何でもするから・・・。ごめん、お前の気持ち考えずに俺のことばっかりで・・・。でも本当に好きなんだ・・・。すぐじゃなくても、何年か後でもいいから、もし俺のこと思い出したら連絡してくれないか?」
 車から降り、送って貰ったお礼を言うと、マッチョ兄貴は、そう言って、バッグから取り出した会社の名刺に、何かを書いて誠一郎に手渡した。そして、元来た道を戻っていった。
 名刺の表には、聞いたことのある会社の名前と、営業統括部長の肩書きの男の名前が書かれていた。そして裏には、自分の携帯番号とメールアドレスが書かれていた。

 確かにあの兄貴となら、楽しく過ごせるかもしれない。あの若さで、一流企業の営業部長を務めてるなんて、きっと仕事もできる人なんだろう。それに、きっと俺の知らない、いろいろなことを知っていて教えてくれるだろう。それに俺のことを大事にし、愛してくれるだろう。付き合ったとしても、拘束することもないだろう・・・。でも・・・。誠一郎は、もらった名刺を細かく破り捨てた。
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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第11話 ▷発展サウナ日記 その3 [妄想小説]

 お互い1発ずつ出し合うと、マッチョ兄貴は、誠一郎に腕枕すると、ぐっと引き寄せ、まだギンギンの誠一郎の勃起をヤワヤワと撫でてきた。周りで覗いていた男達は、いつの間にか姿が消えていた。
「鍛えたすげえ格好いいガタイしてるし、ちょっと厳つい2枚目って感じの顔してるくせにやけに目だけが可愛いくてさ、本当、おれの本理想なんだよ!その癖、どスケベで、ど変態だろ・・・もう溜まんねえよ!」
 兄貴は、俺を抱きしめながら、そう言った。
「なあぁ、さっき始める時に、いやらしいことしてるの人に見られたいって言ってただろ?んじゃ、これからお前のド変態な姿、来てる奴らに見せつけてみないか?実は、俺、ガタイの良い奴がド変態なことしてるの見てるの好きなんだよね・・・。でもそうなると結局は、俺の方がもっとド変態ってことなんだけどさ!(笑)」
「どんなことするんですか?どんなことしてる俺を見たいっすか?」
「お前は、何もしなくて良い!ただ素直に感じてくれてたら・・・」
「それで良ければ、良いっすよ!」
 じゃあと言って兄貴は、誠一郎を通路に連れ出した。そして、通路の一番奥で、誠一郎の腰に巻いたタオルを外し、素っ裸にすると外したタオルで誠一郎に目隠し、自分のタオルで誠一郎を後ろ手に拘束した。
「ここだと廊下の照明で、明るいからお前の素っ裸、皆に見て貰えるだろ・・・。それに身動き取れないように縛ったから、好き勝手にお前の身体を使われるかもしれない・・・。そしてそんな風にみんなに弄り回されている姿をまたほかの奴に見られるっつうのはどうだ?大丈夫か?」
「こんな明るいところで、素っ裸で知らない奴に弄り回されてるの観察されるんすね。なんだか、ちょっと恥ずかしいけど・・・。でも、みんなにいやらしい姿見られて、弄られること想像するとたまらないっすね・・・。俺っ、勃起してきました・・・」
「そう言うお前が好きだよ!一応、俺が近くにいるとみんな手を出しにくいだろうから、俺は離れたところでお前を見守ってる。万一、危なくなったり、皆に使われているお前を見てるのに耐えられなくなったら戻るから・・・」
 後ろに縛られた手のひらに兄貴の勃起を握らされ、後ろから兄貴に強く抱きしめられた。そして、兄貴は遠ざかっていった・・・。

 後ろ手に縛られ素っ裸のまま、立っていると、照明の熱のせいかのか、緊張のせいなのか、身体中にじんわりと汗が浮かび、垂れ始めた。兄貴に目隠しされ、縛られてから勃起し続けているチンポも、これから起こることを期待し、ヒクヒクと脈打ち、先走りが垂れ始めた。
「あれっ、さっきあっちの部屋でマッチョ兄貴に犯されてた兄ちゃんじゃん!」
「ええええっ!あっ、本当だ!何、今度はここで露出調教されてんの?」
「暗いとこじゃ見えにくかったけど、派手だったよね・・・」
「明るいところで見ると、本当良い身体してるよね・・・。しかも、男くさそうな顔だし・・・」
 さっき覗いて来ていた男達が集まって来て、身体を触り始めた。何本もの手が身体中を這い回る。微妙なタッチの手のあれば、大胆に摘まむ手もあった。何より、明るい場所で多くの男達に素っ裸で拘束されている姿を見られていると思うと、チンポがまた固くなった。
「すげえっ!ここで見るとチンポでかいね!しかも太いし・・・」
 チンポが誰かに握られた。
「それに、ずる剥けだし・・・先走りもすごく多い・・・」
 別の男が、亀頭を触ると、鈴口を開いてきた。
「ねえっ、ケツ見てみようよ!さっき種付けされてたじゃん!」
 前屈みにされ、両足を開かされ、両方からケツが開かれ、肛門が丸見えにされた。
「あれっ、あんだけ派手にやられてたから、遊び人だと思ってたら、結構ピンク色で、締まっててきれいじゃん」
 そう言うと、手が肛門に伸び、肛門が開かれた。
「あっ、垂れてきたっ!えっ、種付けされたままなのっ?ええええっ、あれから洗ってないの?」
 開かれた肛門から、マッチョ兄貴のザーメンがタラタラと垂れ、誠一郎の太腿を伝い足元まで漏れ出た。
「うひゃー、汚ねえ!」
「こんだけのガタイして、この雰囲気なら、こんなことしなくても、相手いくらでもいるだろうに・・・」
「ばかっ、こんなことされたいから来てるんじゃん!露出狂のド変態って奴だよ!」
「チンポもデカいのに、ある意味勿体ないよね・・・」
「何言ってんの、こういう男臭い奴ほど、ド変態のどMなんだよ!」
「でもさ、なんかエロくね・・・ケツからザーメン垂らしながら、チンポビンビンってさ・・・見てたらチンポ勃ってきた!」
「えええええええっ?まあ確かにエロいよなあ・・・」
「やっちゃう?」
「えっ、ここで!」
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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第10話 ▷発展サウナ日記 その2 [妄想小説]

