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(妄想小説)Firefighters 第2話 [妄想小説]

 ただ高校時代から続く武士の悩みが消えた訳ではなかった。憧れ続け、そしていつの間にか武士の性的嗜好を決定づけた消防士のおやじ達と一緒の働くことは、嬉しい反面、それに慣れるまでは武士には辛く感じることも多かった。そんな時は、高校時代と同じようにあの滝に行った。そこで素っ裸になって、へとへとになって悩みを忘れるぐらい滝壺や川で泳ぎ、泳ぎ疲れて川原に寝転び山や空を見上げると自分の悩みがとても小さな事のように思えた。それでも武士のチンポが収まらない時は、武士はすっかり頭が空っぽになるまで、チンポを扱いて抜いた。
「あああっ、気持ち良いよ!誰か、誰かおれのセンズリ見てくれっ!俺のいやらしいセンズリ見てくれっ!そして俺を変態だとバカにしてくれっ!罵り、虐めてくれっ!ちきしょう、気持ち良いっ!チンポが良いっ・・・」
 川原で寝転び、空に向かってザーメンを思いっ切り飛ばすと、空から武士の飛ばしたザーメンボタボタと落ちてきて武士の身体を打ってきた。それでも武士のチンポは収まらなかった。川に入り、川辺の苔の生えた岩にケツを押しつけながら、チンポを扱いた。
「ちきしょうっ、何でケツが気持ち良いんだ!ケツが、ケツが良いっ!誰か、誰か俺のケツをガンガンに何度も掘ってくれっ!もう2度と男に惚れずに済むぐらい、痛い思いをさせてくれっ!ちきしょうっ、ケツが、ケツが良いっ!良いよ!良いよ・・・」
 また大量のザーメンを、緑の水苔が真っ白になる程飛ばした。2発も抜いたにも関わらず、武士のチンポは収まらず、ギンギンに空を向いて勃起していた。武士は、素っ裸のまま、崖を登り、藪の中を歩いた。
「痛ってえ・・・!もっと、もっと俺を嬲ってくれっ!もっと、もっと痛めつけてくれっ!ド変態な俺を打ってくれっ!痛ってえ・・・!痛ってえよ!痛ってえのに、気持ち良い!痛いくせに気持ち良いっ!ちきしょう・・・」
 崖を滑り落ちながら、武士はザーメンを、藪の中にまき散らした。滝壺に落ち、全身に擦り傷を負いながらもチンポは勃起し続けた。そのまま滝に打たれながら扱いた。
「あああっ、気持ち良いよ!すげえっ!もっと俺を打ってくれっ!俺の悩みを叩き流してくれっ!もっと強く俺のチンポを激しく打ってくれっ!ちきしょう、良いっ!気持ち良いっ!」
 滝に打たれながら、武士は滝の水に負けない程の勢いでザーメンを飛ばした。滝の近くのありとあらゆる場所で、武士は獣のようにチンポを扱いては、大量のザーメンをぶっ放し、まき散らした。それは頭が真っ白になり武士の金玉の中から、すっかり子種がなくなるまで続いた。そして出し切ると、武士はまた川原に寝転んだ。武士がまき散らした大量のザーメンの臭いで、滝の周辺は突然たくさんの栗の花が1度に咲いたような臭いが漂っていた。そうして一眠りすると、心がようやく落ち着き、ノロノロと服を着て、家に戻った。それは、武士が消防士になって5年過ぎる辺りまで続いた。武士の悩みが軽くなっていったのは、武士自身の性の対象が、消防士のおやじ達から若く鍛えた男に変わって行ったことが一つの理由だった。

 村の消防士として消防署に勤務するようになって5年目の年に県内でも珍しい第1種の消防士となった武士の将来を嘱望し、県の勧めもあって、東京の消防学校に半年通うことになった。全国から選りすぐられた消防士達は、まさしく子どもの頃に憧れていた男達そのままだった。その中でも武士は、一番年齢が上にも関わらず、誰にも負けない力と意志があり、技術の取得も誰よりも早かった。人に見えないところで必死で努力し技術を身につけようとする武士の行動は集まった消防士達の尊敬を集め彼らの目標となった。講師達も、そんな武士には一目置いた。そんな武士だったが、普段は素朴で実直な人柄で、誰とも分け隔てなく付き合い、大酒飲みで陽気な性格だったこともあって、武士は子どもの頃から憧れていた消防士達に逆に慕われる存在となった。皆が兄貴、兄貴と呼び武士を慕って来た。それが嬉しく、また誇らしかった。誰よりも逞しい男達に慕われる存在になることが武士の新しい目標になった。

 そして消防学校を卒業し、地元に戻る数日前、地元の先輩消防士達への土産を探しに都内を彷徨いていた時に、武士は本屋である雑誌に目が止まった。それは、ゲイ雑誌だった。焦りながらもその雑誌を買い、合宿所に戻ると隅から隅まで舐めるように読みふけった。そして、雑誌の巻末にある広告欄の中から、あるゲイ専用のサウナに行くことにした。武士にとっては、男を好きな男のための雑誌があることやこういう施設が成り立っていること自体が、嬉しい発見だった。しかも、行ってみるとサウナに来ていた男達は、みなジムで鍛えたきれいな身体をしていて、テレビに出ていてもおかしくない程、洗練されていて格好良かった。男を好きな男達が、こんなにいる。男が好きでも良いんだと皆が武士に言っているようだった。しかも毛深く大柄で鍛え上げた身体と、少し厳ついくせに優しい目をした武士は、そのサウナでモテた。武士が動くと大勢の男達が武士に付き従った。そして武士が布団に寝転ぶと、あちこちから手が伸び、皆が武士に群がった。初めて男にチンポをしゃぶられ、男の口で逝かされた。また武士の極太のデカマラに跨がり、ケツで逝かせてくれる兄貴や若物も多かった。大勢の男達と深夜遅くまでSEXをした。そして終電の時間が過ぎ、ようやく落ち着きを取り戻した頃、武士の隣に、武士と似たような年格好の髭ずらの男が横になると、武士に声を掛けてきた。
「兄貴、すごいね・・・。今日来てた客全員とやったんじゃない?しかも、その度に逝ってたみたいだし・・・。タフだねっても、俺とはまだだよ!もし嫌じゃなかったら、俺ともやらないっすか?ほか奴らの勢いに負けてしまって、なかなか声掛けることできなかったけど、兄貴が入った来た時から、ずっと狙ってたんだ。俺の本理想だし・・・」
「良いよ!格好良いし、まだ少し種残ってるから・・・(笑)」
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