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(妄想小説)奴隷熊教師…第1話 [妄想小説]

「先生!おはようございます!」
「はい、おはようございます!」
 そう言って頭を下げると、将大の机に向かい合わせに並べた椅子に座った。
「将大、宿題はちゃんとやってきたか?明日から、夏休みだから、やってきてないと出来るまで帰れないぞ!」
「ちゃんとやってきたよ!でも、ここが難しくて、答えがわからなかったんだ・・・」
「どれ、どれ・・・」

 俺は、武田剛士。この小学校でただ1人の先生だ。もちろん、本校には校長と教頭がいて、週に1〜2度、交代で見回り(?)には来てくれるし、月に1度は、今年小学4年生の将大を本校に連れて行き、集団教育を受けさせる授業もあるが、それ以外は、将大と俺の二人っきりの小学校だ。将大は、生まれた時は、両親と東京に住んでいたが、幼い頃に両親が離婚し、父親の河野源太さんが引き取った。この村出身だった源太さんは、都会暮らしに疲れ、自然に囲まれ自然を相手に仕事する農業に憧れ、5年程前に、地元に戻って来て、今は乳牛を中心とした畜産をメインとして生活していた。
 あと学校には、俺1人では手が回らないので、学校の施設管理などをやってくれる用務員の西村航さんという、60代の元教師がいて、いろいろと手伝ってくれている。

 俺は、今年4月にこの学校に赴任した。教員になって、6年。将来のことを考えると、今のうちに過疎校を経験していた方が良いだろうと願いでた。赴任当時。一応、村が用意した教職員住宅があったが、通うのも不便だし、教育委員会の許可をもらって、宿直室を使わせてもらっている。この分校の歴史は古く、戦前には、6学年それぞれ2クラスずつあった時代もあるようだが、鉱山の閉鎖と、若物の地元離れが激しく、これといって産業のないこの地域は、5軒の年寄りだけの世帯と、将大の家庭だけになってしまった。将大が、卒業すると、もう子どもがおらず閉校になる運命だ。それ故に、手入れはしてあるが、校舎は昔ながらの木造2階建てで、宿直室とは別に、風呂場と給食室が残っている。一応、教員室と校長室、放送室と将大の教室を除くと、音楽室と、各教室は使われず、そのまま残っている。

「先生、バイバイ!」
「バイバイ!気を付けて帰れよ!」
 将大が戻り、教職員室に戻り、日誌を仕上げ、夏休みの将大の宿題を作るため、引き出しを開けた瞬間、俺は凍り付いた。俺の引き出しの中に、毛深くて熊のようなガタイをした男が全裸で校舎内を徘徊している写真が何十枚も入っていたからだ。灯りが暗いせいで、はっきりとは写ってなかったが、窓から差す月明かりと、非常灯の明かりに照らされている裸の男は俺以外にいない。
 俺は、小学校の頃から始めた柔道を、教育大卒業まで続けていたお陰で、ガタイだけは大きくなった。丸太のような足と腕、そして何よりも毛深い身体。将大は俺のことを名前で呼ばず熊先生と呼んでいた。しかも、子どもの頃の事故で、今でも残っている肘から上腕に続くケガの跡。俺のことを知らない奴が見ても、俺だと気づくはずだ。身体中から、気持ちの悪い汗が流れ出てきた。

 届けられた写真をすべて茶封筒に入れ、急ぎ足で宿直室に向かう。
「先生!風呂湧いてますよ!晩飯、今夜は魚の煮付けにしました。冷えないうちに食べてくださいね!あれ、どうかしましたか?顔色悪いですよ・・・」
 用務員の西村さんが、各教室や部屋を見回りながら声を掛けてきた。
「いや、大丈夫です!西村さんも、明日早いですから、見回りは後でやっときますから、今日は早く帰ってください。」
「そうですか、じゃあお言葉に甘えて・・・明日は、6時ですよね!じゃ、お疲れさまでした!」
「お疲れさま!」
 そう言って、西村さんを見送ると、すぐに玄関の鍵を掛け、宿直室に戻った。
 宿直室の扉を開け、普段は開けっ放しなんだが、念のため鍵を掛ける。
「落ち着けっ!落ち着けっ!取り敢えず落ち着いて状況を確認せんと・・・」
 玄関横の台所の上に、茶封筒とカバンを置き、奥の部屋でシャツをズボンを脱ぎ、Tシャツとトランクス姿になると、茶封筒から写真を取り出した。
 広げてみると、白黒の写真が30枚あり、宿直室から全裸で出て、校舎内の廊下や、教室のあちこちでチンポを扱く姿が写されていた。どれも、裏庭側から撮影されたようで、硝子越しにも関わらず、薄暗くはあるが、鮮明な画像だった。ルーペで拡大して見てみようと、カバンを探るとカバンの中に、見知らぬDVDが入っていた。また冷たい汗が流れ出る。
 恐る、恐る再生してみた。

「ハアハアっ、ちくしょう気持ち良いよ!誰か見てくれよ!俺のこのどスケベで変態な姿・・・縦笛、ケツに突っ込んだままチンポ扱いてるんだぜ!誰か、覗いてくれよ!見られてえ・・・誰かに覗かれてえ・・・ケツの穴、デカいチンポで掘られてえ!!!!!! ちきしょう、上がってきちまった、もっと虐められて、ド変態に落とされたいのに・・・あっ、ダメだっ!逝くっ!逝く!逝くうううううう!」
 隠しカメラで、撮影された俺の本性。動画は、灯りがないにも関わらずハッキリと逝く瞬間まで撮影されていた。そして俺の恥ずかしい声まで・・・。
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