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(妄想小説)露出の方法…後藤慎治の場合 その1 [妄想小説]

 性癖と言うものは、もともと人が生まれた時から備わっているものが多いが、中には育ってきた環境の影響で、身についてしまう場合もある。高校の体育教師である後藤慎治の場合も、生まれてきた環境やその後の成長過程で経験したことから受けた影響が強かったと言えるタイプだろう。

 慎治は、生まれつき身体が大きく、同世代の中ではこれまで身体の大きさで負けたことがなかった。昔でいうところの健康優良児ってタイプだった。
 そのため子どもの頃から、親戚が集まると必ず慎治に『将来は相撲取り目指せ!』とか、『プロレスラーが良いんじゃねえか?』とかと言われ続けてきた。ただ個人的には、どうもあの太ったようにしか見えない体型は好きになれず、『絶対、嫌だっ!』と返事するしかなかった。
 兄が高校生のときにラグビーを始めた影響で、慎治も地元の少年ラクビーチームに入部した。恵まれた体格と負けん気の強さもあって、高校・大学とそれなりにラグビーで有名な学校に推薦を受けることができたし、こうして今では地元の高校の体育教師として勤め、高校のラグビー部のコーチとして未だにラグビーに関われていることに感謝していた。
 そんな環境で育った慎治にとって、人前で裸になることにはなんの抵抗もなかった。高校・大学と男ばかりの世界だったし、部室で全裸になるのは当然だった。慎治の周りにいた誰もが、全裸になることに抵抗を示したことなど、これまで見たことも聞いたこともなかった。

 そんな慎治が、全裸であることを意識するようになったのは、大学2年の時だった。
 キャプテンの紹介で、ほかのクラブのメンバーと一緒に、あるクラブイベントに誘われ時だった。なんでもこのイベントのメインDJをやってる英太って人が、イベントのサクラとして、身体の大きな男を集めたかったらしい。招待ってことだったので、入場料はもちろん、飲み食いも無料で、イベントが終了時までいて、その間は、好きに遊んでいたら良いとのことだった。ただで飲み食いできるとあって、慎治のほか5人の部員が参加した。イベントが始まると慎治たちは、皆で一斉にがぶ飲みし、食べ物に飛びついた。いつも合宿所で飲まされる安物の日本酒と違い、どれも甘く口当たりの良い酒ばかりだった。
 何人か、タイトなドレスに身を包んだ大人の女って感じの女性もいたが、大抵はおしゃれな格好した男ばかりだった。しかも、誰もが皆、身体を鍛えてるようで、男の慎治から見ても格好いい男ばかりだった。最初のうちこそ、生まれて初めてのクラブイベントに気圧されていたが、がんがん鳴り響くノリの良い音楽に身を任せ踊り狂い、それに飽きると酒を煽った。酒が回るにつれ、ラグビー部の連中は皆、開放的になっていった。深夜1時を回った頃になると、誰もが酔っ払いで、ノリノリだった。ひしめき合うダンスフロアー、エアコンからは、白い水蒸気がでるほど、がんがんに冷やされていたが、身体中が汗ばむほど熱い。
「みんな、今日はありがとう!ノリノリで楽しんでってね!それにしても、暑くない?」
「暑〜い!」
「じゃ、脱いじゃえ!!!!!!」
 DJの英太君が、そう言うとダンスフロアーの誰もが、上着を脱ぎ、上半身裸になった。慎治達も、周りの参加者同様に、上半身裸になった。裸になると、妙な開放感があり、不思議とテンションが上がり、気持ち良かった。

「格好良いね、それにすごいエロい」
 慎治の正面で踊っていた兄貴が、慎治の身体を見て言った。
「いや!いや!兄貴の方が、都会の男って感じで格好いいっすよ!自分なんか田舎者って感じだし・・・」
 そう言って照れて笑うと、周りにいた客が皆、口を揃えて『そんなことない。格好いいよ!』と言ってくれた。ますます照れたが、なんだか褒めてもらえたことが素直に嬉しかった。

 深夜2時を回った頃、後輩の和田が、慎治のところに来ると、同期の松村が、きれいなお姉さんを捕まえたと呼びに来た。ダンスフロアーの上のバーカウンターの奥で、一人の黒いタイトなドレスをばっちり着こなしたお姉さんを囲んでラグビー部の連中が集まっていた。どうやら松村を中心に、皆で口説いているらしい。
「ええっ、私なんか、もうすっかりおばさんだよ!可愛い子ほかにもいっぱいいるのに・・・(笑)」
「いや〜っ、なんっつうか大人の女性って感じで、とっても素敵です。この後どうするんですか?」
「済んだら、もちろん帰るよ!こう見えて、意外と真面目なんだ!」
「んじゃ、送ります!」
「それって送り狼じゃないの????? 本当は、単にエッチなことしたいだけでしょ?(笑)」
「素敵な女性だし、エッチはしたいです。でも、それだけじゃありません!」

 その時、DJを交代した英太君が近づいてきて、女性の横に立った。
「あんた、やらせてあげれば良いじゃん!こんな可愛い子達と出来るってなかなかないよ!最近やってないって、愚痴垂れてたくせに!(笑)」
「もう、英太君!それを言わないで・・・。ガツガツした女だって思われるの嫌だし、安売りしたくないだけ!」
「あら〜っ、それはあなたの教育次第よ!こういう真面目なスポーツマンタイプの男の子達って、ちゃんと仕込めば、絶対いい男になるって!」
「ええっ、それじゃ、今まで私の育て方が悪かったみたいじゃない!」
「そうよ!あんた、女王様気質のくせに、どMの格好いい子見つけても、すぐにマジ惚れして、どMの子甘やかすから、男がつけ上がるのよ!ちゃんと、ずっと女王様でいれば、男っていつまでも従順よ!」
「判ったわよ!今度は、頑張るわよ!」
「じゃあ練習にこの子達と、上手に遊んであげなさい!」
「判ったわよ!んじゃ、誰が私としたいの?」
 ラグビー部の5人全員が手を上げた。
「何っ?全員なの?????全員は無理よ。誰か1人だけ。私、おちんちんの小さいのだめなのよね・・・やりたかったら見せて?」
 全員が、一斉にズボンとパンツを膝まで引き下ろした。
 その頃になると、騒ぎを聞きつけたほかの連中も何事かと覗きに集まって来た。
「あんた達、男でしょ!何ちんたら見せてんのよ!誰が1人でも、素っ裸になって見せてやろうって男気のある奴いないの?」
 その言葉に全員が、一斉にズボンとパンツを脱ぎ去り素っ裸になった。
「んでも、それじゃ大きさ判らないわね・・・勃起させて!」
 大勢の男達に囲まれて、若干の抵抗はあったが、こんなきれいなお姉さんと1発やれるならと、アルコールの酔いもあって、皆が自分のチンポを弄りだした。
「勃起しました!」
「俺も!」
 皆が、直立不動でおおぜいの観客が見ている前でチンポを勃起させて並んだ。
「あらっ、みんな男らしくって好きよ!でも元気じゃないと許さないわよ!誰が一番飛ばせるか見せてごらん!」
 男達が一斉に扱きだした。
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