「やっぱ、ほかの男に取られたら、後悔すると思って付いて来た。いいだろ?」
 誠一郎の後ろに立っていたのは、階段の踊り場で声を掛けてきたマッチョ兄貴だった。そしてそう言うと後ろから首筋を甘く舐め、耳たぶを優しく噛んみ、右手で乳首を弄りながら、左手で亀頭をヤワヤワとなで回した。
「あっ、すげえっ!気持ち良いっ!」
「個室借りて来ようか?」
「ここが良い。他人のSEX見ながら、俺もいやらしいことしてるの見られたい!」
「初めて来たって割には、変態君だね!でも、俺もそんな変態君大好きだよ!」
 そう言うと、マッチョ兄貴は、絡み合った2人の足元に誠一郎を押し倒した。頭を右に倒すと目の前で男達の挿入部分が見えた。
「それは後から・・・まずは・・・」
 そう言って誠一郎の顎を掴むとマッチョ兄貴は、誠一郎の唇にキスをしてきた。初めてのキス、それもこんなマッチョな身体した男と・・・。誠一郎は、両腕を兄貴の首に回すと強く引き寄せ、兄貴の口に舌を入れた。
「最初、ロッカーで見掛けた時は、遊び慣れてると思ってた。だって、普通は大きいバスタオルを腰に巻くだろ?なのに、小さいタオル巻いてたし・・・それに、お前のチンポデカいからさ、半勃ちのチンポ、タオル持ち上げて、亀頭丸見えだったもんな!でも、それがいやらしくて、スケベで・・・」
 長いキスの後、マッチョ兄貴は、誠一郎の耳元で、そう囁いた。そして、強く抱きしめた後、誠一郎の両手を上げさすと、頭の上で交差させたまま、左手で押さえ込んだ。露わになった腋に舌が這った、そして二の腕が甘く噛まれた。マッチョ兄貴は、全身を舐め尽くすように、身体中を舌で舐め上げ、そして時々、甘く噛んだ。
「ああっ、すげえ気持ちいいっ!」
 全身が性感帯になったように、マッチョ兄貴の責めてくるところ全てが気持ち良かった。
 誠一郎は、あえぎ、身悶えして、転げ回った。だがマッチョ兄貴は許してくれなかった。もう先の2人のカップルのSEXを見る暇などなかった。誠一郎達の派手なセックスに、部屋にいた男達が集まって来て、覗き込んだ。マッチョ兄貴は、わざと男達に見せ付けるように、誠一郎の全てを男達にさらけ出させた。
 男達は、2人のすぐそばに座り込むと、なるべく近くで覗こうと頭を突き出してきた。舐められるところを真横で見られ、あえぐ顔を覗かれ、先走りをトロトロと垂らすチンポもじっくりと観察された。兄貴は、誠一郎の頭を跨ぐと、腰を降ろして来た、そして勃起した太マラのチンポを真下に下げると誠一郎の口に押し込み、上下にゆっくり腰を振った。ジュルジュルという隠微な音が鳴り響いた。兄貴は、上半身をかがめると、誠一郎の両足の膝を持って、両足を抱え上げた。ケツが浮き、股間が丸見えになると、男達は、足元に移動し、誠一郎のケツをじっと見つめてきた。兄貴は、チンポを咥えさせたまま、男達が見つめる前で、上からタラリタラリと誠一郎の肛門に、潤滑ジェルを垂らすと、指でジェルを広げ、指を肛門に押し込んだ。
 誠一郎の肛門が慣れて来るにつれ、出し入れする指が2本になり、そして3本になった。誠一郎の括約筋が緩むと、誠一郎の足元に移動し、誠一郎を横向きに寝かせ、片足を上げさせ、皆の見ている前で、誠一郎のケツをゆっくりと大きなスライドで犯しながら、誠一郎のチンポを扱いた。2人の結合部分を男達は、じっくりと前からも後ろからも見ることが出来た。
「ああああっ、すげえっ!ケツが、肛門が気持ちいいっ!掻き出される!」
 マッチョ兄貴は、ケツにチンポを埋めたまま、上げていた誠一郎の左足を降ろさすと、腰と背中の辺りを抱え、ひょい後ろに寝転び、誠一郎を上に跨がらせた。
「自分で気持ち良いように動いてみな!チンポが当たって気持ちいいところ探してみな!」
 兄貴は、下から乳首を弄りながらそう言った。兄貴の胸に両手をつくと、誠一郎はゆっくり腰を振った。男達が下から覗き込んできた。
「はあっ、すげえ!すげえっ!」
 括約筋の辺りが兄貴のチンポでずりずりと押し引きされるのが気持ち良かった。でももっと気持ちいいとこがあるはずだ。誠一郎はそう思うと、両手を後ろに付き、膝を立てると、兄貴のチンポが丁度、チンポの根元辺りに裏から当たるように腰を振り始めた。
「ああっ、当ってるよ!兄貴のチンポが当たってるよ!」
 誠一郎の腰の動きに合わせて、誠一郎の勃起したチンポも前後に激しく振られ、漏れ出てきた先走りが飛び散った。
 兄貴は、誠一郎の両足を肩に担ぐと、上半身を起こし、誠一郎を抱えたまま立ち上がり腰を振った。誠一郎は、両手を兄貴の首に掛け、身体を支えた。
「あああっ、すごい!今度は、奥にっ、奥に当たるっ!」
 チンポから漏れる先走りが垂れ、兄貴の腹に挟まれたチンポも擦れて気持ち良かった。
 男達は、真下から2人の駅弁ファックを感心しながら見つけ続けた。
「兄貴っ、だめっ!気持ち良すぎて、漏れそうだよっ!」
 その言葉を聞くと兄貴は、布団に優しく誠一郎を降ろすと、正常位のまま腰を振りながら、誠一郎の乳首とチンポを扱き始めた。
「すげえっ!良いよ!良いよ!気持ち良いっ!だめっ!逝くよ!逝くよ!逝って良い?逝くよ!逝くっ!逝くっ!」
 覗いてる男達に届く勢いで1発目のザーメンが発射された。2発目は、誠一郎の頭を越し、3発目は顔にかかった。
「おおおっ、すげえ締まるっ!チンポちぎれるっ!良いっ!俺も逝くぞっ!」
 兄貴も同時に誠一郎のケツの奥に打ち付けた。
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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第09話 ▷発展サウナ日記 その1 [妄想小説]

