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(妄想小説)ケツマンコ・ビルダー 第2話 [妄想小説]

 待ち合わせしたのは、会社の駅近くの喫茶店だった。周りに人の少ない2階のテラス席に座った。
「こんにちは!すみませんね!うち弱小企業なんで、ちゃんとした事務所ないんですよ・・・。だから、こんなとこでの面接になりますが大丈夫ですか?それと取り敢えず、今からカメラテスト兼ねて面接の様子も撮影させてもらいますが大丈夫ですか?」
 渡された名刺には、プロデューサー井上省吾と書かれていた。たぶん俺よりちょっと上ぐらいだと思うんだけど、いかにもマスコミさんって感じでおしゃれな人だった。それに持ってるものや着てる服とかも高そうなものだし、髪の毛短く刈り上げて清潔感溢れてて、エロビデオの人っつう感じがまるでない。きっといかがわしい感じの人が来るんだろうと思ってた俺は、逆にちょっと拍子抜けした。何より俺とほぼ同じくらいの体格で、きっと鍛え続けてきたんだろうなってとこが、妙に親近感が湧いた。
「もう撮影してるんすか?」
「はい!大丈夫ですか?無理なら止めますが・・・」
「いやっ、なんかこうしてカメラのレンズがずっとこっち向いてるって、照れくさくて・・・。でも、格好良いカメラっすね!」
「だははははははっ!ええっ、本当に?それだけのガタイしてるから結構見られるの好きだろうし、撮られ慣れてると思うけど・・・。そうそうこのカメラ、良いでしょ!こんなに小さいのに、放送局で使ってるカメラぐらいの性能あるんですよ!まあ、その分結構な値段しますけどね!(笑)」
「スナップ写真みたいなのはありますが、なっつうか面接みたいなとこ撮られるって初めてなんで、緊張しちゃって・・・(笑)」
「まあ、慣れですからね!カメラに慣れてもらうってのもあって、いつも最初からずっと撮影させてもらってるんですよ!その内、気にならなくなりますよ!さてこの後、一応ラブホテルで裸撮影させてもらっても大丈夫ですか?それとこれ履いてもらっても大丈夫ですか?」
 一応、電話で聞かれた事の再確認があって、それが終わると俺たち二人は駅裏のラブホテル街へ行った。真っ昼間に男二人でラブホテル街歩くっつうことに、妙に抵抗あったが、井上さんは気にならないようで、さっさとホテルの部屋を決めると、部屋に入っていった。
「身体の確認とカメラテストしますから、まずは着てるもの全部脱いでください!確認のため、失礼ですが、身体あちこち触りますけど、勘弁してくださいね!」
 そう言われて素っ裸になると、井上さんが俺の身体を触ってきた。まずは頭を掴まれ、上下左右に動かされた。なんでも写りの良い角度を探してるそうだ。そして腕の太さや、胸の厚さ、腹筋の状態に太腿の太さなど、身体中をいろいろな角度で確認しながら、時々大きさや太さをメジャーで測ってメモに取っていた。ベッドの端に手をついて上半身をかがめさせられ、ケツ開かれてケツの穴まで見られたのにはびっくりしてしまった。なんか自分1人だけが、素っ裸で、服を着た井上さんにあれこれと指示されながら、身体中を観察されてると思うと、俺のチンポが膨らんできた。
「んじゃ、最期チンポ確認しますね・・・あっ、あれ?見られてて興奮してきたんすか?勃起してるじゃないですか?」
「いやっ、すみません!すみません!」
「いや!いや!見られて興奮するぐらいの方が良いし、すぐ勃起できる方が撮影には好都合なんで、大丈夫っすよ!じゃあ、チンチン見せてもらいますね!んでも、身体もすごいけど、チンチンも大きいっすね!ほぼ二握りぐらいあるし、日本人の中じゃ、トップクラスのサイズですよ!それに太さも良いですね!雁もちゃんと張ってるし・・・普段からずる剥けですか?」
 チンポのことをここまで褒めてもらうと嬉しくて、ちょっとテンションが上がった。
「はい!高校ぐらいから、ずっと・・・」
 その後、井上さんに渡された極小のビキニを履いた姿を、前後左右から撮影され、次に素っ裸で、井上さんにあれこれと指示されたポーズを、また撮影された。
「諒亮君の場合、身体は最高だし、顔も凜々しくて格好良いので、モザイクありなら、全裸で時給3000円で、モザイクなしなら、4000円ってとこですね!」
「因みに、一番稼げるのって俺の場合だといくらぐらいですか?で、どんなことすれば良いですか?」
「諒亮君、ガタイも顔も良いからモザイクなしでお尻使わせてもらうと、1時間1万8000円です。撮影には3時間程掛かりますから、約54000円ぐらいですね」
「サラリーマンなので、顔バレるのはちょっと・・・。モザイクありだとどうなりますか?」
「そっか・・・、そうですよね。モザイクありだと、お尻で1万5000円なので、4万5000円ぐらいかな?ちょっと失礼ですがお金にお困りなんですか?」
「いや!彼女との夏の旅行代稼げればと思って・・・。無いわけじゃないんだけど、その分、ちょっとは贅沢できるかなって・・・。ただ、ケツ掘られたことないんで・・・」
「だははははははははっ!その心配ならご無用ですよ!痛くないようにちゃんと準備しますから。まかせてください、プロですから!初めての方でも特にこれまでも問題なかったですし・・・。どうされますか?少し家に帰って考えてみますか?それとも、このまま続けますか?撮影内容によっては、追加で少し次の面接しなきゃだめだし・・・」
「続けてください。じゃあモザイクありで、ケツ使う奴でお願いします」
「それじゃあ、男性相手でも勃起できるか見たいので、自分のゲイの友達と一緒にカラオケ店で面接しますけど良いですか?時間ありますか?もちろんカラオケ代はこちらで負担しますよ。晩飯代わりに好きなもの飲んで食べてもらってもOKですよ!」
「えええっ、良いんですか?なら少々遅くなっても大丈夫です!」
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