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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第13話 ▷痴漢電車日記 [妄想小説]

 誠次郎の日記を通し誠一郎は、これまで自分が知らなかった事や、気がつかなかった事をいろいろと教えてもらった。
 次の日記に書かれていたのは、通勤電車内で起こった出来事だった。そのため誠一郎は、有給を使い休みを取ると、いつもより早く起き、誠次郎の住んでいた町の駅まで車で向かった。

 誠次郎が通勤に使っていた7時30分発の快速電車の先頭車両、しかも一番前のドアから、電車に乗り込んだ。回りはスーツを着たサラリーマンと学生と思われる男だけの場所だった。誠一郎も、その日は全裸にスラックスを履き、裸のうえに白いシャツを着て、ネクタイを締め、上着を着て、電車に乗った。ここから、5分程走り次の駅を出ると、誠一郎の乗り込んだ側の扉は開かない。また次の駅を出ると、誠次郎の乗り換え駅までは30分程止まらない。

 電車が動き出してすぐに誰かの手の甲が誠一郎の股間に押し当てられ、ケツには誰かの股間が押し付けられた。電車に乗り慣れていない誠一郎は、ギュウギュウ詰めの車両の中でどう身体を動かして良いのか判らず、ただじっと耐えるしかなかった。じっと抵抗もできず身動きしない誠一郎に、股間の手の動きが大胆になってきた。手の甲から手のひらに変わると、揺れに併せて、チンポが扱かれた。勃起すると亀頭の辺りを別の誰かの手がグリグリと捏ねた。ケツに押し当てられた股間も、いつのまにか勃起していた。身体の横に降ろしていたそれぞれの両手の甲に誰かの勃起した股間が、電車の揺れに併せて押し当てられた。なんの抵抗もできず身動きすら出来ないまま次の駅に到着した。さらに大勢の男達が乗り込み、誠一郎は、奥まで押し込まれた。
 電車が動き出すとすぐに誰かの手で誠一郎のスラックスのファスナーがジリジリと降ろされ、また別の誰かの手で同時にベルトが外さた。最期にまた別の誰かの手でスラックスのホックも外された。
「あっ、落ちる・・・」
 電車の揺れに併せるように、徐々にスラックスが膝まで落ちていった。いや、後ろの誰かに降ろされたのかもしれない。満員電車の中で、勃起したチンポが丸出しにされてしまった。
「ほう!ノーパンとは、やる気満々っすね・・・」
 耳元で誰かがそう呟くと、回りの男達みなが覗き込んできた。

「違う!俺は・・・」
「ここにノーパンで乗ってくるとは、露出狂のド変態っすか?渋い男前なのに・・・(笑)」
「違う!俺は・・・」
「いや!いや!こういう男前こそ、ど淫乱で、ど変態などMが多いんすよ!」
「違う!俺は・・・」
「さあ、グチャグチャ言ってないで、時間は残り少ないんすから、兄貴がその気なら、さっさと楽しませてもらいましょ!」
 誠一郎の回りで男達が好き勝手なことを囁きあった。
 すると回り中から手が伸びて来て、ネクタイが緩められ、シャツのボタン全てが外された。
「ほらね!シャツの中も裸でしょ!しかも、かなりのガタイっすから、みんなに見て欲しいんすよ!」
 上着と一緒にシャツが肘まで脱がされ、誠一郎は、すっかり全裸にされてしまった。
 気がつくと、満員でギュウギュウ詰めにも関わらず、誠一郎の周囲の男達全員が、誠一郎の方を向いていた。そして、それぞれが、それそれ好きな場所を弄り始めた。両手が後ろに回され羽交い締めになった。あるものは乳首を摘まみ、あるものは乳首を撫で、勃起したチンポの竿を扱くものもいれば、亀頭をグリグリとこねくり回され、金玉をさわさわと撫でられた。耳元で、息を吹きかけながら耳たぶを甘噛みするものもいた。毛深い胸板を揉むもの、剛毛を引っ張りものもいた。身体中のありとあらゆる場所が、周囲の男達の手でいじり回された。
「あっ、そこは・・・」
 誰かの指が、誠一郎のケツの中にズブズブと侵入してきた。
「あれっ、すげえ!ケツもしっかり準備万端っすよ!」
 両サイドの男達が、誠一郎の太腿を引き、がに股にされると何本もの指がケツの穴に入れられた。
「がっ」
「また!またっ!ここまで準備しておいて、しかもチンポギンギンで汁垂れ流してるくせに!」
「おおおおっ、これは久々の大当たりっすね!んじゃ。時間もないことだし、俺からやらせてもらうぞ!」
 いつの間に引っ張り出したのか、後ろの男の勃起したチンポがケツの穴に押し当てられると、弄っていた指が一旦引っ込んだ。
「随分な遊び人かと思ったら、ケツの締まりメチャクチャ良いぜ!中もトロトロだし・・・」
 電車の揺れに併せて男は腰をがんがんに振り続けた。
「んじゃ、ちゃっちゃと逝かせてもらうぞ!」
「止めてくれっ!」
 直腸の奥深くに男の精が放たれた。
「じゃあ、順番だと次は僕っすね!」
「良いから、早くやってくれ!こんな上玉、そうそうお目にかかれないんだから」
 気がつくと、回りの男達は、みな誠一郎を弄りながら、皆がチンポを引っ張り出し、扱いていた。
「・・・・ぐへっ!すげえ、気持ち良いっ!逝きます!逝きますよ!」
「止めて、止めてくれっ!」
 学生風の男がザーメンを誠一郎の中に放つと、誠一郎の肛門から、二人分の汁が漏れ出てきた。垂れた汁が太腿を伝い気持ち悪かった。男達は、そんなことにお構いなして、次は頭の禿げたおやじのチンポが押し込まれた。

 身体中をいじり回されながら、チンポを扱かれ、立て続けにケツを掘られている内に、誠一郎のチンポのザーメンも登り始めた。
「だめだっ!逝きそう!逝きそうっ!逝くっ!逝くっう!」
 逝く寸前に、誰かのハンカチでチンポの先を包まれ、その中に汁を飛ばした。
 それからも、乗り換え駅に着くまでの間、犯され、チンポを扱き、精液を抜かされ続けた。途中から、足ががくがくして立ってられない状態になると、両脇の男達が誠一郎の身体を支え続けた。何十人もの男達の精液が、誠一郎の直腸内に放たれ、ケツの穴からは収まりきらなくなった男達のザーメンが、ダラダラと零れ続けていた。
 電車が駅の構内に入ると、皆の手が伸び、誠一郎のスラックスを引き上げ、シャツと上着を着させた。ただ、締まることを忘れたケツからは男達の汁が溢れ、両足を伝い、足首まで垂れてきていた。電車が乗り換え駅に到着すると周囲の男達のほとんどが降りて行った。誠一郎も、力の入らなくなった足を引きずりながら、やっとの思いでホームに出て、目の前にあったベンチの上にへたり込んだ。

 ようやく、なんとか力が戻って来ると、反対側のホームに行き、元の駅まで戻る快速電車に乗り込んだ。車内には、ほとんど人がおらず、ケツから漏れ出た男達の汁がスラックスの股間に染みこみ、電車の座席まで染み出てしまったが、もう身体が言うことを聞かなかった。
 電車の車内で、全裸にされ、無数の男達の犯されるという異常な状況に、誠一郎は、興奮し、何発ものザーメンを無理矢理飛ばされた。気持ち良かった。だか、なんか自分の思う世界と違う気がした・・・。
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