 誠次郎の2つ目の日記は、サウナでの出来事だった。これまで男同士が出会いやエロのために集まるサウナがあるなんてことは、予想もしていなかった。土曜の昼間、メモ書きにあった、そのサウナを探しに行ってみた。もっと人に気づかれない不便で隠れた場所にあるかと思っていたら、意外に人通りのある通りに面した場所だった。

 こういう場所は、初めてのことだったので緊張しながら、扉を開けた。入場料を払い、ロッカーで服を脱ぎ、手渡されたタオルの小さい方を腰に巻き風呂場に向かった。階段や通路で、先に来ていた男達とすれ違う度に、ケツや太腿などを、さらりと触られた。それにしても、土曜の昼間、こんなに大勢の男達が集まっている事に、少々驚いた。誠次郎のメモ書きに書かれていたサウナは、サウナとは言え、サウナや浴室より、休憩室や仮眠室の方が広くて充実していた。浴室で身体を洗い、取り敢えずサウナに入った。サウナ室は、小さな豆電球だけの真っ暗な部屋で扉を開けた瞬間、先に入っていたオヤジ達が、じろりと見て来た。
 サウナ室の下の段に座っていた男達が、それぞれ詰めて、誠一郎のために座る場所を作ってくれた。
 誠一郎は、場所を空けてくれたおやじに礼を言って、そこに座った。スーパー銭湯のスチームの時のように、すぐさま周りを男達に取り囲まれた。左右両隣のオヤジ達がそれぞれ誠一郎の太腿の上に手を置いた。また後ろのサラリーマン風のオヤジも、誠一郎の肩の上に手を置いた。真正面に立ったオヤジは、誠一郎の股の間に割り入って来た。両隣の手が股間に伸び、誠一郎のチンポと金玉を触ってきた。肩の置かれた手は、いつの間にか乳首を撫で摘まんだ。股の間に、割り入ったオヤジは、チンポをしゃぶり始めた。銭湯のスチームサウナと違い、ここは比較的年齢層が高いように思った。だがその分、オヤジ達は手慣れているのか、誠一郎が気持ち良くなるよう責めてきた。
 何本もの手が、誠一郎の身体中を這い回り、時に繊細に、時に強く、感じるポイントを責めてきた。チンポをしゃぶってるオヤジも、よほどチンポが好きとみえて、旨そうにジュルジュルと音を立てながらしゃぶってきた。身体中を這い回る手が気持ち良く、すぐに逝きそうになってしまった。
「ああっ、もう汁が上がってきたっ!逝きそうだ!逝きそうっす!逝くぞ!逝くっ!」
 オヤジの喉の奥に汁をぶっ放すと、オヤジは一滴も逃すまいと、チンポを喉の奥までいれ、吸い付いてきた。

