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台風後の、多事多端! [沖縄移住]

大型で強い台風19号が、日本列島通過しましたが、皆さんのお住まいの地域では被害ありませんでしたか?

さて台風が発生すると、ほとんどの場合、沖縄近海を通ることが多く、各テレビ局のニュースで、沖縄県庁や国際通り付近で、雨傘飛ばされそうになってる映像が流されることもあって、いつも台風の直撃を受けてるような印象がある沖縄ですが、実際のところ、沖縄県内を通過することはあっても、那覇直撃なんてことは、そうそうありません。

また直撃するような場合でも、沖縄の場合、新しい建物は、ほとんどコンクリート造りやし、最近のサッシは、少々の台風の強風には耐えるよう作られており、昔のように、台風に備えて、雨戸を釘で打ち付けるなんてことをしなくても大丈夫なようになってきてる。また沖縄の場合、飛来物から、窓を守るため、鉄製の格子が付けてある家も多く、そういう意味では、台風慣れしてるのが沖縄県民かもしれません。

その上、少しずつやけど、電線などの地下埋設が進んできてることもあるんか、那覇市内では、以前ほど停電することも少なくなってきたように思う。

ただ沖縄の場合、直接的な台風の強風被害を受けるようなことがなくても、実は、台風の強風や雨による塩害の方が大変や。ご存じのとおり、沖縄は、四方を海に囲まれているため、台風の強風や雨に、相当な量の塩分が含まれていて、台風の通過後に街路樹が真っ茶色に枯れるぐらいや。また、そのままにしておくと、物干し竿や自転車などの鉄製品は、あっつう間に、錆びてしまう。それどころか、自宅マンションのサッシですら気がつかないうちに、塩がこびりつき、一部溶かしてしもたぐらいや。

そのため台風通過後は、街中が塩害から自宅や家財を守ろうと、一気に忙しくなる。
まずは、自動車の塩害対策のため、街中のガソリンスタンドで、洗車渋滞が起こる。2〜3時間待ちなんっつうのは、当たり前や。実は、沖縄に引っ越す際に、引っ越しの費用を軽くするためもあって、大阪で13年落ちの中古車を買って、その車に積めるだけ荷物積んで、沖縄に送り、その後は自家用として使っとった。1度その中古車の修理のため、メーカー直営の修理工場に持ち込んだところ、修理工のおっちゃんに、さすが内地の車は、こんだけ長く使ってても錆びがなく、きれいやと褒められたことがある。そのため沖縄には、自動車を塩害から守るための特別コーティングなる物があったりする。自動車のサイズや、コーティングのタイプにもよるが、高いと1台につき10万程度の費用が掛かったりする。しかも、耐久性は、1年から2年。下手すりゃ、毎年、10万かけて、コーティングせなあかんって話や!

もちろん塩害は、自動車だけやない。上にも書いたとおり、物干し竿や自転車など、ありとあらゆる鉄製品が、台風の雨や風に晒されると、錆びてしまう。いや、鉄製品だけやなく、コンクリートの壁やタイルも、台風通過後は、塩まみれや。そこで台風が通り過ぎると、ホースを引っ張り出し、一斉に家の水洗いや、家財の水洗いが始まる。

台風通過後の初めての快晴の日は、街中が水浸しになるのが沖縄や!(笑)

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