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(妄想小説)体育教師の性教育授業 第2部:第2話 [妄想小説]

 孝一郎は、どんどんエスカレートしていった。次の授業では、子ども達の前で、男でもケツが感じると言って、ディルドを突っ込んで見せた。
「先生っ!僕、オチンチン勃っちゃった!先生のお尻の穴に入れてみていい?」
「おう、良いよ!先生を見て勃っちゃった人は、順番に先生のお尻の穴に入れていいぞ!もし、精液が出るても、子どもはできないから、出したい人は、どんどん中に出して!精液じゃなくて、おしっこしたくなったら、中でおしっこしても良いよ!」
 勃起した子どもから順番に、孝一郎の前に並ぶと、順番に孝一郎のケツの中に突っ込んで来た。今の子ども達のチンポの発達はすごく、大人顔負けのサイズの子どももいた。
「あんっ!ふんっ、すげえっ!気持ち良いよ!もっと、ガンガンに突いても大丈夫だよ!瑛太、もっと、激しく・・・」
「あっ、出ちゃった!」
「じゃあ、次の人と代わって!おう、絢人か、デカいなあっ!おおおおおおおおおおおっ!すげえっ!あああああああああっ!感じるよ!奥に、奥に届くっう!もっと、もっと激しく犯してくれっ!絢人、俺をもっと犯してくれっ!あっ、ダメだ!漏れるっ、おおおっ、潮、潮噴いちゃう!」
「先生、そんなに締めると、気持ち良いよ!出ちゃうよ!出ちゃうって・・・」
「次は、恭平か!もっと激しく突いても良いよ!おおおおっ、すげえっ!」
「先生、おしっこしても良い?気持ち良くて、おしっこ出そうなの・・・」
「良いよ!おしっこ出しても・・・・おおおおっ、入ってくるっ、恭平のおしっこが入ってくるっ・・・。すげえっ!すげえよ・・・」

 それ以来孝一郎は、事あるごとに子ども達に、自分のケツを掘らせた。また、直接体育教官室を訪ねて来て、孝一郎のケツを掘りたがる子どももいた。孝一郎は、その度に、子どもの前で、ケツを開いた。
 2学期に入って、何度目かの性教育授業で、子ども達にケツを回された日の夕方、体育教官室に絢人と恭平、瑛太の3人が訪ねて来た。またケツを掘りたいのかと思い、3人に同時に回されるのも良いかと、ニヤニヤしながら3人の顔を見た。
「先生、相談があるんだ!ちょっと良い?」
「おう、良いよ!俺のケツ掘りたいのか?」
「・・・まあ、その事なんだけど、ちょっとここじゃあ、体育倉庫に一緒に来てもらえませんか?」
「おうっ、どこでも良いよ!」
 3人と体育倉庫に入ると、扉が閉められた。準備良いじゃねえかと感心した時、絢人に首を絞められ落とされた。

 ふと気がつくと、孝一郎は全裸にされ、後ろ手にロープで縛り上げられ、体育倉庫の床に転がされていた。跳び箱の上から3人が見ていた。
「なっ、何だ!こんなことしなくっても、先生のケツ好きに使わせてやるのに・・・。でも、まあこれはこれで、ちょっと良い感じだけど・・・」
「先生っ、ちょっと危機感足りないんじゃね?」
「本当っ、いつも、いつもケツ掘れ、ケツ掘れって・・・」
「毎度っ、毎度っ、あんたの毛深くて汚ねえケツ掘らされるこっちの身にもなってみろや!」
「えっ?なっ、何言ってるんだ?みんな楽しんでくれてたはずじゃあ・・・」
 これまでの子ども達と違う、彼らの豹変に、孝一郎はうろたえた。
「もう、飽きたんだよ!いつも、いつも自分の素っ裸晒して、興奮してるど変態で露出狂のあんたに付き合わされんのに・・・」
「あんまり子どもだと思って、見下さない方が身のためだと思うよ!」
「そう言えば、確か最初の授業で撮影した動画ありましたよね・・・。実は、あのコピー、俺たちもみんな持ってるんすよね・・・」
「なっ、おっ、俺を脅す気か?金か?なっ、何が欲しいんだ!何が望みだ!」
 跳び箱から飛び降りた絢人が、孝一郎の顎を掴んで凄んだ。
「これだから、体育会系って奴が嫌いなんだよ・・・。お前のはした金せびんなくても、俺たちは十分金持ってるんだよ!」
 続いて、恭平と瑛太も飛び降り、孝一郎の横に立った。恭平の手には竹刀が握られていた。
「好い加減、気づきなよ!頭悪いなあ・・・」
「もうエロ授業はいいって言ってるんだよ!もうあんたに飽きたんだよ!」
「本当、笑えるよな!水泳の授業でさ、エロい格好見て欲しいからって、透け透けのビキニ履いてきたり、わざとらしくおはじき、股間に隠して触らせたり・・・」
「逝くとこ見せたいからって、授業で勃起チンポさらして扱いて逝ってみせるは、浣腸までして、やらしいの見せつけてくるし、ケツ掘らせるし・・・」
「最初っから、お前の魂胆、見え見えなんだよ!」
「えっ?でもみんなノリノリで楽しんでたと・・・」
「併せて上げてたの・・・。何されたいか見え見えだったし・・・」
「まあ最初の頃は、面白かったよ、ここまでするんだってね・・・」
「みんな、バカにしてたんだよ!すぐ欺されて、調子こいてるって・・・」
「だから、好い加減にしてくれないと、あの動画、然るべきところに送りつけるぞ!」
「頭悪いのと性癖以外は、可愛いとこあるから、事を荒立てたくないんだよ!」
「なっ、簡単な事だろ!普通に授業してくれれば良いんだよ!」
「俺たちも、バカなあんたの事嫌いじゃないんだよ!だから、どうしても性欲収まらないならさ、良い場所知ってるから、その時は案内してやるよ!」
「あんたのエロい格好見て、興奮してくれる人達、結構いるからさ!ノリノリで見てくれるし回して嬲ってくれるよ!」
「たださ、そこも調子こき過ぎると、すぐに飽きて、ぽいされちゃうからね!そこは、気をつけて!」
「縄解いてやれ!先に言っておくぞ!暴力に訴えて来たらどうなるか判ってるよな!あんたの授業の動画、俺たちが持ってるんだぜ!」
 孝一郎を縛り付けていた縄が解かれた。そして子ども達は、体育倉庫から出て行った。素っ裸の孝一郎だけが残された。

「あいつさ、縛られて、怒られてるのに勃起してやんの・・・」
「ド変態だから、仕方ないよ・・・下手したら、あれで逝っちゃいそうだったんじゃね?」
「本当、ドスケベのド変態のド淫乱っつう三重苦のバカだからな・・・」
「まあ、そこが可愛いんだけどさ・・・(笑)」
 扉の外から、そう話す子ども達の会話が聞こえてきた。
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(妄想小説)体育教師の性教育授業 第2部:第1話 [妄想小説]

「ハア、ハアっ、ハアっ!もう許してください!」
「先生っ、いい加減、小学生だと舐めない方が良いよ!」
「そう!そう!みんな、先生のノリに併せてやってるけどさ・・・」
「自分の欲求満たすために、俺たち使うってのは、大人としてどうなんだろうね・・・」
 体育館の体育倉庫の中で孝一郎は、素っ裸の上からロープで縛り上げられ、竹刀で打たれ続けていた。それでも孝一郎のチンポは萎えずに勃起し、先走りを垂らし続けていた。そこにいたのは、絢人と恭平と瑛太だった。

 夏休みに入る直前、孝一郎は、子ども達の前で素っ裸になり、自分の身体を使って性教育を行った。夏休みが終わり、学校に戻ってきた子ども達が、順番に孝一郎に報告しに来た。
「先生っ!僕、この間夢精したの!夢の中で先生出て来てエッチなことしてたら気持ち良くなって・・・」
「あっ、俺も・・・。でも俺は、おマンコ実際に見たことないから、先生のお尻の穴に入れてる夢見てたら夢精してた!」
「だははははははっ!そか!じゃあ、実際に先生のお尻の中入れてみるか?」
「えええええええっ?ずるい!俺も入れたい!」
「ええっ、僕も・・・」
「じゃあ、順番にみんなで入れてみるか?」