 もう一度シャワーを浴び、汗を流すと誠一郎は、バスタオルを肩に掛け、小さなタオルを腰に巻き、仮眠室や休憩室を探索するために、上の階に行った。上の階の踊り場で、1人の鍛えたガタイをしたマッチョ兄貴が、腕組みして立っていた。横をすり抜けようとした時、その兄貴が声を掛けてきた。
「よく、ここに来るの?」
「いやっ、初めてです!」
「そうだろうなあ・・・すぐさまサウナでおっさん連中の餌食になってたみたいだし・・・(笑)」
「見てたんっすか?」
「そりゃ、そんだけ目立つガタイと顔してたら・・・。入ってきた時からみんなの注目の的だったし、みんなが狙ってたからな!いろいろ探検して、タイプいなかったら俺とやらないか?それとも、こんな年寄りは嫌いか?」
「えええっ!そんなに年違わないっすよ!良いですよ!その時は、お願いします!」
 そう返事すると、誠一郎は通路の奥の部屋から順番に中を覗きに入った。扉を開けて部屋の中に入ると、赤い豆球だけが照らすサウナ同様に真っ暗闇だった。次第に目が慣れてくると、部屋全体に布団が敷き詰められていて、部屋の奥で、何人かの男達が絡み合っていた。そして、それを数人の男達が覗いていた。まだ慣れない目で、壁伝いに一番奥で絡み合っていたガタイの良い2人組の絡んでるそばに近づいて行った。他人のセックスシーンなど、エロビデオ以外で見るのは初めてだった。しかも男同士の絡みだ。2人は抱き合い、何度もキスをしていたが、おもむろに年上と思われる大柄の男が、布団に潜り込むと、年下の兄ちゃんの乳首を舐め始めた。

「ああっ、感じるっ!気持ち良いっ!」
 年下の声に反応するように、年上の男の責めは激しさを増していった。そしてその動きに合わせて被っていた布団がずり落ちた。布団が邪魔になったのか、年上の男は布団を剥ぐと、徐々に責めを下に移動していき、年下の両足を持ち上げ、ケツを舐め始めた。
「ああああん、恥ずかしいよ!見られちゃうよ!あああん、気持ちいい!もっと舐めて!もっとベロベロに舐めて!」
 年上の男は、肛門に吸い付くと、ジュルジュルと吸い始めた。
「だめっ!感じちゃう!ああああっ、舌が奥まで入って来た・・・」
 しばらく舐めた後、年上の男は、枕元を探りコンドームを見つけると、自分のチンポに被せた。そしてコンドームに付いていた潤滑ジェルを年下のケツに塗り込むと、残りをコンドームの上から塗りつけた。そして、年下の両肩を担ぎ上げると、勃起チンポを肛門に押し入れた。
「あああっ、デカい!ゆっくり、ゆっくり入れて!あふっ、大きいのが入って来たっ!すごい!すごいよ!」
 目の前で、男同士のSEXが繰り広げられている。薄暗闇の中で、ハッキリとは見えないが、それぞれの男の勃起したチンポの形や、広げられた肛門が、はっきりと見えているような錯覚を覚えた。そして、微妙に見えないからこそ、隠微でいやらしかった。誠一郎は、もう既にビンビンに勃起している自分のチンポを扱き始めた。すると誠一郎の真後ろに立っていた男が近づくと後ろから誠一郎を抱きしめた。
「このまま、見ながら出しちゃ、もったいないよ・・・」
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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第08話 ▷発展銭湯日記 その2 [妄想小説]

 このチェーン店には、全ての店舗にドライとスチームの2種類のサウナがあった。誠一郎は、迷わず日記に書かれていたスチームサウナに向かった。少し遅れて露天風呂の男達が、誠一郎の後に付いて来た。

