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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第2話 ▷omanko その1 [妄想小説]

 誠一郎は、腰のタオルを外し、誠次郎の履いていたケツ割れに足を通した。
 子どもの頃は、まったく同じ体格の二人だったが、誠一郎が、公立高校の入学試験で落ちたことで2人は違う道を歩き始めた。2人は、もともと小学生の頃から一緒に剣道をしていたが、誠一郎の進学した地元の私立男子校には剣道部がなく、担任の勧めもあって柔道部に入った。すんなり志望校に通った誠次郎は、そのまますぐに剣道部に入った。競技の違いからか、高校を卒業する頃には、誠一郎は、ガッチリとした筋肉の上に薄らと脂肪の乗った丸太やビヤ樽のような身体になった。一方、誠次郎は、脂肪がほとんどない締まった筋肉質の身体だった。お互い仕事を始めてからは、学生時代のように身体を動かす機会が減り、お互い脂肪が増え体重が増えたが、誠次郎は、腹が出るのは嫌だとランニングやウェイトトレーニングを続けていたようで、学生時代のスジ筋とまでは言えないが、鍛えられたガッチリとした体格に変わっていた。それ故学生時代より、さすが双子でそっくりだねと言われる機会は増えた。誠一郎は、体育教師と言う職業柄、身体を動かす機会は学生時代程ではなかったが、それなりにあったため、175cmで95kgと現役の頃よりは、脂肪は増えたが柔道部の同期の奴らには、まだ現役に戻れそうだなと言われていた。
 それでも誠次郎のケツ割れは、誠一郎には若干小さかったが、伸びたゴムのお陰ですんなり履けた。まだ微妙に湿っていて、まるでさっきまで誠次郎が履いていたかのようだった。誠次郎の臭いが下から立ち上がってきた。誠一郎の意志に反して、チンポが膨らみ始めた。
 チンポを勃起させたまま、残っていた誠次郎の服や下着をまとめて衣装ケースに投げ入れると、テーブルに座り、持って帰ってきた茶封筒を開けて、中のDVDを取り出した。茶封筒には、達筆な筆で誠次郎の住所と名前が書かれていた。そして裏には、県境に近いところにある村の住所と、原省蔵の名前が書かれていた。取り出したDVDには、マジックで「omanko」と書かれた後に1から4の数字が書かれていた。
 取り敢えず、omanko1と書かれたDVDを再生してみた。

 タイトルもなく始まった動画は、まずは撮影場所の様子がじっくりと映し出された。灯りが少なく薄暗い建物の中だった。壁を見ると漆喰塗りのように見えることを考えると蔵の中のようだった。その中央に10畳ほどの土間があって、その土間の左右と奥は真っ黒に塗られた木造の床で1段高くなっていた。正面の高くなった黒塗りの床の中央にベンチが置いてあり、その上に1本のローソクが立てられていた。そしてベンチの真上の天井の梁に滑車が吊り下げられ、さらに滑車から金属の鎖がぶら下がっていた。周囲の壁や棚には、誠次郎が持っていた数倍はあろうかと思える攻め道具が整理整頓され、置かれていた。
 場面が暗転すると、先程の天井の滑車の真下のベンチのあった場所に一人の男がダルマのようにあぐらをかかさせた状態のままで縛り上げられていた。そしてカメラが近付き、男がアップになった。男は、素っ裸に褌一枚だけの状態であぐらをかかさせ、目隠しされた上で縛り付けられていた。毛深い体付きと首のホクロから、それが誠次郎だと判った。カメラを持った男は、更に近づくと、舐めるように誠次郎の身体を撮影した。そして、股間のアップ。縛り上げられているにも関わらず、誠次郎の股間は勃起していた。男が少し下がって、足で誠次郎を蹴り押すと、誠次郎はそのままの状態で後ろにゴロンと転がり、カメラにケツを向けた。またカメラが近づくと、男の手が誠次郎の褌を外し始めた。
「あっ、外さないでください!恥ずかしいっ!」
「今、お前のいやらしいケツの穴撮影してやるからな!」
 男の渋い声が聞こえた。誠次郎は抵抗するすべもなく、スルスルと褌が外さてしまった。そして画面いっぱいに誠次郎の肛門がアップになった。ヒクヒクと蠢く様子がいやらしかった。そこに男の手が伸び、肛門を弄りだした。
「遊び人だから、もうすっかりマンコになってるかと思ってたら意外にきれいじゃねえか!締まりも良さそうだし、こいつは後が楽しみだな!」
「あっ、だめだ!そこは触らないで!あっ!恥ずかしいっ!」
「何、生娘みたいに恥ずかしがってんだよ!これまでに何度も野郎どもに、ケツ掘られて、回されてきた癖に!」
 男は、そう言うと平手で誠次郎の尻をパンと打ち据えた。
「あっ!止めてください!」
 誠次郎の懇願を気にもせず男は、片手で誠次郎の肛門に、ジェルを塗りつけると、傍らのバケツの中にあった浣腸器に、器用にバケツの液体を吸い上げると、誠次郎のヒクヒク動く肛門に浣腸器を差し込み、ズブッと中の液体を入れた。
「あっ、浣腸は止めてっ!ちゃんときれいにしてきましたから、浣腸は止めてっ!」
「きれいにしてきたなら、良いじゃないか!どうせ透明な液体しか出ないんだろ?」
「でっ、でも出してるとこ見られるのは恥ずかしいです!」
 誠次郎を無視して、浣腸器3本分の液体が入れられると、カメラは元の位置に戻り、固定された。そして、誠次郎のヒクヒク動く肛門をアップにした。
「何だよ!恥ずかしいとか、嫌だとか言ってる割には、お前のチンポは、ビンビンじゃねえか!しかも、ケツの穴までおマンコみたいにヒクヒクさせやがって・・・」
「あっ、ダメっ!お腹が・・・。お願いします!トイレ行かせてください!お願いします!縄解いてください!」
「何、甘えたこと言ってんだよ!浣腸っつうのはな、10分程我慢して出してこそ、すっきりきれいになるもんなんだよ!お前、男だろ辛抱しな!」
「だめっ!だめっ!漏れそうっ!漏れそうっ!」
 突然、ピシッと鞭が鳴った。
「辛抱しろっつうてんだろ!ギャーギャー女みたいに煩いガキだ。言うとおりできないんじゃ、鞭使って身体に覚えてもらうしかないな!」
「むっ、鞭は止めてください!辛抱します!辛抱します!」
「最初っからそう言えば良いんだよ!本当に、エリートとかって言われる連中は、口ばっかりでしょうがねえな!だから、お前みたいなの相手すんの嫌なんだよ!」
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