 2学期が始まった。孝一郎は、1学期の性教育授業でのあの甘美な時間が忘れられなかった。その為時々、子ども達の言葉の端々を捕らえては、性教育と銘打って、子ども達の前で全裸になり自分の身体を弄らせた。特にすごかったのが男性の性と銘打ったアナルの感覚についての授業だった。
「お尻の穴って汚くないの?だって、ウンチの出てくるとこだよ!」
「口からお尻までずっと管が通っていて、食べた食べ物や飲み物は、消化といって細かく砕かれ、身体に取り込まれやすいように変えられて、大事な栄養だけが身体に吸収されるんだ。途中で身体に取り込みやすくするための液体やいろいろな小さな菌と呼ばれる生き物たちが、その形を変える手伝いをしてるんだけど、最後に吸収されずに残ったものがウンチで、その中にさっきの菌達も混ざっていて、中に悪い仕事をする奴がいるから、みんなウンチは汚いから触っちゃダメとかって教えられるんだ。だからお尻の中も、キレイに洗い流せば、口と一緒で、大丈夫なんだよ!じゃあ、今日はキレイにする方法を見せてあげる!」
 孝一郎は、体育教官室に戻ると、イチジク浣腸と簡易ポンプとバケツを持って、戻って来た。
「これは、イチジク浣腸と言って、お腹の中のウンチを出しやすくするものなんだ」
 そう言うと、孝一郎は素っ裸になり、中腰になると、子ども達の目の前で肛門にイチジク浣腸を5本入れた。
「先生は、今朝1度、おうちで浣腸してきたから、ほとんどウンチ残ってないから水しか出ないと思うけど、普通はこうするとお腹の中のウンチが全部出ちゃうんだよ!このまま10分程、待ってね!」
 孝一郎は、浣腸液で、グルグルと鳴り出し、しくしくと痛み出した腹を抱え、子ども達の前で肛門を晒しながら、痛みに耐えた。限界が近づくと、持って来たバケツの跨がり、子ども達の見ている前で排泄してみせた。シャーっという浣腸液を出す音に混じり、ブピッ、ブビというおならのような音が漏れたが、それさえも孝一郎にとっては甘美なメロディーだった。
「うへっ、おならみたいな音してるよ!」
「すげえっ!あんなにいっぱい液が出て来た」
「ちょっと臭い・・・」
 すっかり出し終わると、簡易ポンプを使って水浣腸を3度程し、水しか出なくなったことを見せた。
「ほら、もう水しか出なくなったでしょ!これでキレイになった。じゃあ、順番に先生のお尻の中に指を突っ込んでみて、確認してみて!一応、念のためにゴム手袋を嵌めてから、入れるんだぞ!」
 孝一郎は、ケツの中にローションを仕込み、肛門周辺に潤滑クリームを塗り込んだ。そしてゴム手袋をした子ども達が近づいてくると、マットの上に仰向けに寝て膝を抱え、肛門を丸出しにした。子ども達は、順番に孝一郎のケツの穴に指を突っ込むと中でグリグリと動かしてウンチが残っていないか確認した。
「ふぁああっ、すげえっ!感じるよ!みんなの指が先生のお尻の中の壁を撫でてるの感じるよ・・・。ほら、丁度オチンチンの裏側辺りに、ちょっとコリコリした感じのところがあるでしょ、そこを前立腺て言って、そこを触られると、気持ち良いんだ。そこで前立腺液って液体が作られて金玉で作られた精子と一緒になって出てくるんだよ・・・。あんっ・・・、すげえっ!いいぞ!もっと弄ってくれっ!」
 孝一郎のチンポの先から、だらだらと先走りが垂れ、やがて白いものが混ざるようになってきた。
「じゃあ、最後は、扱いて逝くよ!よく見てて・・・」
「おっ、すげえっ!先生のお尻が、僕の指に吸い付いて来たよ!ここが前立腺でしょ?ここが気持ち良いの?」
「そう、そこっ・・・。そこをグリグリしてくれっ!があっ!良いよ、上手だよ!良いよ!気持ち良いよ!きたっ、逝くよ!逝くよ、精液出すよ!逝くっっっっっっっ!」
 子ども達にケツの穴を弄らせながら、孝一郎は精液を飛ばしてみせた。
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(妄想小説)体育教師の性教育授業 第5話 [妄想小説]

 中等部や高等部の生徒達と違い、小学生は、素直で真っ直ぐだ。興味があるくせに、人前では遠慮し自分の感情を出そうとしない中学・高等部の生徒達に比べると、小学生は、まっすぐに見つめ、素直に聞いてくる、その事がさらに孝一郎自身のいやらしさや変態ぶりを高め、淫乱な自分に酔いしれさせてくれた。こんな素直な子ども達に対して、何てどスケベで、ド淫乱な姿を晒してるんだと思うと、孝一郎の露出心をさらに擽ってくれた。
 もう孝一郎の目に、中等部や高等部の生徒達は写らなかった。時々、彼らの前でスケスケのビキニやスパッツを履くことはあったが、それはあくまでも次の小学生達に見せるための衣装だった。だから、中等部や高等部の授業しかない日は、ジャージや厚手の運動着を着ることが増えた。

 この学校では、4年生の時に1度、性教育をすることになっていた。そして、それは体育の授業を潰して行われた。一応、その為の画像やビデオが用意されていたが、孝一郎は端っからそれを使う気などなかった。授業が始まると、机6つだけを残して、全て後ろに片付けさせた。そして机の周囲を取り囲むように子ども達を座らせた。まずは、男女の身体の構造を図解を使って説明した。
「・・・・・・・なので、男の子は、今のみんなぐらいから少し過ぎると、子どもを作る準備を身体が始めてくるので、オチンチンが大きくなったり、金玉が大きくなったり、毛深くなったり、声が子どもの声から大人の声に変わったりするんだ・・・」
「大人の人でも、先生みたいにずる剥けの人とそうじゃない人がいるのは何でですか?」
「みんな同じ4年生だけど、背が高かったり低かったりするでしょ!それと一緒で、オチンチンにも大きな人と小さな人がいて、その成長の仕方の違いなんかが理由で、先生みたいにいつも剥けてる人とそうでない人がいます。だけど、被ってる人でも皮を引っ張って剥くことができたら、問題はないよ!剥けなくて痛くなっちゃう人は、それを直さないとだめだけど・・・じゃあ、ちょっと集まって・・・」
 孝一郎は、その場で素っ裸になると、机の上に大股開きで座った。
「良く先生のチンチンを見て!ほら、ここを戻すと、ちょっと皮被るでしょ!先生も、子どもの時は皮被ってたの?中学生になるぐらいの時に、今みたいに剥けだして今じゃ、すっかりこうなっちゃった。みんなで今みたいに戻したりしてみて・・・」
 子ども達は、順番に孝一郎のチンポを握ると上に押し上げ、少し皮が戻る様子をじっくりと観察した。
「ここが亀頭。亀の頭って書くんだ。形が亀さんの頭に似てるから、そう言われてる・・・。亀頭が一番敏感で、ここをローションやクリーム使って、グリグリされると腰が抜けるぐらい気持ち良い。ここが鈴口。ここからおしっこも、精液も出て来ます。ほら覗いてみて・・・。先生だとこれぐらいの棒が入るんだ・・・。ここが陰嚢って言って、精子をつくる金玉が2個入った袋。ほらっ、触ってみてごらん。二つあるでしょ・・・。ここが一番大切な場所だから、周りの温度によって、あまり中が変わらないように、寒くなると縮んで、熱くなると伸びて、熱を溜め込んだり、放出したりしてる。ここがうんちが出てくる肛門。女の人は、オチンチンが無い代わりに、オチンチンのついてる場所とお尻の穴の間に、さっき話した膣ってのがあるだよ!」
 孝一郎は、説明しながら、自分のチンポや金玉、肛門などを子ども達に触らせた。そして、さりげなくどう触れば気持ち良いかも教えた。孝一郎は、素っ裸のまま説明を続けた。