 スチームサウナの扉を開けると、部屋の充満していた湯気が外に流れ出て、少し内側の様子が見えた。数人の男達が、向かい合った席の上段の四隅に離れて座っていた。誠一郎は、空いてる下段の中央に座り、両手を上段に掛け、大きく股を開いてサウナの天井を見上げた。
 誠一郎から少し遅れて、露天風呂の男達が入ってきた。扉が開かれたことで、さらに湯気が外に流れ、サウナ内の視界が良くなった。遅れてきた男達のうち、スポーツマン風の男が誠一郎の隣に座った。残りの男達も誠一郎を囲むように陣取った。すると周囲のことなどまるで気にならないかのようにスポーツマン風の男が、誠一郎の方に向き直ると、いきなり誠一郎のチンポを握り扱き始めた。それに抵抗せずにいると、正面に座っていた男が、サウナの床にしゃがむと伸ばした誠一郎の両足首を掴み持ち上げ、自分の肩に掛け、誠一郎の肛門を舐め始めた。
「あっ・・・」
 誠一郎の口から声が漏れた。男は、一旦舐めるのを止め、人差し指をひと舐めすると、指を肛門に押し入れてきた。
「あっ、ぐふっ・・・」
 男の指が、直腸内の壁をなで回した。そして周囲にいる男達に向かって男はニヤリと笑ってみせた。上段にいた男の1人が、誠一郎の真後ろに来ると両足で誠一郎を挟み、上段に伸ばした手を押さえつけた。正面の男が誠一郎の両足をさらに持ち上げると、真後ろの男が、誠一郎の両膝を後ろから抱え持った。マン繰り返しのされた誠一郎の肛門を皆が覗き、触ってきた。
 スチームが噴射され、また視界が悪くなった。正面の男に代わってスポーツマン風の男が、誠一郎の正面に立つと、半分被った身体と同じぐらい真っ黒なチンポの皮を剥くと、少し小ぶりで先のとがった真っ黒な亀頭が剥き出てきた。男は、自分の右手の手のひらにペッと唾を吐き、数回、真っ黒な亀頭をこねくり回すと誠一郎の肛門にチンポを押し入れてきた。
 誠一郎にとっては、生まれて初めてのことだった。もちろん男同士のSEXでケツの穴を使うことは知っていたし、大学時代後輩のケツの穴を使って処理する先輩も知っていた。日記を読んで覚悟はしていたが、まさか本当に自分がケツの穴を使われるとは思っていなかった。一応念のためと思い、自宅を出る前にイチジク浣腸とシャワーを使いケツの中をきれいにしてある。それにこれまでディルドで慣らしてきた。そのお陰か、想像していたような痛みもなく、思いの外すんなりと男のチンポが入ってきた。
 スチームの蒸気で視界が効かない中、誠一郎は左右から乳首を弄られ、マン繰り返しでケツを犯された。異様な状況と、サウナのスチームの熱で、頭がボーッとし始めてきた。男のチンポは、あまり太くない代わりにガチガチで固く、ガシガシと誠一郎のチンポの根元の裏側を突いてきた。そこが突かれた後、ズルリとケツの奥に男のチンポが押し込まれるとムズムズする快感が襲ってきた。また直腸の奥をガンガンにつかれると、何かが漏れそうな気持ち良さがあった。スチームの蒸気で身体中から汗が噴き出し、乳首や身体を弄り、なで回す男達の手が、妙に気持ち良かった。
「すげえ、締まるケツだぜ!勃起チンポ晒しながら歩いてたから、よっぽどの遊び人かと思ったけど・・・良い時に当たったぜ!」
 男はそう言うと、勃起したチンポを何度もガンガンに打ち付けて来た。誠一郎の左隣に、最初に誠一郎の正面にしゃがみ込み、肛門に指を入れてきた男が立つと、誠一郎の頭を引き寄せ、自分の勃起したチンポを押し付けてきた。誠一郎は、一瞬ためらったが、初めて男のチンポを口にした。なるだけ歯を当てないように注意しながら舌と絡め、男のチンポを吸った。少し塩っぱいと感じたが、別に嫌な思いはなかった。
 誠一郎がしゃぶるのに併せて、男が腰を使い始めた。時々、男のチンポが喉の奥に入り込み、少し嘔吐きそうになるが、必死で堪えた。そのことが逆に自分は今男に犯されていると感じられ、妙な被虐感を誠一郎に与えた。普段は、男くさいと言われる自分が、サウナの中で、男にケツを掘られ、チンポを扱かれ、口でチンポをしゃぶらされている姿を、見ず知らずの男達に、観察されていると思うと、恥ずかしさがよけいに羞恥心を煽り、ゾクゾクとしたものを感じた。
「こんなガタイの良い奴にチンポしゃぶらせてると思うと、無茶苦茶興奮する!逝くぞっ!逝くぞっ!溢さず飲めよ!」
 チンポをしゃぶらせていた男が、そう良いながら喉の奥に、自分の汁を打ち付けた。生臭い臭いが鼻を通ったが、思い切ってゴクリと飲み込んだ。
「チキショー上がってきやがった。だめだ、もう持たないっ!逝くぞ、逝くぞっ!逝くっ!!!!!!」
 スポーツマン風の男が、誠一郎の直腸の奥に男の汁を打ち付けた。

 何人もの男達が、誠一郎が複数の男達に犯されている様子を周りで見ながら、自分のチンポを扱いていた。そんな男達も、立ち上がると誠一郎の身体に向かってザーメンを飛ばしてきた。誠一郎の身体は、何人もの男達のザーメンでドロドロに汚された。スチームサウナが、男達のザーメンの臭いで満ちあふれた。そして男達は、自分達が逝くと順番にスチームサウナから出ていった。スチームと男達のザーメンの臭いが充満したサウナの中で、1人誠一郎だけが残された。

 誠一郎は自分のよく知った場所で、本当にこういうことが行われていたことに驚いた。誠次郎の日記と同じ経験をするとは言ってみたものの、実際に自分がこうして男にチンポをしゃぶってもらい、男にケツを掘られ、また初めてチンポをしゃぶり、男のザーメンを飲まされる事になるとは・・・。そして逆に自分自身が、そんな異様な状況に興奮し、ザーメンを飛ばしたことに当惑した。確かに嫌な気持ちはしなかった。それどころか気持ち良かった。だが、何故かなんとなく自分が求めているものと違うような気がした。
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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第07話 ▷発展銭湯日記 その1 [妄想小説]

