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(妄想小説)Gemini -二価染色体 第08話 ▷発展銭湯日記 その2 [妄想小説]

 このチェーン店には、全ての店舗にドライとスチームの2種類のサウナがあった。誠一郎は、迷わず日記に書かれていたスチームサウナに向かった。少し遅れて露天風呂の男達が、誠一郎の後に付いて来た。

 スチームサウナの扉を開けると、部屋の充満していた湯気が外に流れ出て、少し内側の様子が見えた。数人の男達が、向かい合った席の上段の四隅に離れて座っていた。誠一郎は、空いてる下段の中央に座り、両手を上段に掛け、大きく股を開いてサウナの天井を見上げた。
 誠一郎から少し遅れて、露天風呂の男達が入ってきた。扉が開かれたことで、さらに湯気が外に流れ、サウナ内の視界が良くなった。遅れてきた男達のうち、スポーツマン風の男が誠一郎の隣に座った。残りの男達も誠一郎を囲むように陣取った。すると周囲のことなどまるで気にならないかのようにスポーツマン風の男が、誠一郎の方に向き直ると、いきなり誠一郎のチンポを握り扱き始めた。それに抵抗せずにいると、正面に座っていた男が、サウナの床にしゃがむと伸ばした誠一郎の両足首を掴み持ち上げ、自分の肩に掛け、誠一郎の肛門を舐め始めた。
「あっ・・・」
 誠一郎の口から声が漏れた。男は、一旦舐めるのを止め、人差し指をひと舐めすると、指を肛門に押し入れてきた。
「あっ、ぐふっ・・・」
 男の指が、直腸内の壁をなで回した。そして周囲にいる男達に向かって男はニヤリと笑ってみせた。上段にいた男の1人が、誠一郎の真後ろに来ると両足で誠一郎を挟み、上段に伸ばした手を押さえつけた。正面の男が誠一郎の両足をさらに持ち上げると、真後ろの男が、誠一郎の両膝を後ろから抱え持った。マン繰り返しのされた誠一郎の肛門を皆が覗き、触ってきた。
 スチームが噴射され、また視界が悪くなった。正面の男に代わってスポーツマン風の男が、誠一郎の正面に立つと、半分被った身体と同じぐらい真っ黒なチンポの皮を剥くと、少し小ぶりで先のとがった真っ黒な亀頭が剥き出てきた。男は、自分の右手の手のひらにペッと唾を吐き、数回、真っ黒な亀頭をこねくり回すと誠一郎の肛門にチンポを押し入れてきた。
 誠一郎にとっては、生まれて初めてのことだった。もちろん男同士のSEXでケツの穴を使うことは知っていたし、大学時代後輩のケツの穴を使って処理する先輩も知っていた。日記を読んで覚悟はしていたが、まさか本当に自分がケツの穴を使われるとは思っていなかった。一応念のためと思い、自宅を出る前にイチジク浣腸とシャワーを使いケツの中をきれいにしてある。それにこれまでディルドで慣らしてきた。そのお陰か、想像していたような痛みもなく、思いの外すんなりと男のチンポが入ってきた。
 スチームの蒸気で視界が効かない中、誠一郎は左右から乳首を弄られ、マン繰り返しでケツを犯された。異様な状況と、サウナのスチームの熱で、頭がボーッとし始めてきた。男のチンポは、あまり太くない代わりにガチガチで固く、ガシガシと誠一郎のチンポの根元の裏側を突いてきた。そこが突かれた後、ズルリとケツの奥に男のチンポが押し込まれるとムズムズする快感が襲ってきた。また直腸の奥をガンガンにつかれると、何かが漏れそうな気持ち良さがあった。スチームの蒸気で身体中から汗が噴き出し、乳首や身体を弄り、なで回す男達の手が、妙に気持ち良かった。
「すげえ、締まるケツだぜ!勃起チンポ晒しながら歩いてたから、よっぽどの遊び人かと思ったけど・・・良い時に当たったぜ!」
 男はそう言うと、勃起したチンポを何度もガンガンに打ち付けて来た。誠一郎の左隣に、最初に誠一郎の正面にしゃがみ込み、肛門に指を入れてきた男が立つと、誠一郎の頭を引き寄せ、自分の勃起したチンポを押し付けてきた。誠一郎は、一瞬ためらったが、初めて男のチンポを口にした。なるだけ歯を当てないように注意しながら舌と絡め、男のチンポを吸った。少し塩っぱいと感じたが、別に嫌な思いはなかった。
 誠一郎がしゃぶるのに併せて、男が腰を使い始めた。時々、男のチンポが喉の奥に入り込み、少し嘔吐きそうになるが、必死で堪えた。そのことが逆に自分は今男に犯されていると感じられ、妙な被虐感を誠一郎に与えた。普段は、男くさいと言われる自分が、サウナの中で、男にケツを掘られ、チンポを扱かれ、口でチンポをしゃぶらされている姿を、見ず知らずの男達に、観察されていると思うと、恥ずかしさがよけいに羞恥心を煽り、ゾクゾクとしたものを感じた。
「こんなガタイの良い奴にチンポしゃぶらせてると思うと、無茶苦茶興奮する!逝くぞっ!逝くぞっ!溢さず飲めよ!」
 チンポをしゃぶらせていた男が、そう良いながら喉の奥に、自分の汁を打ち付けた。生臭い臭いが鼻を通ったが、思い切ってゴクリと飲み込んだ。
「チキショー上がってきやがった。だめだ、もう持たないっ!逝くぞ、逝くぞっ!逝くっ!!!!!!」
 スポーツマン風の男が、誠一郎の直腸の奥に男の汁を打ち付けた。

 何人もの男達が、誠一郎が複数の男達に犯されている様子を周りで見ながら、自分のチンポを扱いていた。そんな男達も、立ち上がると誠一郎の身体に向かってザーメンを飛ばしてきた。誠一郎の身体は、何人もの男達のザーメンでドロドロに汚された。スチームサウナが、男達のザーメンの臭いで満ちあふれた。そして男達は、自分達が逝くと順番にスチームサウナから出ていった。スチームと男達のザーメンの臭いが充満したサウナの中で、1人誠一郎だけが残された。

 誠一郎は自分のよく知った場所で、本当にこういうことが行われていたことに驚いた。誠次郎の日記と同じ経験をするとは言ってみたものの、実際に自分がこうして男にチンポをしゃぶってもらい、男にケツを掘られ、また初めてチンポをしゃぶり、男のザーメンを飲まされる事になるとは・・・。そして逆に自分自身が、そんな異様な状況に興奮し、ザーメンを飛ばしたことに当惑した。確かに嫌な気持ちはしなかった。それどころか気持ち良かった。だが、何故かなんとなく自分が求めているものと違うような気がした。
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