「・・・・だから女の子は、この時期になると月に1度、生理が起きます。逆に男は、いつでも子どもを作れるよう、3日ほどで金玉の中が精子いっぱいになります。この間、体育館で先生が出した白い液体は、この溜まった精子の入った精液です。これが女の人の卵子と出会って結合すると子どもができるの。だから、皆もそのうち夢の中でちょっとエッチな夢を見て、気持ち良くなって、朝になるとパンツを精子で汚すことがあるかもしれない。これを夢精と言って、決して恥ずかしいことじゃないんだ。精子が溜まっていっぱいですよって合図なの。ただ、さっきも言ったように、男って、3日程ですぐいっぱいになっちゃうから、いつも出したくて溜まらなくなってしまう。それで、ついオチンチンを触ってると、そのうち気持ち良くなって、自分で出すようになります。このことをオナニーとかセンズリとかって言うんだ。だから、本当は皆が知らないところで、お父さんやお兄ちゃん達は、オナニーしてるかもしれない。先生も、毎日オナニーして出してますが、それでも時々オチンチンから出したいよって命令が来ると体育教官室のシャワー室や、トイレでついオチンチン弄ってしまうことがあります。ただ、残念なことに、大人の世界じゃあ、あんまりオチンチンのことを人にべらべらと話すとダメなことだって思う人が多くて・・・。だから、みんな隠れてコソコソとやってしまうんだ。皆が大人になった時は、堂々とお話しできるようになると良いけど・・・」
「先生!じゃあ、オチンチンから出るけど精液って汚くないの?」
「さっきも言ったように、子どもを作るための種みたいなものだから、決して汚いものじゃないよ!」
「先生は、毎日どうやって出してるの?」
「じゃあ、先生のやり方を見せてあげるよ!ただ、実はやり方はみんなそれぞれ違うんだ!自分が一番気持ち良いやり方を見つけるのが大事だと思うよ!そうだ、絢人と瑛太、恭平、そのビデオカメラで、撮ってくれないか!今後の授業に使いたいし・・・」
 そう言うと、子ども達に囲まれながら、孝一郎はオナニーを始めた。孝一郎のオナニーを子ども達は真剣な目で見つめてきた。そして、子ども達の目の前でオナニーする孝一郎の姿を3台のビデオカメラが撮影し続けた。
『はうっ、そんな目で見られると、俺っ恥ずかしいよ!恥ずかしいけど感じてしまうんだ・・・もっと、もっと俺のことよおく見てぅれよ!すげえっ!教室でこんなことしてるなんて、なんてど変態な先生なんだ・・・しかも、ビデオまで撮らせて・・・があっ!上がってっきた!もっと、もっと楽しみたいのに・・・』
「じ、じゃあ、先生これから、精液を出すよ!射精って言うん・だ・・・少し離れて・・・」
 孝一郎は、そのまま寝転び、真上に射精するようにチンポを真上に向け扱いた。
「じゃあ、逝くよっ!逝くよっ!よく見てて、先生、逝くよっ!逝くっ!!!!!」
 天井まで届きそうなほど高く、孝一郎チンポから飛び出した精液は、また孝一郎の上にボタボタと落ちてきた。孝一郎は落ちてきた精液の一部をスポイトで吸わすとスライドグラスに乗せ、顕微鏡にセットした。
「ほら、順番に覗いてご覧。先生の精子が見えるよ!」
「おっ、すげえ、本当だっ・・・」
「げっ、虫みたい・・・」
「うひょっ、元気にうようよ動いてる・・・」
 残りのザーメンをタオルで拭うと、男女の人体図解に戻って説明を続けた。
「実は、精子ってすごく弱いんだ。陰嚢で調節しなくちゃダメなほど、少しの熱とか寒さで死んじゃったりするんだ。だから、なるべく卵子の近くで精子を出さないと結合できないの。それで、オチンチンって興奮すると大きくなる様に出来てる」
孝一郎は、また子ども達の目の前で扱き出した。そして勃起させた。
「ほら、よく見て!こうして大きくなった分、ここに入れると卵子に近付き安くなるでしょ!じゃあ、実際どうするかと言うと・・・。先生は、男だから、おマンコがないので、今日は先生のお尻の穴を使って紹介します。お尻の穴と言っても、今日はキレイにしてきたから、別に汚くないよ!」
 そう言うと、孝一郎は、ディルドを取り出しローションを塗り込むと、机の上に寝転び、両足を抱えて、ケツを丸出しにし、穴にもローションを塗り込め、ディルドを入れて見せた。
「女の人も、こうやってオチンチンをおマンコの中に出し入れすると、どんどん気持ち良くなってくるんだ・・・あふっ、先生も気持ち良くなってきた・・・」
 大股開きで、子ども達の前でチンポよりデカいディルドを使い出し入れして見せてる。もう興奮の局地だった。孝一郎は、起き上がると机の上にディルドを立て、上からスクワットしながら、ケツを振った。そして自分で自分の乳首を弄った。
「だあっ、もう無理だっ!逝くよっ!逝くよっ!よく見てて、先生、逝くよっ!逝くっ!!!!!」
 ケツにディルドを突っ込みながら、またザーメンをぶっ放して、その日の授業は終わった。

「先生っ!僕、この間夢精したの!夢の中で先生出て来てエッチなことしてたら気持ち良くなって・・・」
「あっ、俺も・・・。でも俺は、おマンコ実際に見たことないから、先生のお尻の穴に入れてる夢見てたら夢精してた!」
「だははははははっ!そか!じゃあ、実際に先生のお尻の中入れてみるか?」
「えええええええっ?ずるい!俺も入れたい!」
「ええっ、僕も・・・」
「じゃあ、順番にみんなで入れてみるか?」
「は〜い!」
 孝一郎の性教育は、まだまだ終わりそうになかった・・・。


 そして・・・

「ハア、ハアっ、ハアっ!もう許してください!」
「先生っ、好い加減、小学生だと舐めない方が良いよ!」
「そう!そう!みんな、先生のノリに併せて乗ってやってるけどさ・・・」
「そうそう!自分の欲求満たすために、俺たち使うってのは、大人としてどうなんだろうね・・・」
 体育館の体育倉庫の中で、孝一郎は、ロープで縛り上げられ、竹刀で打たれ続けていた。それでも、孝一郎のチンポは萎えずに勃起し、先走りを垂らし続けていた。そこにいたのは、絢人と恭平と瑛太だった。(第1部終わり)
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(妄想小説)体育教師の性教育授業 第4話 [妄想小説]

