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ゆーふるやー(銭湯) 中乃湯 [沖縄情報]

実のところ、ワシが銭湯と呼ばれる場所に行ったのは、大阪に来てからの話になる。ワシの出身の宮崎県都城市では、ワシの記憶するところによると、霧島山系の麓にあったこともあり、少なくとも銭湯と呼ばれる場所よりは、地域内に大昔からの湯治場のようなひなびた温泉があり、風呂のない家では、そんな温泉を利用していたように思う。ワシの田舎だけでなく、戦後の復興期から、高度経済成長期に至るまで、自宅に風呂のある家は少なく、そんな家庭に利用されとったのが、街中の銭湯やこうした温泉やった。

お風呂に浸かる文化がないと言われる沖縄にも、銭湯は存在した。それも、一番多い時には、沖縄県内に300軒ほどの銭湯があったようや。ただ、沖縄の銭湯も内地の銭湯同様、経済が発展し、自宅に風呂を持つ家が増えるにつれ、だんだんと減少していった。そして、利用者の減少とともに、燃料代の高騰や、跡継ぎがいないなどの理由で、閉鎖する一方で、とうとう沖縄で沖縄県公衆浴場協会に登録された銭湯と呼べるのは、昨年になって、沖縄市にある中乃湯のたった1軒になってしもた。

沖縄では、銭湯のことを「ゆーふるやー」と呼ぶ。沖縄のゆーふるやーは、本土の銭湯と異なり、脱衣場と洗い場や風呂場の間に間仕切りがなく、開放的や。しかも、微妙に鏡の位置が高い。どうやらアメリカ文化のシャワーを浴びる習慣の影響を受けたようで、実際にはシャワーはないが、髭剃りなどは立ってする仕組みの銭湯が多かった。また唯一残った中乃湯では、お湯と水の蛇口にビニールホースが繋がれ、その先が一つになっている。元々は別々だったものをお客さんの使い勝手が良いように、工夫したようだ。さて、さらにうれしいのが銭湯と言いながら、中乃湯の風呂は、アルカリ性鉱泉で地下からくみ上げた薄い緑色の温泉で、少しトロトロとしていて肌に良さそうだ。残念ながら施設や設備は古いが、掃除が行き届き、清潔感と開放感ある作りになっている。
さらにここでは、湯船のお湯の温度が低いようだと、浴場奥の扉を常連のおじいがトントンとノックすると、経営者のおばあが湧かしてくれ、丁度良くなると、またドアをトントンとノックする。なんともまあ、のんびりとした沖縄らしい光景に出会うことができる。

中乃湯は、最近流行のスーパー銭湯にはない、のんびりとしたお風呂を楽しむことができる場所だ。ただし、おばあが1人で経営しているため、午後3時から午後9時まで。木曜が定休になっているが、おばあの用事や地元の行事などによっては、お休みになることもある。行かれる際は、事前にお問い合わせください。
ぜひ、沖縄で唯一残った温泉に、ビーチ帰りに立ち寄ってみてはどうだろう?

住所:沖縄県沖縄市安慶田1-5-2 電話: 098-937-8953 営業:15:00〜21:00 木曜定休

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妄想日記公開のご挨拶 [妄想小説]

 ワシは、小学校の高学年の時に、友達とかくれんぼをしている最中に、偶然、隣に住んでいた兄貴(今思えば20代後半だったと思う)の全裸オナニーを覗いた事から男のチンポに興味を持つようになりました。いや、元々その傾向はあったと思います。ただ、そのオナニーを覗いた事がきっかけとなって、今の自分の性癖や生活が形成されたと思っています。
 猪熊工務店というサイトを開いたのも、最初は淀川の河川敷公園で発展しているゲイの中で、露出系やSM系の人達のことを見下しているほかのゲイたちがいたからです。何故なら、ワシにとって露出系や、SM系の人達は、覗きの格好の餌食だったからです。そんな彼らの為になればと、アメリカのサーバーを借り、全裸画像を公開できる猪熊工務店というサイトを作りました。もちろん、当時珍しかった日本人のチンポ丸出しの画像を自分が見て楽しむためでもありました。
 そんな猪熊工務店を覗きに来てくれたり、画像を提供してくれた人達の少しでも箸休めになればと、当時、ワシが淀川の河川敷公園で出会った人との体験談を日記として書くようになりました。もちろん、日記を書いて公開することで、ワシ自身を知ってもらい、少しでも多くの人と出会いたいとの思いもありました。その後、職場での昇進や業務内容の増加に伴い、運営を続けることが出来なくなり、猪熊工務店は休止となりました。ただ、その時に猪熊工務店の会員として登録頂いた皆さんのご紹介もあって、その後もHuGsや男子寮、men天、G-Friendなどで日記を書いてきました。残念なことに、時代の流れか、HuGs以外のゲイ専用のサイトはなくなってしまいました。
 またその間に、ワシ自身も、ご存じの通り仲間2人と沖縄に移住し、GENTSという店を開くに至りました。沖縄に移住してからも日記は書き続けて来ましたが、ここに来て日記のネタが極端に少なくなりました。遊んでくれる相手が減ったと言うより、日記を書いても公開の許可が下りなくなることが増えてきました。沖縄は、小さい島です。観光で、ワシを訪ねて来てくれた人との日記は問題ないのですが、地元の沖縄で一緒に遊んでくれた相手が、やはり知人や友人にバレることを恐れ、なかなか公開の許可をしてくれなくなり、日記を書き続けても、なかなか公開できずにおります。そのため、ついつい日記自体を書くことや、こうしたサイトを訪ねることも減ってしまいました。
 一方で、文章を書きたいという思いはあり、実は妄想小説なるものを陰で書き溜めてきました。そこで、この際、実体験の日記が書けない分の空白を埋めるため、書き溜めた妄想小説を少しずつ公開しようと思います。
 素人の妄想による作品です。誤字脱字などあれば、ご指摘頂ければ、喜んで訂正させて頂きます。ただ、時空列や、現実との乖離、都合の良すぎる展開など、あくまでもファンタジーの世界だとご理解の上、ご感想やご意見など頂戴できればと思っています。基本的には、自分の性癖に近い、露出系やSM系の内容のものが多いです。しかも、SMと言いながら、結構甘々だったりします。まあこの辺りがワシのあかんとこやと自覚はしてるのですが・・・。これも、またワシのキャラクターだと諦めて頂き、少しでも楽しんで頂ければ幸いです。っつうことで、妄想小説というメインタイトルで、今後順番に公開します。よろしくお願いいたします。

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