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(妄想小説)素っ裸の労働現場 - ジムで脱ぐ男 第5話

 3ヶ月以上待たないと予約が入らない程、ジムは盛況となった。このままでは、待たされ続けることに飽きてしまう会員も出て来そうだった。そこで、宗一郎と岡崎は、経営会議を開いた。
「この際、隣の部屋も借りて、トレーニング室を増やしませんか?今が、事業拡大のチャンスだと思うんです」
「まあ賃貸料や初期投資は、このままだと半年も掛からずに返せそうだから、それは良いんだけど・・・。そうなると、コーチ増やさないとだめだろ?」
「コーチなあ・・・。そうだっ、この際、拓人さんやりませんか?全裸でトレーニング教えるとなると、普通より給料高くないと誰も来ないでしょ?それに誰でも良いって訳じゃないし・・・。会員さんが好きそうなタイプじゃないといけないし・・・」
「えっ?俺っ?」
「そう!だって、会員さんの中に岡崎コーチは、全裸トレーニングしないんですかとか2人で一緒に全裸トレーニングするなら、倍以上払っても良いっとかって言う会員さん結構いるんすよ!だから、指名制にすると会員さんの楽しみも増えるし、指名料を加算したって良いじゃないですか?それに、2人同時にってのも出来るようにすれば、さらに倍以上の売上げ出て来ますよ!」
「えええええええっ?だって、俺、結構オヤジだよ!宗一郎みたいに若くないし・・・」
「何、言ってるんですか、拓人さんみたいな大人の男が好きな会員さんも結構いるんですよ!それに、前のジムでも結構モテてたじゃないですか!下手に新しい人材入れて、そいつに高い給料払って、そして結局は、俺たちのやり方真似されて独立されたら、ライバル増やすだけじゃないですか!料金の値下げ競争にだってならないとも限らないし・・・。今までだって、そういうのいっぱい見て来たじゃないですか!拓人さんなら、そんな心配要らないし・・・。新しい人材入れるのは、いつだって出来ます。今は、地盤固めるためにも、2人で出来ることは何でもやって、危ない橋渡らない方が良いっすよ!」
「まあな、確かにそうだけど・・・。俺に出来るかな・・・」
「これ、あんまり言いたくなかったけど・・・。拓人さんも、結構露出の気あるでしょ?俺が全裸で自分のトレーニングするようになったのって、前のジムで、忘れ物取りに帰った時に、拓人さんが全裸でやってるの見たからっすよ!それに・・・。時々夜中に河川敷公園の発展場で、全裸徘徊してるっしょ!少なくとも、3回以上は、素っ裸でチンポ扱きながら歩いてる拓人さん目撃してますから・・・。俺にとって拓人さんは、憧れの兄貴であると同時に、俺の露出の師匠なんすよ!」
「えええええええっ?いっ、いつの間に・・・」
「さすがに、師匠が発展してる時は、遠慮して帰りましたから、その後どうなったのかは知りませんが・・・。ねえ!だから素っ裸でトレーニングを教えるって考え方変えて、全裸でトレーニングしてるとこを覗かすとか、露出して素っ裸出トレーニングしてるのを見せて楽しむって・・・。ただそれが深夜の発展公園じゃなくて、このジムのトレーニング室に変わるだけだって考えたら良くないっすか?その上で、さらにお金貰えるんだし・・・」
「ほんとお前には、頭が下がるは・・・」
「だって俺、本当に拓人さんに憧れてここ来たし、拓人さんのこと尊敬してるし、大好きだから・・・。だから、失敗させたくないし、絶対に俺と拓人さんとでここ成功させたいんです!」
「宗一郎っ・・・。そこまで・・・。ありがとう!よしっ、俺も腹括ることにした!お前だけに、無理させる訳に行かねえもんなぁ!いや〜っ、お前がそう言うから、俺も本音言うけどさ・・・。お前が水しらすの会員相手にチンポやケツの穴見せてるの見て、すげえ嫉妬というか、腹立ってたんだ!勝手に俺の宗一郎触るなっ!宗一郎のそんなとこ覗くなって・・・!お前が俺のこと考えて頑張ってる時に、俺って、自分のことばっかりで・・・すまん!おおおっし、これからは2人で頑張るか!露出して見てもらって自分が楽しんで金もらえるんだもんな!こんな幸せなことないよな!そうだっ!ところでよ・・・。あの田中って会員さんさ、肛門科のドクターだぜ!肛門科のドクター相手に、浣腸や括約筋や前立腺の講義してたお前には、俺笑ったわ!あの時、田中先生どう思って聞いてたんだろうな?医者は、直腸診の時、患者が痛かろうが関係ねえとかって言ってたよな・・・。まあ、これからは会員さんの職業欄ぐらい見てから教えた方が良いと思うぞ!(笑)」
(終わり)
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