 その年は、空梅雨で4年1組が水泳の授業がある時に限って雨が降らなかった。ところが夏休み直前、突然台風が発生し、近づいて来た影響で、大雨になり水泳の授業が中止になった。そこで、体育館でマット運動をすることになった。子ども達は体操着に着替え、体育館に急いだ。
「雨でプール中止になったけど、体育館で先生オチンチン見せてくれるのかな?????」
「性教育って教室でカーテン閉めて真っ暗なとこでやるもんだと思ってた・・・」
「えええええええっ?もう忘れてるよ!大人ってそう言うもんだよ・・・」
 体育館に着くと、高野先生は、相変わらずピチピチのタンクトップに、真っ白な薄い生地のスパッツだった。先生の指示で、体育用具室からマットと跳び箱を持って来て、並べると、マットの横に並んで体育座りをさせられた。
「さて、今日は雨降りなので、跳び箱をします!」
 孝一郎が、そう言うと、子ども達からブーイングが起こった。
「えええええええっ?先生の嘘つきっ!」
「なんだ、どうしたんだよ!」
「だって、雨が降ったら、先生のオチンチン見せてくれる約束だったじゃん!」
「そうだよ!そうだよ!やっと雨が降ったって喜んでたのに・・・」
「先生だけは嘘つかないって信用してたのに・・・」
 孝一郎なりの作戦だった。自分から見せる訳にはいかなかった。せめて子ども達に言われたからと自分に言い訳することで、自分を正当化しようと考えたのだった。子ども達に、そう言われた時には、もう既に孝一郎のチンポは勃起し始めていた。体育館のこの明るい場所で、チンポを子ども達に観察される。それを思うと、先走りが止まらなかった。もう今すぐにでも脱ぎたくて仕方なかった。
「じゃあ、仕方ないなあ・・・。オチンチン見せれば良いな!じゃあ、ほれっ!」
 孝一郎は、子ども達を焦らすように、一瞬、スパッツを下げて、チンポを出したが、すぐにまた隠した。
「えええええええっ?見えないよ!大人のオチンチンじっくり観察させてくれるって約束じゃん!」
「じゃあ、仕方ないなあ・・・。このことは誰にも、お父さんやお母さんにも秘密だぞ!約束守れる人だけに見せるから・・・」
 そう言うと、孝一郎は、タンクトップを脱ぎ捨て、スパッツを脱ぎ捨て、マットの上に寝転がった。その為のマットだったし、目隠しのための跳び箱だった。孝一郎が、マットに寝転ぶと子ども達がみんな近づいて来て、孝一郎を取り囲み、じっと孝一郎の素っ裸を観察し始めた。
「すご〜い!いつも見てるけど、先生の身体って、ゴツゴツして逞しいよね・・・」
「オチンチンも、もう大きくなってる・・・」
「先生、身体触っても良い?」
「いいよ!でも優しく触ってくれよな!」
 初めて触れる大人の男の身体に子ども達はおっかなびっくりで恐る恐る手を伸ばして、孝一郎の身体に触り始めた。あちこちから伸びてくるたくさんの子ども達の触り方があまりにも微妙過ぎて、孝一郎は焦れってしまい、自ら子ども達の手に身体を押しつけた。子ども達も触ることになれてくると触り方が段々大胆になってきた。乳首を摘ままれ、引っ張られた時には、思わず声が漏れた・・・
「あふっ・・・」
「先生、ごめんなさい!痛かった?」
「ううん、気持ちいいんだ!そうされると、男の人でも気持ち良いんだよ!」
 孝一郎は、自ら乳首を差し出した。
「あっ、オチンチンの先から何か垂れてきた・・・」
「えっ、おしっこ?先生、おしっこ漏らしちゃったの?」
「違うよ!大人の男って、気持ちが良いと少し粘りけのある先走りって言う液がオチンチンから出てくるんだ!」
「先生、オチンチン触っても良い?」
「いいよ!だけど、順番な!みんなで交代しながら順番に触って!」
 子ども達は、順番に孝一郎のチンポを触ってきた。あるものは亀頭の上から手のひらで握りグリグリと動かしてみた。またあるものは、金玉の重さを量るようにポンポンと上下に動かした。チンポを握るだけの子もいたし、上下に扱きだす子もいた。どれもが、予想不能な動きで、その度に孝一郎は、感じてしまい腰を浮かし、声を出した。大勢の子ども達に観察されながら、自分のいやらしい姿を見られ、弄られ、もう孝一郎は、興奮の絶頂で、ザーメンを飛ばす寸前まで追い込まれていた。誰かの手が、金玉の奥に入り、孝一郎の肛門に触れた。
「があっ!だめだよ!だめっ!逝っちゃう!逝っちゃう!逝くっ!逝くっ!逝くよ!見てて、逝くよっ!!!!!!」
 孝一郎の声に、みんなが少しびびって後ろに下がった瞬間、孝一郎のチンポの先から、濃く大量のザーメンが天井に向かって飛び出し、そして素っ裸の孝一郎の上に落ちてきた・・・。
「ええっ、先生っ・・・大丈夫?」
「すごい!白いのがいっぱい出たっ!」
「あっ、ちょっと変な臭い・・・」
「・・・ふはあっ・・・すげえっ!気持ち良いっ・・・これはね、精液って言う液体で、この中に精子って・・・あっ、もう時間だ!じゃあ続きは、また今度な!急いで跳び箱とマット片づけて・・・!」
 授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響き、孝一郎は、慌てて身なりを整えると、子ども達を手伝いながらマットや跳び箱を片付け、授業を終えた。体育教官室に戻ると、すぐにシャワーを浴び、自分のザーメンを流した。そして、さっきの授業を思い出しながら、また1発抜いた。
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(妄想小説)体育教師の性教育授業 第3話 [妄想小説]

「まあ、いずれにしても保健体育で性教育しなきゃならねえし、その時に俺の身体使って教えるか!」
 そう自分に言い訳しながら、日誌の下で孝一郎のチンポは勃起していた。これまでも、何人かの前で露出したことはあったが、子どもの純粋な目でじっと股間を見つめられると、見られる恥ずかしさは大人以上で、その分余計に興奮していまった。あまりのドキドキ感に、孝一郎は体育教官室に戻ると、すぐにトイレに駆け込み、勃起して収まらない自分のチンポを扱きたくった。

 その日以降、孝一郎の格好は、どんどん派手に、というか薄くなっていった。上はピチピチのタンクトップやTシャツで、下はノーパンで白や黄色、水色などの薄い色のスパッツか、または薄くペラペラのランニングパンツで、時々金玉やチンポの先がはみ出していたりした。
 次の水泳の授業でも、孝一郎は、露出用に前当て切り取った薄黄色の極小ビキニで授業を行った。この前見た泳力チェックでクラスを6段階に分け、グループを作り、それぞれに課題を与えた。もちろんトップのグループは絢人1人で、負荷を掛けながら授業中ずっと泳ぐように指示した。レベル別でのメニューも、なるべく楽しく遊びながらを基本にメニューを作り、満遍なくそれぞれのグループの中に入って見本を見せたり、手や足を取り、泳ぎを教えた。一番下のレベルのクラスは、まずは水に慣れることを目標に、頭まで沈んでは、水から飛び出す動きを数を数えながらやらせた。見本を見せるため、一旦深くプールの底まで沈み込むと、一気に飛び上がった。孝一郎は、わざと子ども達の目の前で、透け透けの水着の股間を見せつけるため、なるべく高く飛び上がり、沈むを繰り返した。そして飛び出る度、孝一郎の股間の膨らみが増す様子も見せつけた。また、その後はいくつかの色の付いたおはじきをプールに沈め、何個見つけることができるか競わせたりした。その時も、わざとプールの底に沈み、自分の身体でおはじきを隠すと、潜ってきた子ども達に自分の身体の下に手を入れさせたり、水着の中におはじきを隠し、自分の水着の中に手を入れさせたりした。少し泳げるレベルの子ども達には、プールサイドに腰掛けると、プールに入った子ども達の前で、わざとゆっくり足を交互に上下に大きく開き、バタ足をやってみせながら、子ども達の目の前で自分の勃起し始めたチンポやケツを見せつけた。少し泳げる子ども達には、それぞれ手足を取りながら実際の動きを教えたが、その際も子ども達の両手を引きながら、水中の自分の勃起を子ども達の目の前で晒し続けた。長く泳げる子ども達には、それぞれお腹を支えてやり、実際に手足を動かせ、悪いところを直したが、子ども達の中に、何人もが孝一郎サイドの手で水を掻く際、孝一郎の股間に手を当ててくる子どもがいた。孝一郎は、触られる度にチンポが勃起を増し、水着のウエストのゴムを持ち上げ、亀頭がはみ出したが、それでも何度でも好きに触らせ続けた。
 もちろん教え方として何ら間違ってはいないが、少しやり過ぎかなと自分でも反省する程だった。それでも梅雨だと言うのに、なかなか雨が降らなかった。
「今日の先生の水着も凄かったね・・・チンチンも、モサモサの毛もばっちり見えてたよ!」
「だって、何度も目の前でジャンプするんだもん。そりゃどうしても見ちゃうって・・・」
「おはじき、水着の中に隠した時は、ビックリしたね!」
「みんなで取り合いになって、先生の水着、脱げかけてたもん!」
「でへへへへへっ、あの時俺、直接先生のチンチン握っちゃった!すごく固かったよ!」
「僕たちは、目の前でゆっくり足を上下に開いてバタ足のやり方教えてくれたから、もうチンチンも金玉もばっちし見えたよ!」
「お尻の間も毛深いの見たもんね!」
「俺らは、1人1人手取り足取りだったよ!んで、両手を持って引っ張ってくれてる時は、目の前で水の中にある先生のオチンチン見ちゃった!」
「僕たちは、手で水を掻く度に、先生のオチンチン触れたんだぜ!時々、当たりすぎて先生のオチンチンの先っちょが出て来たけど、先生、無視して続けてたから、もっと触っちゃった!」
 子ども達は、次の水泳の授業が楽しみで待ち遠しかった。そのお陰で、6月の末までには、ほとんど全員が50m以上泳げるようになってきた。
 体育教官室に戻ると、もう癖のようにトイレに行き、個室で全裸になると、今の授業での子ども達のことを思い出した。
「おはじぎを水着に隠したのは、ちょっとやり過ぎたかもしれないけど、あの時、誰かが俺のチンポを握って扱いて来た時は、もうザーメン漏れそうになったなあ・・・。それに何度も水中で、俺の股間に触られ勃起し、ビキニの上から亀頭がはみ出した瞬間、どうしようかと迷ったけど、そのままにしてたら、余計に触られ、逝く寸前だった。今日も、俺のいやらしいチンポを大勢の子ども達にじっと見られた・・・」
 孝一郎は、3発抜くまで、トイレから出ることができなかった。
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(妄想小説)体育教師の性教育授業 第2話 [妄想小説]

