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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第09話 ▷発展サウナ日記 その1 [妄想小説]

 誠次郎の2つ目の日記は、サウナでの出来事だった。これまで男同士が出会いやエロのために集まるサウナがあるなんてことは、予想もしていなかった。土曜の昼間、メモ書きにあった、そのサウナを探しに行ってみた。もっと人に気づかれない不便で隠れた場所にあるかと思っていたら、意外に人通りのある通りに面した場所だった。

 こういう場所は、初めてのことだったので緊張しながら、扉を開けた。入場料を払い、ロッカーで服を脱ぎ、手渡されたタオルの小さい方を腰に巻き風呂場に向かった。階段や通路で、先に来ていた男達とすれ違う度に、ケツや太腿などを、さらりと触られた。それにしても、土曜の昼間、こんなに大勢の男達が集まっている事に、少々驚いた。誠次郎のメモ書きに書かれていたサウナは、サウナとは言え、サウナや浴室より、休憩室や仮眠室の方が広くて充実していた。浴室で身体を洗い、取り敢えずサウナに入った。サウナ室は、小さな豆電球だけの真っ暗な部屋で扉を開けた瞬間、先に入っていたオヤジ達が、じろりと見て来た。
 サウナ室の下の段に座っていた男達が、それぞれ詰めて、誠一郎のために座る場所を作ってくれた。
 誠一郎は、場所を空けてくれたおやじに礼を言って、そこに座った。スーパー銭湯のスチームの時のように、すぐさま周りを男達に取り囲まれた。左右両隣のオヤジ達がそれぞれ誠一郎の太腿の上に手を置いた。また後ろのサラリーマン風のオヤジも、誠一郎の肩の上に手を置いた。真正面に立ったオヤジは、誠一郎の股の間に割り入って来た。両隣の手が股間に伸び、誠一郎のチンポと金玉を触ってきた。肩の置かれた手は、いつの間にか乳首を撫で摘まんだ。股の間に、割り入ったオヤジは、チンポをしゃぶり始めた。銭湯のスチームサウナと違い、ここは比較的年齢層が高いように思った。だがその分、オヤジ達は手慣れているのか、誠一郎が気持ち良くなるよう責めてきた。
 何本もの手が、誠一郎の身体中を這い回り、時に繊細に、時に強く、感じるポイントを責めてきた。チンポをしゃぶってるオヤジも、よほどチンポが好きとみえて、旨そうにジュルジュルと音を立てながらしゃぶってきた。身体中を這い回る手が気持ち良く、すぐに逝きそうになってしまった。
「ああっ、もう汁が上がってきたっ!逝きそうだ!逝きそうっす!逝くぞ!逝くっ!」
 オヤジの喉の奥に汁をぶっ放すと、オヤジは一滴も逃すまいと、チンポを喉の奥までいれ、吸い付いてきた。

 もう一度シャワーを浴び、汗を流すと誠一郎は、バスタオルを肩に掛け、小さなタオルを腰に巻き、仮眠室や休憩室を探索するために、上の階に行った。上の階の踊り場で、1人の鍛えたガタイをしたマッチョ兄貴が、腕組みして立っていた。横をすり抜けようとした時、その兄貴が声を掛けてきた。
「よく、ここに来るの?」
「いやっ、初めてです!」
「そうだろうなあ・・・すぐさまサウナでおっさん連中の餌食になってたみたいだし・・・(笑)」
「見てたんっすか?」
「そりゃ、そんだけ目立つガタイと顔してたら・・・。入ってきた時からみんなの注目の的だったし、みんなが狙ってたからな!いろいろ探検して、タイプいなかったら俺とやらないか?それとも、こんな年寄りは嫌いか?」
「えええっ!そんなに年違わないっすよ!良いですよ!その時は、お願いします!」
 そう返事すると、誠一郎は通路の奥の部屋から順番に中を覗きに入った。扉を開けて部屋の中に入ると、赤い豆球だけが照らすサウナ同様に真っ暗闇だった。次第に目が慣れてくると、部屋全体に布団が敷き詰められていて、部屋の奥で、何人かの男達が絡み合っていた。そして、それを数人の男達が覗いていた。まだ慣れない目で、壁伝いに一番奥で絡み合っていたガタイの良い2人組の絡んでるそばに近づいて行った。他人のセックスシーンなど、エロビデオ以外で見るのは初めてだった。しかも男同士の絡みだ。2人は抱き合い、何度もキスをしていたが、おもむろに年上と思われる大柄の男が、布団に潜り込むと、年下の兄ちゃんの乳首を舐め始めた。

「ああっ、感じるっ!気持ち良いっ!」
 年下の声に反応するように、年上の男の責めは激しさを増していった。そしてその動きに合わせて被っていた布団がずり落ちた。布団が邪魔になったのか、年上の男は布団を剥ぐと、徐々に責めを下に移動していき、年下の両足を持ち上げ、ケツを舐め始めた。
「ああああん、恥ずかしいよ!見られちゃうよ!あああん、気持ちいい!もっと舐めて!もっとベロベロに舐めて!」
 年上の男は、肛門に吸い付くと、ジュルジュルと吸い始めた。
「だめっ!感じちゃう!ああああっ、舌が奥まで入って来た・・・」
 しばらく舐めた後、年上の男は、枕元を探りコンドームを見つけると、自分のチンポに被せた。そしてコンドームに付いていた潤滑ジェルを年下のケツに塗り込むと、残りをコンドームの上から塗りつけた。そして、年下の両肩を担ぎ上げると、勃起チンポを肛門に押し入れた。
「あああっ、デカい!ゆっくり、ゆっくり入れて!あふっ、大きいのが入って来たっ!すごい!すごいよ!」
 目の前で、男同士のSEXが繰り広げられている。薄暗闇の中で、ハッキリとは見えないが、それぞれの男の勃起したチンポの形や、広げられた肛門が、はっきりと見えているような錯覚を覚えた。そして、微妙に見えないからこそ、隠微でいやらしかった。誠一郎は、もう既にビンビンに勃起している自分のチンポを扱き始めた。すると誠一郎の真後ろに立っていた男が近づくと後ろから誠一郎を抱きしめた。
「このまま、見ながら出しちゃ、もったいないよ・・・」
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