 誠次郎がまずどんな経験をしたことで男を覚え、男達に陵辱されることに目覚めていったのかは、今となっては判らない。ただ、誠次郎の残していった日記に書かれた経験なら、少なくともパソコン内のメモとSNSの日記を読めば、ほぼ同じことを経験できるかもしれない。そう思った誠一郎は、何度も何度も日記を読み、残っていたメモを隅から隅まで読みあさり、すべての情報を頭の中に入れた。ありがたい事にパソコン内のメモには、日記の元になった時のことが、日時や場所、その時の状況など詳細に書かれていた。
 できるなら誠次郎が経験した出来事とほぼ同じ経験がしたいと思った誠一郎は、メモ書きに書かれていたほぼ同じ時間、同じ場所に、同じような格好で行ってみることにした。そして日記と同じ出来事が起こった時に対処できるよう、事前にいろいろな想定をし、どう自分はするのかを決めた。そしてケツを掘られることを想定し、誠次郎の残して行ったディルドを使い、自分で自分のケツを広げ慣らしていった。

 最初の日記に書かれていたのは、初めましての挨拶とある銭湯での出来事だった。
 誠一郎が初めて誠次郎の日記を読み、メモ書きに目を通した時の感想は、「えっ?」「嘘っ!」「マジっ?」だった。何故なら書かれていた場所は、誠一郎のよく知る銭湯チェーンの1つだったからだ。ここは俗にスーパー銭湯と呼ばれる銭湯の1つで、全国にたくさんのチェーン店を持っていた。実際、誠一郎の住む町にも、その銭湯のチェーン店があって、誠一郎の学校の生徒達も部活の後よく使っていた。
 確かによくよく考えると銭湯は、男が好きな人間にとっては、素っ裸でいることが当たり前で、ほかの男達の裸を眺めることができる都合の良い場所だ。当然と言えば当然だが、誠一郎はこれまで銭湯で男達が出会い、そして行動を起こしているとは思いも寄らなかった。それにメモ書きに書かれていた店舗には、これまでに誠次郎の家に寄ったついでに何度か行ったことがあった。だが誠一郎には、書かれているようなことは起こらなかった。思い返してみれば、何度か浴槽の中で、隣の男の手や足が当たったり、スチームサウナの中で、勃起している男を見たりしたことはあった。だがその事の意味をこれまで深く考えることはなかった。

 誠一郎は、平日の夜、銭湯が閉店する2時間程前、メモ書きに書かれていた銭湯を訪ねた。何度か来たことがあったので、風呂場の配置やシステムなど見知った場所だったが、日記を読んでから行くその銭湯は、まるで違う世界のように思えた。カウンターで料金を支払い、ロッカーで着ていた服を脱いだ。これまで気にもしていなかった男達の視線が、妙に気になった。
 現役の柔道家と見紛うばかりの誠一郎の身体は、銭湯では目立っていた。じっと見てくるオヤジや、鏡越しに見つめる若物が何人もいた。これまで何も気にせず、服を脱ぐと、タオルを肩に掛け、チンポ丸出しで、浴室に入って行ってたが、男達の視線が気になり出すと、股間を隠さないことに妙な照れや躊躇が生まれた。だが日記のとおりの経験するためには、股間を隠さず行動するしかない。視線を意識することで、微妙に膨らみ始めたチンポは恥ずかしくて隠したかったが、あえて隠さず浴室に入った。
 頭や身体を洗い、泡を流している間も、チラチラと覗く若物や、鏡越しにじっと見つめるオヤジ、そして後ろを通り過ぎる時に誠一郎の股間を覗き見してくる男達のことが気になった。しかしその視線を無視して、一通り身体を洗うと、立ち上がって股間を念入りに洗った。男達の視線が、妙に自分を見ているようで恥ずかしいと同時に、多くの男達に見られていることに妙な優越感を覚えた。

 洗い終わってタオルを絞ると、そのタオルを肩に掛け、半勃ちのずる剥けのチンポを隠さず露天風呂に向かった。屋外にある露天風呂のドアを開けると数人の男達が露天風呂に浸かっていた。露天風呂の湯船の近くにしゃがみ込み、桶で湯をすくい、頭からお湯を被っている間、ずっと風呂に浸かっていた男達が、誠一郎の股間をじっと見つめてきた。誠一郎は、すぐには風呂に浸からず、露天風呂の縁に腰掛け、片足を風呂の縁に掛け、夜空をじっと仰ぎ見た。誠一郎が夜空をじっと見上げている間、湯船に浸かっていた男達は、少しずつ誠一郎の反対側に移動し、学生時代からデカいと言われてきたずる剥けの誠一郎の股間を見つめてきた。
 夜空を見ながらも男達の視線がチンポに集中しているのが判った。男達の視線が熱く感じられ、チンポがムクリと立ち上がってきた。そしてチンポは、少しずつ角度を上げ、最期には完全に腹を打つほど勃起し、バチバチと腹を打った。ますます男達の熱い視線を感じ、先走りが溢れそうになった。ゆっくりと足を降ろし湯船に浸かると、両手を浴槽の両サイドに伸ばし、大きく股を開いて足を伸ばし、また夜空を見上げた。誰かの足が、誠一郎の股間にちょんと触った。
 露天風呂は、薬草入りの風呂で、湯の中が見えにくく、誰の足が触ってきたのか判らなかった。以前なら、すみませんと声を掛け、身体の位置を変えたのだが、この夜は、無視してそのままでいた。すると股間を触った足は、さらに大胆に股間に押しつけられ、勃起したチンポを足の裏で優しく撫で始めた。と同時にその足とは別の数本の足や手が、誠一郎の太腿や脛を内側と外側から撫で始めた。それでも身動きせずにいると、真っ黒に日焼けしたスポーツマン体型の男と、大学生風の若物が、隣に少しずつ移動してきた。2人は、誠一郎の両隣に身体が触れるほど近くまで移動してくると、大学生風の若物が、太腿の上に手を置いた後、勃起したチンポに手を伸ばしてきた。そして湯船の中で、チンポを握ると、一瞬手が離れ、そして次は確認するようにギュッと握ると薬湯の中でユルユルと扱き始めた。一方、真っ黒に日焼けした男は、誠一郎のケツを撫でた後、尻の谷間に沿って手を動かし、肛門を探り当てると、肛門を弄り始めた。

