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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第25話 ▷SMクラブ日記 その3 [妄想小説]

 もうどれぐらい責め続けられただろう。汗がダラダラと垂れ、意識が少し遠くなりつつあった。それでも男の責めが止むことはなかった。
 男は、次にオレンジ色のカテーテルを持って来ると、誠一郎の尿道に突っ込み始めた。
「ぐおおおおおおおおっ!ぐぎっ・・・・」
 潤滑ジェルも何も使わず、無理矢理押し込んでくる。尿管がカテーテルのゴムと擦れ、気が遠くなるほどの痛みだった。そして、カテーテルの先がチンポの付け根の奥に届いた時、若干の痛みとともに、スルリとカテーテルが膀胱の中に入って来た。カテーテルの先から小便がじょろじょろと飛び出した。途中までそれをバケツで受け止めると、男はカテーテルの先をクリップで留め、もう1つの口からゼリーを注射器で膀胱に入れてきた。
「ぐおおおおおおおおっ!がっ、破裂するう・・・・・」
 小便が漏れ縮んだ膀胱が、逆にぱんぱんに膨れ上がった。
 少し時間をおいて、クリップが解かれまた小便が飛び出し始めたところで、Sは、一気にカテーテルを引き抜いた。
「がああああっ!」
 小便と一緒にゼリーが尿道の中をジュリジュリとこすりながら一気にぼてぼてと出て来た。
 ようやく滑車から降ろされると、誠一郎は身体に力が入らず床にへたり込んだ。
「どうです皆さん、これだけの男臭い男を汚してみたくないですか?滅多にないチャンスです。どうか、こいつのど淫乱な身体を皆さんの小便まみれにしてやってください!」
 男がそう言うと、見学していた男達が立ち上がり、誠一郎を取り囲むと、小便を掛け始めた。
「おらっ、皆さんが雌豚みたいにド淫乱なお前の身体に、皆さんの貴重な聖水を掛けた頂いたんだ。お礼に皆さんのチンポをしゃぶってきれいにして差し上げろ!」
 誠一郎は、次々に誠一郎に突き出されるチンポをしゃぶると、舐め上げ、吸い尽くした。中には、残っていた小便を入れてくる奴もいたが、その小便もゴクリと飲み干した。
「それじゃあ、お礼にそこで皆さんの前で寝転び、お前の汚いチンポを扱いて逝くところをお見せしろ!皆さんも、こいつの汚いセンズリに少しでも興奮できたら、小便でもザーメンでもぶっ掛けても良いし、飲ませても良いし、好きに使ってやってください!」
 誠一郎が、中央に寝転び、勃起したチンポを扱き始めると、見学していた男達は誠一郎の周りに集まり、誠一郎の乳首やケツの穴を弄り始めた。そして誰からともなく、誠一郎のケツを掘り始めるた。誠一郎の口にも、チンポが突っ込まれた。誠一郎は、左右の手で誰かのチンポを扱きながら、口でチンポをしゃぶり、ケツを掘られた。異様な光景だった。誰もが興奮し、誠一郎を嬲っていた。
「すげえっ!すげえっ!もっと俺を嬲ってくれっ!もっと、もっと虐めて、嬲り回してくれ!おらっ、もっとケツ掘ってくれ、もっと奥まで掘り倒してくれっ!マンコになるまで掘ってくれ!雌豚にまで落としてくれっ!俺を、落としてくれ!汚してくれ!!!!!!!」
 皆最後にはザーメンを誠一郎の顔にぶっ掛け、誠一郎を汚した。周りじゅうの男達から、掛けられたザーメンを顔や身体中に塗り広げながら、誠一郎はチンポを扱いた。
「があっ!すげえっ!すげえっ!気持ち良いよ!気持ち良いっ!あっ、逝きそうっ!逝きそうっ!逝くぞっ!逝くぞっ!逝くっ!!!!!」
 誠一郎が逝って、ようやくこの日のイベントが終了した。

 終わって、シャワーを浴び着替えて帰ろうとすると受付の兄ちゃんが声を掛けてきた。
「また来てくれないかな?これだけのガタイで男くさくて男前で見場がいいし、実際あれだけのプレイに耐えること出来るじゃん。特にギャーギャー騒がないで、歯を食いしばって痛みに必死に耐えてる顔が、またそそられるんだ!そんなとこ全部が、うちとしては最適なんだよ!これからは、ずっと参加費は無料にするよ!それに、出演料支払ってもいいよ!1回、1万円でどう?もし気に入ったSいたら、いくらでも相手させるよ、今日のS連中も途中からノリノリだったし・・・。だから次に来る時には、ここに電話してきて!」
 そう言って兄ちゃんは、連絡先の書かれた紙を渡してきた。

 男達の前で、まるで動物のように天井からつり下げられ、男達の慰み者になっている姿を見られることに興奮し、射精もした。特に電動マッサージ器を突っ込まれた時は、逝きたくて逝くんじゃなく、逝きたくないのに無理矢理逝かされるそんな強烈な刺激だった。だが、違うっ!こんなんじゃないんだ!違うんだ!俺の求めているものは、いったいどこにあるんだ・・・。1年程前から書かれはじめた誠次郎の日記は、SMクラブでの出来事が最期だった。誠次郎が経験したことと、ほぼ同じような経験をしてきた。だがどの時も誠次郎の心の奥底は見えなかった。いや、誠次郎だけでなく自分自身の心でさえ見えなかった。もちろんすべての経験を通じ、嬉しい出来事やありがたい思いもたくさんあったし、感謝したい男達もたくさんいた。自分自身が、誠次郎の日記を知るまで経験してきたどんなことより、すべてが充実し、満足できるものだった。だが、誠一郎の求めているものとは、どこか違うという思いをぬぐい去ることができなかった。経験すればするほど、本当の自分が何を求め続けているのかが、どんどん判らなくなってきた。
 どこかで何かを間違えてたのだろうか、誠一郎は何度も誠次郎の日記と、自分の経験したことを照らし併せ比べてみるが、大きな違いはどこにも見当たらなかった。時には、まるで日記の通りに全てが動いているかのように錯覚した程だった。それなのに・・・。誠一郎は、迷いに迷った挙げ句、ついに覚悟を決め。原さんに救いを求めることにした。そして原さん宛に、これまで経験したこと、そしてその時々に感じたこと、そしてそれでも見えなくなった誠次郎と自分のこと、なるべく詳細に、そして丁寧に書いた手紙を送った。

 1週間程して原さんから返事が来た。1ヶ月後の土曜日、泊まりがけで来いとのことだった。
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