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(妄想小説)真夜中のトレーニングジム 第2話 [妄想小説]

 それから1ヶ月の間、3人は暇さえ有れば、一樹のマンションに泊まり込んで、明日真が来るのを待ちつづけた。そして明日真が来ると、その度に明日真が素っ裸でトレーニングする姿を撮影し続けた。
「おい!今の見たか?ベンチの上で扱いてたぞ!」
「見た、見たっ!でも、もっと近くで見たいなあ・・・」
「あそこの会員になって、同じ時間行けば良くね?」
「ば〜か!俺たちみたいな、ハゲ・デブ・ヒョロが行ったって相手してくれるはずねえだろ!」
「そう!そう!しかも、俺たちが居たら、素っ裸になる訳ねえじゃん!」
「まあなあ・・・。なんとか知り合いになって、エロいの目の前で見せてくれねえかなあ?」
「あれだけのガタイと顔だぜ!どっか弱み見っけて、そこに付け込んで、奴隷にするしかねえんじゃねえか?」
「弱みに付け込んで奴隷か・・・。そうなったら天国だけどなあ・・・。ふむ?なあ、ジムってよお、全裸でトレーニングして良いのか?」
「ば〜か!個室でもない限りは、公然わいせつとかで、出来るはずねえ・・・。ん・・・っ!そうか!奴が素っ裸でトレーニングしてるの撮影して、それをネットで流すとか、ジムに訴えるとかって、脅せば・・・」
「でも、俺たちがこうやって撮ってるのも、盗撮にならねえの?ある意味犯罪じゃね?あいつに開き直られたら、俺たちもやばくねえ?」
「偶然、深夜にトレーニングしに行ったら、全裸でやってたんで、これはいけないと思って撮影したっつうのでどうだ?」
「自分は良いけど、ジムに迷惑掛けるっつうのは意外と効くかも・・・」
「あいつ、いつもトレーニングしてる間中、音楽聴いてるし、後からこっそり入れば、もしかしたら上手く行くかも・・・」
「万一、気づかれても、初心者なんでどうやったら良いか判らなくて、撮影しながら確認しようと思ってビデオ持って来ましたって言えば、なんとかごまかせるんじゃね?」
 3人は、その後も綿密な作戦を練った。

 そして、翌日3人は、ジムの会員登録をした。そしてその数日後のこの日、午前2時過ぎに明日真が、ジムに入るのを確認すると一樹は、敬治と庄司に決行の連絡を入れた。3人は一樹のマンションに集合し、カメラやビデオカメラを持って、ジムを訪ねた。
 受付の来場会員名簿で毛深いマッチョ男の名前は、永田明日真で32歳であることが解った。そして、更衣室に入ると誰も来ないと安心しているのか鍵も掛けず開けっ放しのロッカーがあり、スーツやシャツ、ネクタイこそロッカー内に掛けてあったが、履いていた下着などが脱ぎ散らされていた。
「おおおっ!すげえっ!あいつ、普段からこんなどエロいビキニ履いてるんだ・・・。これ欲しいなあ・・・」
「庄司っ!お前、なにあいつのビキニ嗅いでるんだよ!もっとやることあるだろうが!」
「敬治っ!これ見て!これあいつの会社の身分証明書じゃねえ?スーツの内ポケットに入っていた。おい!敬治っ、さすがに財布はやばいだろ!」
「一樹、お前がばかか?財布には大抵、運転免許証とか入ってるんだよ!ほ〜ら、あった!一応、念のため身分証明書と免許証預かっておこうぜ!何かの時に役立つかもしれねえし・・・んじゃ、行くぞっ!」
「やっぱ、このビキニ頂いちゃおっと・・・」

 想像どおり、明日真は音楽を聴きながらトレーニングに集中していた。3人は、こっそり入ると、スクワットマシン横の籠から明日真のタンクトップとトレーニング用パンツも盗み、リュックに入れた。そして明日真の死角から、タイミングを伺っていた。


「なっ、何するんだ!解けっ!放せっ!」
 明日真が必死で抵抗するが、両手と両足の拘束は外れなかった。それどころが、明日真の暴れる様子が、ビデオカメラと一眼レフで撮影された。
「え〜っと、まず言っておきますが・・・、明日真君。俺たちがトレーニングしに来て見たら、更衣室のロッカーが開けっ放しで、こんなものが落ちてましたよ!」
 敬治は、そう言うと明日真に明日真の会社の身分証明書と運転免許証を見せた。
「一応、念のためこの身分証明書と免許証を撮影しておきましょうね!」
 一樹がそう言って、身分証明書と免許証を明日真の首元に置くと、ビデオカメラが明日真の顔と身分証明などを撮影した後、詳細が解るように身分証明書と運転免許証をアップで撮影した。
「なっ、何するんだ!何が目的だ!!!!!!けっ、警察を呼ぶぞ!」
「呼んで頂いても結構ですけど・・・。確か、ここお宅の会社の警備っすよね・・・。どうしてお宅の会社の皆さんは、この状態なのにここに来ないんでしょうね?それにほらっ、こんなものも落ちてたんで、拾ってきました。警察に届けなきゃね!」
 そう言うと、庄司はリュックから、明日真の下着と、トレーニング用のタンクトップとパンツを明日真の目の前で振ってみせた。
「がっ!ちきしょうっ!なっ何が、何が目的だ!」
「別に金が欲しいとかって訳じゃないんですよ!少なくとも明日真君よりは金稼いでますから・・・。それにそんなことしたら犯罪ですからね!おじさん達、ちょっと明日真君と仲良くなって、一緒に遊んでもらえないかなって。それだけで十分なんです」
「そうそう、こんなエロエロなビルダーさんの友達が欲しくて・・・」
「それに、こんな全裸でチンポ扱きながらトレーニングしてる動画が流出すると、明日真君も困るかもしれないけど、ここのジムや、しいては警備してる明日真君の会社も困るんじゃないかなぁ?????」
「なっ、何をすれば良いんだ!」
「そうだなあ・・・まずはカメラに向かって、3人は親友だから、頼まれたら喜んでどんなことでもするって誓約してもらいましょうか」
 明日真は、ビデオカメラに向かって自分と敬治、一樹、庄司の3人は親友であり、3人は自分の露出を手伝うために嫌々撮影させられていると言わされた。そして、その後3人の奴隷になることを誓わされた。
「んじゃ、次は携帯の暗証番号教えて欲しいなあ・・・」
 明日真が、暗唱番号を言うと、明日真のスマホのロックを解除し、明日真の電話番号とメールアドレスを調べ、それぞれ3人の携帯に送った。
「んじゃ、取り敢えず証拠確保するために、先に一樹と庄司は帰りな!この後、解放した時に奪われたら元も子もないならな・・・お前達が帰ったら、騒ぎにならないようこいつの拘束解いてから、すぐ追い掛けるから一樹のマンションで待っててくれっ!」
「明日真君、今日履いて着た下着と、タンクトップとパンツ貰って行ってもいいよね!奴隷だもんね!」
 庄司は、そう言うと明日真のパンツをクルクルと回しながら、一樹と走って出て行った。
「おっと、暴れるんじゃねえぞ!もし暴れたりしたら、あのビデオがどうなるか判ってるだろうな・・・。じゃあ、続きを楽しんでくれっ!」
 敬治は明日真の拘束を解き、出て行った。明日真は、面倒なことになったと、ため息をつき、がっくりと肩を落とすと、トレーニング室の明かりを消し、ロッカーに戻り素っ裸の上にスラックスとシャツを着ると、自宅のマンションに戻った。
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