 その間、露天風呂に浸かっているすべての男達が誠一郎の動きをじっと見つめていた。男達の指使いや足使いは、繊細で慎重だった。何度も、誠一郎が逝きそうになる寸前まで動くと、動きを止め、寸止めを繰り返した。誠一郎の口が、僅かに開き、声が漏れ出そうになった。そこまで追い込まれた時、誠一郎は立ち上がり、みんなの前で勃起したチンポを晒しながら、また湯船の縁に腰掛けた。するとチンポを扱いていた大学生風の若物が誠一郎の股の間に来ると、勃起した誠一郎のチンポをまた扱き始めた。
「すげえ!デカいっ!風呂の中で触った時、大きいとは思ったけど・・・こんなに大きいチンポ初めて見た、二握りで足りない・・・」
 大学生風の若物は、そう言いながら誠一郎のチンポを扱いた後、竿や金玉をなめ回した。そして意を決したように、チンポをしゃぶり始めた。
「大きいっ!亀頭しか入らないよ・・・でも兄貴のチンポ旨いっ!美味しいっ!兄貴っ、逝くときは口に出して!」
 誠一郎にとって、自分のチンポを男にしゃぶられるのは初めての経験だった。しかも、大勢の男達に見られていた。若物は、シャブリ慣れているのか、舌で亀頭を包みながら、絶妙な力加減でしゃぶってきた。
 ほかの男達は、湯船から出ると浴室から気づかれないよう2人を取り囲んだ。そして誠一郎の身体を撫でさすり、弄り始めた。誠一郎の後ろからたくさんの手が伸び、乳首や胸、肩や二の腕、腋、ケツなどがなで回された。よく知った場所で、こうして男にチンポをしゃぶられ、男達に身体中を弄られることに背徳感もあったが、それよりもその淫乱な姿をこうして多くの男達に見られていることに対する興奮の方が強かった。
 何度も寸止めされたことで、もう誠一郎のザーメンは、金玉の中でフツフツと煮えたぎっていた。
「逝きそう!逝くぞっ!逝くっ!」
「逝って!口の中に出して!」
 誠一郎は、若物の口の中に大量のザーメンを飛ばした。
「すげえ!すげえっ!旨いよ!兄貴のザーメン旨いよ!」
 若物は一滴も逃すまいと必死で吸い付いた。それでも、口の中に収まらないザーメンが、涎のように若物の口から垂れた。
「ありがとう!気持ち良かったよ!」
 大学生風の若物に礼を言うと誠一郎は湯船から上がり、周りを取り囲んでいた男達に一礼して、まだ萎えず勃起したチンポを晒しながらサウナに向かった。
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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第6話 ▷教導 [妄想小説]

 誠一郎は、思い切って誠次郎の淫らな姿を撮影し、DVDを送ってきたであろう人物にコンタクトを取ろうと思った。そして茶封筒の送り主宛に、逢って欲しいと手紙を書いた。返事が来たのは、それから1週間後だった。
「なぜ、それ程誠次郎君の性癖に執着するのか?死者に、鞭打ってまで、なぜ自己満足をしたがるのか?ワシには、お前に話せる話など何もない」
 そう書かれていた。

 手掛かりがなくなってしまう。誠一郎は、どうしても自分の心の中にある疑問に対しての答えが欲しくて、茶封筒の住所を頼りに尋ねて行った。
 送り主である原省蔵の家は、東京の外れ、東京とは思えない程山奥に入ったところにあった。昔庄屋の住んでいた家だろうか、白い壁で囲まれ、まるでお寺のような門構えだった。門のすぐ右の勝手口のインターフォンを押して、自分の名前と尋ねてきた用件を話した。しばらく間があって、門が開き中から、誠一郎より少し年上だと思われる堂々とした体格の坊主頭の男が出て来て、敷地内に招き入れてくれた。
「この人が、原省蔵さんだろうか?」
 そう思いながら、男の後について中に入ると、広い敷地の中央に、瓦葺きの立派な豪邸が建っており、その左手に、誠次郎がいたぶられたであろう蔵が建っていた。居間に通され、テーブルに着くと、男がお茶を出してくれた。
「先生は、すぐお越しになります。こちらでお待ちください」
 男は、そう言って頭を下げると、すぐに奥に引っ込んだ。