 6月になり、プール開きが行われると、水泳の授業が始まった。日本一の水球部を作りたいと願う校長と理事長は、今から中学・高等部の生徒を鍛えても無理だろうし、反発も多いだろうからと、水泳に関しては小学生だけを任せてくれた。一応、中学・高等部の生徒達の泳ぎは、それぞれの体育教師の許可を取ってプールサイドから見学させてもらいながら観察させてもらったが、散々な結果に終わった。否が応でも小学部、特に絢人の泳ぎに期待を寄せてしまう孝一郎だった。
 だから、絢人のクラスで初めて水泳の授業をする日は、気合いが入っていた。さあ次は絢人のクラスの水泳の授業だと、体育教官室で着替えようとして孝一郎は慌てた。その日気合いの入った孝一郎は、自分が持ってる中で一番お気に入りで、最近買ったばかりのまっ白なビキニタイプの水着を持って来た。元々、少しナルシスト的な傾向がある孝一郎は、人の注目を浴びたり、人に見られることが好きだった。それ故、孝一郎は露出好きなところがあった。買って来た真っ白なビキニタイプの水着も、1枚は通常用で、もう1枚は前当てを切り取った露出用の水着だった。今朝、どうやら慌てて出て来た時に、間違えて露出用の水着を持って来てしまっていた。だが替えはない。水に浸からなければ、大丈夫だろうと覚悟を決め、露出用のビキニに足を通した。
 絢人のクラスの水泳の授業が始まると、まず子ども達みんなにどれぐらい泳げるか聞いて見た。
「さて、じゃあどれぐらい泳げるか、順番に泳いでもらおうか?まず、全然泳げない人は手を挙げて・・・。じゃあ、少し泳げるって人は?はい、手を下ろして、プールの向こう側までなら泳げるって人は手を挙げて・・・。じゃあ、最後それ以上泳げるって人は立って」
 狙い通り絢人だけが立った。
「ほうっ、橋本は25m以上泳げるんだ・・・良しっ、じゃあ泳いでみて!飛び込みは出来るか?じゃあ、飛び込み台から飛び込んで、これ以上無理ってとこまで、泳げるだけ泳いで!用意、スタートっ!」
 子どもの頃から水泳を習っているとは言え、単に無理なく趣味の範囲で泳げる子どもと、才能を秘め将来水泳選手として活躍を期待できる子どもとは、特に水泳が身体全身を使う運動だけに、一見するだけで違うものだ。絢人は、後者だった。まだまだ未熟なところはあるとは言え、無駄のないノビノビとした泳ぎで、特に水に逆らわず、それでいて水の浮力を上手く生かし、軽く水に浮いて泳ぐ、理想の泳ぎだった。
「ほうっ、こいつちゃんと鍛え上げれば、もしかしたらオリンピック狙えるかも・・・」
 孝一郎は、素直に絢人の泳ぎに感心していた。その後、何人か目に付く生徒はいた。池田恭平と服部瑛太。だが、2人はあくまでも運動神経が良く、身体の使い方が判っているだけで、鍛えることである程度のレベルの選手にはなれるだろうが、それ以上となると天性には欠けているように思えた。だが、孝一郎は絢人の泳ぎが期待していた以上だっただけに、やけに嬉しくてテンションが上がってた。
 残り時間が、10分程になったところで、みんなをプールサイドに上げて、これからの事を説明してる時だった。子ども達の目が、孝一郎の股間に集中していた。確かに思春期が始まったばかりの男の子達だ、大人の股間は気になるだろう。だけど、妙にその視線が熱く感じられた。
「ふぇっ、ど、どうした?」
「先生のオチンチン見えてる。それに、モサモサの毛も・・・」
 そう言われて自分の股間を見ると、ずる剥けの亀頭や、血管の絡みつく竿までが、水に濡れ透けたビキニの生地越しに丸見えだった。しまったと孝一郎は思った。授業の途中で、気合いの入った孝一郎は、露出用のビキニを履いていることをすっかり忘れ、子ども達と一緒に水に入って指導してしまった。もともと水着の下にサポーターを履く習慣のない孝一郎が、サポーターも付けず、前当ても切り取った極薄で極小の真っ白な水着を着て水に入ったため、孝一郎の股間は、まるで水着を履いていないように丸見えだった。しかも、目の前の子ども達に至近距離で見られてると思うと、孝一郎の股間がムクリと頭を持ち上げ始めた。
「あちゃーっ、この水着失敗だな・・・。こんなに透けるって・・・でも、みんなもお父さんとかお兄ちゃんとかのオチンチンとか見慣れてるでしょ?」
 孝一郎は照れ隠しに、日誌で股間を隠しながら、そう聞いて話題を逸らそうとした。
「えええええええっ?お父さんのオチンチンって見たことある?」
「小さい頃、一緒にお風呂とか入ってたけど、見た記憶ないなあ・・・」
「僕、一人っ子だし、お兄ちゃんいないし・・・」
「ねえ!見たことなんかないよね?」
 子ども達の反応は、予想外だった。
「じゃあ、銭湯とかお風呂とか行かないの?」
「銭湯って何?」
「お風呂って、おうちのしか入ったことないし・・・」
「温泉行ったことあるけど、家族風呂って言うの借りたから・・・」
「へえっ、じゃあ大人のオチンチンって見たことないんだ・・・。じゃあ見てみたい人?」
「は〜い!」
 子ども達全員が一斉に手を挙げ返事した。
「それに先生の身体ってお父さん達と全然違うもん!」
「そうそう、おっぱいだって大きいし、ごつごつしてるし、足だって僕たちの身体より太いし・・・」
「熊みたいに毛深いし・・・。お父さんツルツルで身体に毛生えてないよ!」
「俺んとこのお父さんも腋と足にはあるけど・・・先生みたいに身体中には生えてない!」
「オチンチンも先生の大きい!」
「そうそう、お父さんのオチンチンって頭のとこ皮被ってる」
「ずる剥けで、先生みたいに大きなオチンチン見たことない!」
「じ、じゃあ、今日は、もう時間ないし、次雨が降ってプール出来ない時に、見せてあげるよ!」
 わ〜い!これまでで一番の歓声が上がった。これまでどの授業より子ども達の反応が良く、たくさん話できたことで、孝一郎はテンションが上がっていた。それに子ども達に、身体やチンポのことを褒められ尊敬されたようで、それもまた嬉しかった。
「すげえっ!先生のオチンチン見れる!」
「逆さ坊主作って、雨降るように神様にお願いしないと・・・」
「俺も、作って下げとこ!」
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(妄想小説)体育教師の性教育授業 第1話 [妄想小説]

