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(妄想小説)露出の方法…小此木健作の場合 その1 [妄想小説]

 昔は、どの町にも映画館があった。テレビが登場するまで、映画は庶民の唯一の娯楽だったからだ。ところが高度経済成長期にテレビなどが三種の神器と呼ばれ、少しずつではあるが、家庭に普及していった。映画からテレビが娯楽の中心になり。人々は映画館に足を運ばなくなっていった。その後、存続のため多くの映画館が通常の映画から、成人映画へとシフトして行った。しかし、それもビデオが開発され、裏ビデオやレンタルビデオが、登場すると少しずつ廃れていった。ネットが普及した今では、エロ画像やエロ動画を見ようと思えば、ネット上に数限りなく存在し、自分が見たい時に見放題だ。しかも、モザイクなしで見ることだって可能だ。
 ここに来て、ロードショー上演の映画館は、デジタル化を進め、シネコンと呼ばれる形態をとることで、少しずつではあるが、復活してきた。しかし、成人映画館は、まだまだ昔のような状況にない。今や、残った成人映画館を支えているのは、ゲイだと言っても間違いないだろう。

 ここにも一人、そんな成人映画館を支えている男がいる。小此木健作、36歳、一応地元では名の通った会社に勤めるサラリーマンだ。学生時代ずっと水泳部で鍛えており、今でもジムでウエイトトレーニングした後に、クールダウンとして毎日数キロを泳いでいる。まあ、それでもがんがんに鍛えていた頃に比べると、若干脂肪が増え始めた感はあるが、本人は、まだまだ見られる身体だと自負していた。

 初めてこの会社に就職してきた際の歓迎会の2次会は、ストリップ劇場だった。最初の歓迎会で、しこたま皆が飲んでいたということもあるが、カラオケに行くと思ってたら、地元のストリップ劇場に連れて来られた。こういう劇場があるのは知っていたが、温泉地で、歳を取ったおばさんが脱ぐものだと思っていた。ところが、随分廃れたと言われながら、この劇場は、まだまだ活気に満ちあふれていた。
 怪しげなスポットライトに照らされて、舞台の上で女の大事な部分を見せる女性は、同じ歳ぐらいに見えたし、途中で見せる踊りは、それ自体が見事なものだった。酔っ払った状態で、ワーワー騒ぐのも楽しかった。ただ、さすがに途中で、まな板ショーと言われる舞台に、1年先輩の真鍋先輩が上がり、皆が見ている前で、踊り子さんに抜かれるのを見た時は、さすがに驚いてしまった。
 ただ、真鍋先輩の代わりに自分があの舞台に上がっていたらと想像した瞬間、真鍋先輩と踊り子さんのいやらしい動きとは別に、違う興奮が生まれた。

 だからこそ、次の休みの時は、最初っからまな板ショウ目当てに、この劇場に来てしまった。もしかしたら真鍋先輩やほかの同僚が来てるかもしれない。そのことも自分の行動を辞める理由にならなかった。逆に、その方が興奮するかもとさえ思えた。
 何度か踊り子さんが変わり、ストリップショーは続いたが、ようやく待っていたまな板ショーの番になった。司会者のおやじの誘い文句に、誰よりも早く手を上げたが、結局自分以外に5人の希望者がおり、じゃんけんで決めることになった。最初こそ勝ったが、最期残った2人での対決で負けてしまい、舞台には50過ぎと思われるオヤジが出ることになった。それでも諦めきれず、2度目の公演をまって、その場を離れなかった。

 最初の公演が終わり、30分の休憩を挟み、午後9時から2度目の公演が始まった。
 時間的にいちばん混む時間帯なのか、最初の公演以上に活気に満ちあふれたいた。踊り子さんが交代しながら、3度のストリップショーの後に、ようやくまな板ショウを告げるアナウンスがあり、例の司会のおやじが舞台に出て来た。
 今度のまな板ショーの相手は、一番若い踊り子さんだった。希望者を募るアナウンスに、10人以上の男達が手をあげ、再度じゃんけん大会になった。順調に勝ち進み、最期は眼鏡を掛けた大学生と思われるニキビずらの青年の対戦となった。
 司会者のしきりに併せて、思い切ってチョキを出した。するとニキビずらの兄ちゃんは、パーだった。
 よしっ、勝ったという安堵とともに緊張感が押し寄せてきた。こんな大勢の客のまえで、チンポを晒す。そう思うと、それだけでチンポが膨らみ始めた。舞台に上がると、踊り子のお姉さんが、嬉しそうな顔でおめでとうと良いながら、ズボンを脱いで、マットレスの上に寝てくださいと言ってきた。
 ズボンをと言われたにも関わらず、上着をまず脱いだ。
「兄ちゃん、やる気満々やなあ!」
 多くの客がはやし立てた。健作は、その声をものともせず、一気にズボンとパンツを脱ぎ去り、全裸になって仁王立ちした。
「おおっ!」
 感嘆の声と同時に拍手が湧き上がった。
 回転する舞台で、最初は観客に後ろ姿を見せる位置だったが、じょじょに舞台は回り観客に正面をみせる角度まで回った、これまでやと、すぐに踊り子のお姉さんが登場し、おしぼりを使ってマットレス上の勝者のチンポを拭き、その後口でコンドームを器用に被せていたが、舞台そばでおしぼりをコンドームを持ったまま、踊り子のお姉さんは登場してこない。
 腰を落とし、股を開いて、待っている間に、舞台は3周し、その間健作の股間は、観客たちに見られ続けた。
 はっと気がつき、ようやくお姉さんが、舞台に登場するとようやく場が和んできた。踊り子のお姉さんの指示でマットレスの上に横になり待った。おしぼりで丁寧に拭かれた後、いきなり直接お姉さんが咥えてきた。念入りに咥えられ扱かれた後、踊り子のお姉さんは、いきなり健作のチンポに上から跨がって来た。
「あああっ、大きい!すごい!こんなの初めて・・・」
 呟きながら上下に腰を振るお姉さん。その間も舞台は回り続け、健作のチンポも大股開きで、晒されたケツの穴も、そしてお姉さんとの結合部分も、スポットライトに照らされて、観客すべてに見られ続けた。
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