「お待たせしたな!」
 そう言って表れたのは、肌つやは良いが、深いしわが刻まれた、もう70過ぎと思われる小柄な老人だった。
「あまりに、爺さんでびっくりしたか?」
「いえっ!この度は、お忙しい中、突然押しかけて・・・」
「そんな挨拶は、どうでも良いっ!何故、お前は、SNSで忠告したにも関わらず、誠次郎君のことをあら探しするんだ?それを知ってどうする?」
「ぐっ・・・」
 言葉が出なかった。正直に話そうと思った。
「遺品の整理をしている中で、先生から送られてきたDVDを見ました。そして、誠次郎のその姿に驚くと伴に興奮し、ついに勃起までして・・・。そして動画を見ながら自分でチンポを扱いて逝ってしまった自分がいました。答えを知りたいのです。なぜ、誠次郎はあれほど責められているのに、勃起するのか?そして自分は、なぜ弟の淫らな姿に、勃起してしまうのか?もしお判りなら教えて頂きたいのです」
「本当に、お前は自己中心的で、我が儘な奴じゃな!確か、教師だと聞いたが・・・。なぜ、もっと周囲を見回し、自分を見つめ、答えを見つけようと努力しない!そんなことで、良く教師が務まるなあ・・・。自分のことすら理解できない奴に、人生を教わる生徒達が可哀想だ。それに、もしお前に答えを教えたとして、それがお前が納得できる自分好みの答えでなかったら、それでも素直に聞けるのか?いや〜っ、今のお前では、そんなことはないと深く考えもせず否定するだけじゃ!お前は、自分が好きな答えしか、見つけようとしていない!そんな奴のために、なぜ否定される答えを教えなければならない!」
 誠一郎は、省蔵の言葉にぐうの音も出なかった。
「もう一度、よおく自分の心を見つめ直すことじゃ!それでも知りたいと思うなら誠次郎と同じ経験をせねば、その本質は判るまいて・・・。今のお前に、その覚悟があるのか?自分が楽に生きるために、死者の遺志を無視して、人の隠し持った性癖をあら探しするような、そんな女々しいお前に、どうして、そんな覚悟ができようか?・・・ならば忘れる事じゃ、月日は、全てを忘れさせてくれる」
 省蔵は、そう言って誠一郎を諭した。
「誠一郎君とか言ったかなあ・・・。ほんに、よお似ておる。だが誠次郎君には、確固たる覚悟があった。体つきはお前の方がガッチリして男らしいかもしれんが、お前は女々しい奴だ。お前には、誠次郎君と違い、覚悟がない。出直してくれっ!ワシは、こう見えてこっちの世界じゃ有名でな・・・。逢いたい、責めてくれと訪ねて来るお客人がひっきりなしなんじゃ。今日のことは、誠次郎君のことがあったからこそ、仕方なしにお前に逢ってやった。じゃが、次からはお前の都合には合わせん!人にものを頼む時は、まず相手の都合を聞いてから訪ねることじゃな!お前は、そんなことすら出来ない甘えん坊のガキじゃ!帰れっ!おい!客人がご帰宅じゃ!玄関まで、お送りしろ!」
 省蔵に、一括され追い返された。省蔵の一言一言が心に突き刺さった。

 誠一郎は、これまで作り上げてきたものを土台から、根こそぎひっくり返されたように思えた。
「俺は、世間や、社会から見たら、まだ甘えたのガキなのか?何故、ああまで言われたにも関わらず、まだどこかに何かが引っかかってる感じがするんだろう・・・。なぜ、俺は誠次郎の淫らな姿に興奮したんだ?もしかすると俺の中にも、誠次郎と同じものを持っているのか?俺は、誠次郎のようになりたいのか?俺は、実は一皮剥けば誠次郎と同じどMなのか?判らない!考えれば、考えるほど判らない!俺は、どうしたら良いんだ。答えを求めることは間違いなのか?このモヤモヤを抱えたまま、黙って生きるのか?原さんは、本当に知りたかったら誠次郎と同じ経験をしろと言った。俺は、縛り上げられ、鞭打たれ、見知らぬ男に小便掛けられても、答えを知りたいのか?????判らない!どうすれば、どうすれば、良いんだ・・・俺は・・・俺は・・・俺は・・・・・」
 省蔵を訪ねてから以降、職場から戻るっても、しばらくの間ずっと省蔵の言葉が胸に突き刺さっていた。誠一郎は、毎晩のように考え、悩み続けた。眠れない夜が続いた。そして結論がでないまま10日程が過ぎた。
「今の俺には、女々しいと言われようが何と言われようが、誠次郎のように縛り上げられ、鞭打たれることに耐えるだけの覚悟なんてない。ならば取り敢えず誠次郎の本当の心、いや俺自身の本当の心を知るために、これまで誠次郎の経験してきたことのうち、今の俺でも出来そうなことから同じ経験をしてみよう」
 誠一郎は、そう決心した。
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