「はあっ、ふうーっ・・・・・」
 高野孝一郎は、鏡の前でネクタイを締めると、短く刈った髪の毛を撫で付けながら、ため息をついた。
「俺は今日から、学校の先生になる。基本的には、体育教師として中学生と高校生相手に体育の授業をすれば良い。そして部活として水球部を立ち上げ、日本一を目指せば良い。だが小学生の副担任も兼ねるとはなぁ・・・」
 孝一郎は、これまで水球の日本代表の強化選手として頑張って来たが、もうすぐ28歳になることを考えるとタフなスポーツである水球をこのまま続けるには体力も衰えてきた。選手としての寿命は、どれだけ頑張っても、もう後数年だ。それから先を考えると潮時だと思っていた。そんな折、ある有名男子校で水球部を立ち上げ日本一を目指すためのコーチにならないかと誘われた時は、正直嬉しかった。そうか、後輩を育てる側に回れば良いんだと思った。だが、現実はそうそう甘くなかった。まだ中学生や高校生相手の体育の教師なら、これまで水泳教室などでそれぐらいの世代を教えたこともあり、体育だけなのでそう難しくもないだろう。だが小学生相手にしてきた経験などなく、こんな自分に懐いてくれるのか、嫌われはしまいか、それが不安だった。
「俺に、小学生相手出来るんだろうか?校長は、子ども達の兄貴分として相談に乗るだけで良いとは言ってたが・・・」
 孝一郎は、またため息を一つついて、そして自分に活を入れた。引き受けた以上、できる限りのことをする。それだけだと自分に言い聞かせ、自宅を出た。

 孝一郎が行くことになる学校は、質実剛健・文武両道を目標に小学から高校までの一貫教育で、各学年30人2クラスと言う少数精鋭で、卒業生のほどんどが東京大学などの有名大学に進学している進学校として有名な男子校だった。ただ文武両道と言う割には、残念ながら運動面での活躍は聞いたことがなかった。たぶん校長や理事長としては、その面でも、名を馳せたいのだろう。しかし一気に有名になるためには、全国大会で優勝しなければならず、今から野球やサッカーなどで有名になるためには、多くの費用と時間が掛かることになるだろう。そこで目を付けたのが水球ではないかと思った。あまりにタフなスポーツであるがゆえ、競泳なら取り組む学校はあったが、水球部のある学校は、まだまだ少なかった。そこで目を付けられたのが、孝一郎だった。さすがに昔から有名な進学校で、就職は決まり3月になるとすべての生徒の顔写真や成績、キャラクターなどの資料が送られて来た。特に、副担任になる小学生達の資料は詳細で、早く生徒達に馴染めるようとの配慮だった。

 始業式の始まる2時間程前に学校に行くと、まず校長室と理事長室を訪ね、挨拶した。その後、副校長の案内で、高等部から順に各部の先生達に紹介された。さすが有名校だけあって、中にはテレビの番組で教育問題などを語っている有名な先生も何人かいた。だが、皆が孝一郎の父親と同じかそれ以上の年齢の先生ばかりで、孝一郎と同じぐらいの年齢の教師は誰もおらず、一番若い教師でも、孝一郎の一回り上の40歳の同じ体育教師だった。孝一郎が、挨拶に各部や施設など校舎内を案内されていると、早速噂を聞きつけた中学・高等部の生徒達が遠巻きに覗きに来た。彼らを見掛け、ちょっと手を振ったり、ウインクすると一斉に歓声が上がった。
 各部ごとの始業式が始まると、早速それぞれの部で、孝一郎が紹介された。特に高等部では、登壇した途端に、大きな歓声が上がり、孝一郎はかなり照れくさかった。孝一郎の、子ども達に対する最初の印象は、有名進学校だけあって、大人しそうで真面目だと言うものだった。
 そして、始業式が終わり、副担当となる小学部の4年1組の教室に、担任の小池先生と一緒に入った。小池先生は、国語が専門で高等部でも古典を教えており、有名な著書などもあり、あと数年後には退職を迎える60代の優しそうな先生だった。さすがに、高等部のような歓声は上がらなかったが子ども達が、自分のことを興味津々っで見つめてくるのが、少し照れくさかった。
「4年1組の皆さん、おはようございます!私がこの4年1組の担任の小池柊一郎です。そして今年からこの学校に来ることになった高野孝一郎先生が副担任として、これから1年間、皆さんと一緒にお勉強することになりました。よろしくお願いします!」
「はい!そこっ、無駄話はしない!小池先生のお話中だぞ!」
 ここは、一発噛まして置かないとと思い、小池先生のお話中もざわつく教室に活を入れた。
「いや!いや!まあまあ、新しいクラスと言うのは、ワクワクして楽しいもんですから。それに今日は、高野先生みたいな若い先生が来たものだから、みんな浮き足だっているんですよ!ついね・・・、じゃあ、高野先生も自己紹介を・・・」
 小池先生がそう諭すと、孝一郎も、ちょっとやり過ぎたかなと照れくさかった。
「はい!皆さんっ!こんにちは!高野です。これから1年皆さんと一緒にここでお勉強します。ビシビシ鍛えていきますから、必死で食らいついて来てください。なお先生は、中学・高等部の体育の先生も兼ねてますから、体育館の体育教官室が先生のいる場所です。何か聞きたいことや相談したい事があったら、いつでも遠慮無く体育教官室に来てください!普通は、小学部の子ども達が入ることはないのですが、先生の担当の生徒ですから、皆さんは特別です!いつ来ても大丈夫ですよ!んじゃ、よろしくお願いします!」

「本当に、俺だめだなあ・・・」
 子ども達に挨拶した後、体育教官室に戻ると、孝一郎は机に突っ伏した。
「最初は、もっと軽く優しくやるつもりだったのになあ。つい体育会のノリで挨拶してしまった・・・。はあっ・・・」
 孝一郎は、大きくため息をついた。学校から送られてきた資料で、それぞれの生徒達の顔と名前は覚えていた。一通り実際に見て確認できた。孝一郎が、資料の中で、目を止めた生徒が1人いた。橋本絢人だった。外交官で柔道家の父を持ち、幼い頃から柔道と水泳に親しんでいるとあった。進学校で、勉強好きな生徒が多いなか、唯一孝一郎の体育会のノリを理解してくれるんじゃないかと期待もしたし、もしかすると先々、この学校の水球部が日本一を目指す際の中心人物になるかもしれないと思うと、正直早く絢人がどんな泳ぎをするのか見てみたいと思った。
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(妄想小説)熊のお巡りさん 第5話 [妄想小説]

 謙蔵は、県警の人事課に問合せして、今年の採用条件を聞き、登真の許可をもらって高校時代の成績表を取り寄せた。あと1ヶ月しかないが、10月の採用に間に合うかもしれない。学科だけ合格できれば、柔道の腕もあるし採用される可能性が高いことが判った。ただ、現在働いている工場のこともある。謙蔵は、登真の会社の人事部長に話をした。
「えええええええっ?吉川君って、そんなに凄い柔道家だったんですか?私も会長も、実は柔道ファンで、会長に話してみます!日本柔道を背負って立つかもしれない奴がうちの会社にいるって・・・」
 翌日、すぐに人事部長から電話があり、警察の試験に合格した場合、特例で会社都合による退職としてくれる手はずになった。万一、落ちても次の採用試験まで、今のままの条件で働かせてくれることになった。

