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(妄想小説)2人のパトロヌス 第5話 [妄想小説]

 夏休みになる寸前、健太が、悟の暮らす独身棟の隣の部屋に引っ越してきた。結局、建物はあってもほかに使用する家族はおらず、使用者のいない部屋は、駅長の許可さえあれば誰もが少しの使用料さえ払えば貸してもらえた。今風の言い方をさせてもらえば、この独身棟は、メゾネットタイプで、1階に台所と玄関、6畳ほどの居間があり、2階が寝室という作りの部屋が、3つ繋がった作りをしていた。各戸にトイレはあったが、風呂は共同で、健太の両親が管理していた。だから健太の兄で今年高校3年生になる凌介も中学生になった頃から、この独身棟の悟の反対側の部屋を勉強部屋兼自室として使っていた。凌介と比べると少し早いが、健太が勉強部屋として使うのは、当然と言えば当然の成り行きだった。
 
 あの日以来、雨さえ降らなければ、必ず健太が、石材所や風呂場に覗きに来ていた。そして夏休みになると、暇さえあれば健太は、覗きに来るようになった。それは早朝、トイレの空気取りの窓からだったり、深夜に屋根伝いで、悟の寝室を覗きに来たりした。また昼間の仕事中に、詰め所を覗きに来たこともあった。
 その度に悟は、健太に淫らな姿を晒し続けた。それは、悟にとっても新鮮な刺激だった。トイレでしゃがんで小便や大便をする姿を見せた後、チンポ扱いて逝ったり、屋根の上で、全裸になって扱いて見せたことも、詰め所で全裸になり、ガラス戸を全開にして、ディルドを突っ込んで見せたりもした。

 こうして健太とのの露出プレイは、回を重ねるごとに、エスカレートしていったが、その一方で、悟は少しの物足りなさも感じていた。もっと近くで見られたい、そして時には実際に触って、いじり倒して嬲って欲しいと・・・。もちろん小学生の健太に、そんなことは望めないことは十も承知だったが・・・。

 夏休みに入って1週間ほど過ぎた頃、自室に戻り、健太に見せつけるために購入した透け透けのいやらしい下着一枚で健太が覗きに来るのを待ってると、突然ドアのベルが鳴った。 とうとう健太が直接行動に出たのかと、不安半分、喜び半分でいやらしい透け透けパン1枚の姿で扉を開けると、そこに居たのは凌介だった。ひどく思い詰めた顔をしており、悟は急に恥ずかしさがこみ上げて来た。
「突然にすみません」
 そう言って、凌介は頭を下げた。
「いや、戻ってのんびりしてたとこだから、大丈夫。何か用か?」
「はい・・・。ちょっと両親には聞かれたくないので、玄関の中入っても大丈夫ですか?」
「おっ、おう。どうぞ・・・」
「実は、健太のことで片山さんに誤らないといけないことがあります」
「へっ?何?????」
「実は、健太が毎日のように悟さんの部屋覗いているのです。どうも、ここ最近健太の様子がおかしかったんです。何と言うか落ち着きなくて、毎日なにかにせき立てられるようにそわそわしていて・・・。それで、帰ってから健太のこと観察してみると、毎日のように片山さんの部屋覗きに・・・。もちろん昔から片山さんのことが、大好きだったのは知っています。でも、ちょっと異常過ぎるんで・・・。それで問い詰めたら、毎日・毎晩覗きに行っていると告白しました。健太も思春期入りたてですから、今が一番性に対して興味があるんだと思います。だから、もう2度と覗かせませんから、どうか今回のことだけは、オヤジとお袋には内緒にしてもらえませんか?あいつも、すぐに気がつくはずです。お願いします」

 そう言って凌介は、再度深々と頭を下げた。
 いや、怒るどころか、自分から覗かせ見せていた訳だし・・・。そっか、これから健太君が覗きに来ることなくなるのかと思うと、悟は、少し残念な気持ちさえした。
「大丈夫!誰にも言わないから・・・」
「ありがとうございます。それと、もう1つお願いが・・・。さっきも言ったとおり、健太は今が一番性に足して興味津々なんです。だから・・・その・・・、あの・・・。できれば、そういう卑猥な格好は、少し控えてもらえませんか。健太だけじゃなく、そんなエッチな格好見てると自分まで、ちょっと・・・」
 そう言うと凌介は、頭を垂れた。それでも、上目遣いに悟の股間を盗み見ていた。

 少し残念な思いをしながら、ぼんやりと凌介の顔見ていた。やっぱ兄弟だな、弟思いだし、それに目元は健太にそっくりだ。そんなことをぼんやり考えていたら、突然自分の格好のことを指摘された。そうだ俺は、透け透けのビキニ姿で凌介の前にいるんだ。そう思うと、ビキニの中で1度収まり掛けていたチンポが、またピクリと反応した。そして、上目遣いに目の前で、じっと悟の股間を盗み見る凌介に気がつくとさらに股間が反応してしまう。小さなビキニの左に収めたチンポが今ムクリとヘソに向かって立ち上がろうと動き出した。そして、一気に勃起し、ビキニの上から、亀頭がはみ出した。
「あっ・・・。片山さん。いや悟兄ちゃん・・・えっ、どうして・・・えっ、もしかしたら・・・」
 声を上げる凌介。
「いや、ちょっと溜まっていて・・・」

 密かに憧れていた悟の卑猥な姿に、凌介は健太のことを謝りながらも、悟の逞しい裸と、透け透けでようやくという感じで収まっているチンポから目が離せなかった。そして頭を下げ、じっと盗み見ていると、段々と悟のチンポが膨らみはじめ、とうとうビキニのゴムの上から、ピンクの亀頭が覗いた。 こんな状況で、勃起する悟。溜まっているとは言っていたが、こんな近くで真面目な話しをしているのに・・・ 。もしかすると覗かれていたのではなくて、覗かせていたのではないかと疑い始めた。

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