 謙蔵は、警察庁から謙蔵の勤める警察署に派遣され、副署長をしている黒田警視を訪ねた。
「失礼します。斎藤警部補です。実は、個人的な、いや警察の、いや強いては警察庁の、いや強いては日本柔道界の将来の明暗を分けることになるかもしれない件でお願いに上がりました」
「えらく大層だな・・・。どんなことだ?」
「いやっ、実は勉強を見て欲しい奴がいるんですけど・・・。たしか警視、東大卒っすよね・・・。それだけ頭が良いかと・・・。できの悪い奴がいるんですが・・・。柔道の腕だけは、下手するとオリンピック出れるぐらいの奴なんです。事情があって、今、工場で働いてるんすよ。で、そいつを来月の試験で合格できるぐらいまで仕込んでもらえないかと・・・。この短期間にそこまで仕込めるほどの頭脳とテクニックを持った方って、警視しか思いつかなくて・・・。しかも、まだ独身なんで、時間も暇も持てあましてるかと・・・」
「独身とか、暇持てあましてるとか、余計なことを・・・。何だ、そんなに強いのか?」
「ちょっと大きな声では、言えないのですが、講道館の今井館長も、太鼓判でして・・・。このまま埋もれさすのは忍びないと・・・」
「今井さんが、そう言ってるなら、間違いないだろう。で、勉強の方はどうなんだ?」
「まだ始めたばかりで・・・。一応、これが高校時代の成績です。卒業して4年ほど経って、それから少こ〜しだけ、いろいろと忘れてるかもしれないですが・・・」
「本当、お前は相変わらず調子が良い奴だなあ・・・。問題は数学と英語か・・・。まあ、英語は特に試験に出ないから・・・。他の科目は、結構良いのにな・・・。仕方ない、1ヶ月だけだぞ!今日から、家に来るように言っておけ!」
「あの〜っ、ついでに飯も食わせてやってもらえると・・・」
「はあっ・・・?判った!判ったよ!合格したら、ちゃんと俺にお礼に酒の一つも奢れよな!」
「俺におれいだって・・・(笑)また〜っ、お上手なんだから!プッ!了解しました!酒でも、焼酎でも、メチルアルコールでも、何でも1杯だけ奢らせて頂きます!では、よろしく!」
「お前、どんどん安くなっててるじゃねえか!」
 後は、登真次第だ。あいつ、試験始まると、慌ててしまい緊張しすぎると言ってたからなあ・・・。

「試験どうだった?」
「・・・。今回は、少し落ち着いて書けました。それに黒田警視に教わったところ、結構出たし・・・。でも・・・」
「そっか、まあ1ヶ月だったもんなあ・・・。まあまた次の採用目指せば良い!」
 謙蔵と登真は、残念会を駅前の焼き鳥屋で開いた。翌日、警察署に登庁すると、みんなが謙蔵のことを期待して見つめてきた。謙蔵と登真のことは、もう署内では有名だった。そして謙蔵が、登真の将来のことを考え警察官になれるよう応援していることも、黒田警視が、この1ヶ月登真の勉強を見ていることも、登真が必死で警察官になるため勉強を続けていたことも、皆の周知のことだった。謙蔵が首を横に振ると、みんながガッカリした顔をした。

 それから数週間後の週末、黒木署長から謙蔵のいる交番に電話があった。
「おう!斎藤か?秘密の伝言だ・・・。良く聞けっ!・・・・・。サクラが咲いたぞ!」
「バンザ〜イ!バンザ〜イ!バンザ〜イ!」
 交番で一緒に勤務し、登真を一緒に保護した宮本警部は、突然、謙蔵が叫びだしたことに驚いたが、すぐに事情を理解し、一緒にバンザイをした。
「こらっ!秘密だって言ってるだろうが・・・。グスン・・・」
 黒木署長も泣いてるみたいだった。心配になった黒木署長が、昔なじみの県警の人事部長に、それとなく教えてもらったらしい、数日後には登真に合格通知が届くだろうと言うことだった。
 その日も登真は、交番にケーキを持って遊びに来た。登真を見た、謙蔵と宮本警部は、お互い顔を見るとニコニコと笑顔で登真に接した。
「どうしたんですか?謙蔵さんに宮本さん。やけに今日は浮かれてますね!」
「まあな・・・。良いことがあったんだよ!なあっ!ぷっ、クスクスっ・・・」

 それから1週間後、登真が県警からの封筒を持って、交番を訪ねて来た。どうしても怖くて一人じゃ見れないらしい。
「ちゃんと一緒に見てやるから・・・ほれっ、ハサミ!開けるぐらいは自分で開けなっ・・・!」
 謙蔵は、ぶっきらぼうにハサミを登真に渡した。登真は、思いきって封筒の口をハサミで切ると、中身も見ずに文書を謙蔵に突きだして来た。謙蔵と宮本警部は、二人でニンマリ笑いながら、内容を確認するとわざと大きなため息をつき、ガッカリした表情を作った。そして広げた手紙を登真に返した!
 登真は泣きそうな顔をしながら、謙蔵の差し出した手紙を受け取ると中身を読み始めた。その瞬間、謙蔵と宮本警部は、登真に向けて用意しておいたクラッカーを鳴らした!
「おめでとう!登真っ!合格だってよ!」
 登真の目から涙がこぼれ落ちた。謙蔵も宮本警部も、一緒に泣いた。
「それにしてもよお、本当、お前、ここで泣いてばっかりだな!」
「ヒックっ・・・。謙蔵さんだって・・・」
「俺は、少なくとも今回が初めてだよ!」(終わり)
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(妄想小説)熊のお巡りさん 第4話 [妄想小説]

 それから1週間程過ぎた頃、登真がひょっこり交番を訪ねてきた。
「あっ、登真君・・・」
「登真っ、お前そんなことなら、なんですぐ相談しに来ないんだ!心配したじゃねえか・・・」
「すみません!ご心配掛けて・・・」
「もお良いっ、すまん!大きな声出して・・・お前が一番辛いだろうに・・・」
「謙蔵さん、とうとう一人になっちゃった・・・」
 謙蔵は、涙の溢れ出した登真を、しっかりと抱きしめた。
「お前、明日休みだろ、今夜はうちに来い!もうすぐ勤務明けるから・・・」

 謙蔵の勤務が明けると二人で駅前の居酒屋で飯を食った。必死で謙蔵が面白い話をするが、登真はニコリと笑顔を作るだけs で笑わなかった。無言のまま、帰宅し風呂に入ると布団を敷き、寝転んだ。すると登真が謙蔵の布団に潜り込んできた。謙蔵は、黙って登真のことを抱いてやった。登真は、必死で泣くのを堪えてるようだった。
「登真、泣きたい時は泣いたら良いんだよ!泣きな!大声だして泣いてみな!そしたら、少しは楽になれるから・・・」
 登真は、押さえていた感情が溢れ出て来たのか、大声で泣き出した。謙蔵は、黙って登真が泣き止むまで抱き続けた。
「ヒックっ・・・。謙蔵さん、ありがとう!ちょっと、楽になった・・・」
「登真、無理すんな!泣きたい時は、泣けば良い!だけど、登真は独りぼっちじゃねえぞ!確かに血は繋がってないけど、俺も、宮本警部も、黒木署長も、それに会社の寮長さんや、仲間だって、みんなお前のこと心配してたんだぞ!だから、決して登真は独りじゃねえぞ!何かあったら、いつでも俺のこと頼って来いよ!俺が、お前の兄ちゃんになってやるからよ!」
 登真は、その言葉を聞くと、ウンウンと頷きながら、また泣き始めた。謙蔵は、しっかりと抱いた。
「謙蔵さん、優しいね・・・。本当の兄ちゃんみたいだ・・・。俺、謙蔵兄ちゃんのこと好きだ!逢った時からずっと謙蔵兄ちゃんのこと好きだった!」
 登真は、そう言うと謙蔵に抱きついてきた。謙蔵は、しっかりと抱き返した。
「俺も、登真のこと好きだよ!お前のことが、心配で、心配で仕方なかった・・・」
 謙蔵は、そう言うと登真の上に覆い被さると、登真の唇に、キスをした。
「明日、あの海にもう一度行ってみよう!」
 そう言って、謙蔵は、また登真を抱きしめた。

 翌日、二人は起きると、すぐに謙蔵の車で、以前訪ねた小さなビーチに向かった。ビーチに着くと、謙蔵の持って来たマットの上に並んで座り、謙蔵は登真の肩を抱いた。登真も、素直に謙蔵に寄り掛かった。そして二人は、無言のままずっと海を眺め続けた。

 登真に笑顔を取り戻して欲しいと思った謙蔵は、必死で考えた。どうすれば登真が喜ぶのか、どうしたら母の死を乗り越えられるのか。何か、一瞬でもその事を忘れて取り組めるものがあれば・・・。その時、登真が海に行った時に、子どもの頃から柔道していたという話を思い出した。試しにやらせてみよう。謙蔵は、昔から謙蔵のことを可愛がってくれていた講道館の井上館長に電話をし事情を話した。
「登真、来週の日曜日、柔道しに行こう!道着は、俺の貸すから・・・」
「えっ?柔道ですか?もう長いことやってないから・・・。謙蔵さんの前で柔道するの恥ずかしいなあ・・・」
「登真、俺、柔道してるのを見ると、その人が判るような気がするんだ!真剣に相手に立ち向かった時、その人の心が戦い方に出るような気がする。だからこそ、俺は柔道が好きだし、無心になって何にも考えないで取り組めるんだと思う。どうだ、久しぶりに柔道してみないか?」
 
 道場に着き、館長にお礼を言って、道着に着替えた。道着に着替えた登真は、いつもより気が引き締まっているのか、いつもより凜々しく、目の輝きが違って見えた。
 一通りの練習が済み、登真と組み合うことになった。
「えっ?????登真・・・。おおっ、こいつできる・・・。油断してるとやられるかもしれない・・・」
 試合は、謙蔵が力尽くで登真をねじ伏せた。だが、一つ間違うと危ない試合だった。
「館長っ!ちょっと・・・」
 謙蔵は、館長に声を掛け相談すると、今、若手で上り調子の選手と組ませてみることにした。
「どうです館長・・・」
「いいね!すごく良いよ!どこにこんな子いたんだ?」
「なんでも、高校までやってたみたいなんですが・・・。その後は・・・」
「今、いくつだ?」
「23かと・・・」
「5年前か・・・。あっ、思い出した!宮崎の吉川登真!確か、国体で良いところまで行ったはずだよ。荒削りだが、思い切った良い試合してた。あの時、優勝した大熊に負けたが、決してひけを取らない試合だった。道理で・・・、もう止めたって聞いてたが・・・。お前どこで見つけた!こりゃ、ちゃんと鍛えたら将来有望だぞ!」
 その国体の時は、階級の違いもあり、優勝候補の1人だった謙蔵は試合に集中してたため、覚えてなかった。
「そうか登真、すごく強かったんだ・・・」

 道場の帰り、車で登真を会社の寮まで送り届けている途中で、謙蔵は登真に聞いた。
「登真、柔道は好きか?」
「はい!大好きです!久しぶりだったんで、思うようにできなかったけど、楽しかった」
「じゃあ、続ける気はないのか?」
「今の工場勤めだと、なかなか時間が取れなくて・・・それに会社に柔道部ないし・・・」
「そうか・・・、お前が警察官なら、鍛えてやれるのになあ・・・」
「あっ、あのお・・・、俺、今からでも警察官になれますか?」
「えっ?警察官にか?」
「ずっと考えてたんです。子どもの時から、特に何になりたいとかって思ったことなかった。今の職場も、俺が成りたいってより、母ちゃんが成れって言うから勤めだしただけで、これまで特にこんな仕事してみたいって思った事無かったんです。斎藤さんに助けてもらってから、もしなれるなら警察官になりたいなあって・・・。ただ俺頭悪いし、とろいし・・・」
「お前、本気で警察官なりたいか?もしそうなら、今からでも間に合うか調べてみるけど・・・」
「俺っ、なれるんなら、警察官なりたいです!」
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(妄想小説)熊のお巡りさん 第3話 [妄想小説]

 国道から、脇道に反れ、松林の中をずっと進んで行き、行き止まりになったところの駐車場に車を駐めた。
「ここまでは、知ってる奴は知ってて来るんだけど・・・、実はこの林を抜けた岩場の向こうに良い場所があるんだ!」
 謙蔵は、持って来たコーヒーポットとビーチ用セットを入れたバッグを抱え、登真を案内した。
「あれっ、行き止まりになってますよ!」
「そう思うだろ?ちょっとこっち付いて来て!」
 正面の岩を左に回り込むと、そこに小さな小道があった。それを降りて行くと、そこにこじんまりとしたキレイな砂浜が広がっていた。
「すっご〜い!キレイ・・・」
 岩場の下の窪んで、洞穴のようにヘコんだ場所に、シートを広げた。
「さあ、取り敢えずお昼にしよう!」
「はい!すぐ用意します。謙蔵さんは、コーヒーの用意お願いします!これ、コップ・・・」
 二人でお昼の準備をして、登真の作ったサンドイッチと、謙蔵の持って来たコーヒーで海を見ながら食事を楽しんだ。
「登真、でもお前、料理上手いよな・・・。このサンドイッチも、すごく旨いけど、最初の時の朝飯もすごく旨かった!」
「かあちゃんが身体弱かったから、子どもの頃からしょっちゅう手伝ってたから・・・」
「じゃあ、かあちゃん仕込みの味なんだな!」
「結構、宮崎って味濃いんだけど、うちはかあちゃん関西出身だったし、身体弱かったから、小さい時から薄味だったんです!でもサンドイッチは、俺の味ですよ!」

 食事が終わると、謙蔵のコーヒーを飲みながら、のんびりと海を眺めて過ごした。
「本当、すごくキレイだなあ・・・。こんなことなら、水着買っておけば良かった・・・」
「じゃあ、泳ぐか?」
「えっ?水着ないですよ!」
「ここ、誰も来ないから、素っ裸で泳げば良いじゃん!きっと気持ち良いはずだぞ!俺は、泳ぐぞ!」
 そう言って謙蔵は、着ていた服を脱ぎ捨て、全裸になると海に走っていって、飛び込んだっ!
「登真も来いよ!気持ち良いぞ!」
 少し躊躇していた登真だったが、思い切って素っ裸になると、謙蔵の方に向かった走ってきて、そして海に飛び込んだ!
「すごいっ!気持ち良いっ!川でしか泳いだことないから、ちょっと怖いけど・・・」
 そう言うと、登真は沖に向かった泳ぎだした。そして、10m程沖に出たところで、突然もがきだした。
「登真、大丈夫か?足でも吊ったか?」
 謙蔵が、急いで登真のところまで近づくと登真が急にしがみついてきた。
「嘘だよ!(笑)」
「こらっ、人を心配させやがって!」
 二人っきりのビーチに、二人だけの歓声が上がった。

 二人でビーチにドライブに出かけてから、謙蔵と登真の仲は、謙蔵に対して登真が軽口を叩くようになるほど、良くなっていった。そして謙蔵に対する呼び方も、斎藤さんから謙蔵さんに変わっていった。ところが、ドライブに出かけてから1ヶ月程過ぎた頃、突然登真が訪ねて来なくなった。最初のうちは、こっちに友達でもできて週末一緒に遊びに出かけたんだろうと思っていた。
「そう言えば、最近、登真君来てないですね・・・。もうかれこれ1ヶ月程来てないじゃないですか?」
「こっちで新しい友達でもできたんだろ?」
「いや〜っ、それにしても1ヶ月はないでしょ?あれだけ来てたんだもん・・・まさか何かの事故とか、病気って訳じゃ・・・」
「おい!おい!心配させんなよ・・・」
「でも・・・」
 さすがに心配になった謙蔵は、会社の寮の寮長に電話した。
「もしもし!ご無沙汰してます。警察の斎藤です。登真君、元気にしてますか?ここ随分と長いこと顔見せてないんで心配になって・・・」
「あああっ、斎藤さんですね!あの時はお世話になりました!吉川君ですね・・・。実は、お母様が、1ヶ月程前に倒れられて、それで吉川君、有給取って実家に戻ったんですが・・・。先日、お亡くなりになって・・・。向こうでの、葬儀等が終われば戻って来ると思うんですが・・・。随分と落ち込んでたんで、いつになるか・・・」
「えっ、そうなんですか・・・。判りました。ありがとうございます」
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